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2024年度 精神保健福祉援助実習報告会(12月)を開催しました

  • 社会福祉学部

2024年12月4日(水)12時50分から17時40分にかけて、精神保健福祉援助実習報告会を開催しました。
精神保健福祉士課程の4年生14名が、地域実習と病院実習の成果を報告し、実習指導者や担当教員から、質問や講評、ねぎらいの言葉などをいただきました。発表方法は、学生がパワーポイントで作成したスライドを用いて1人あたり10分で発表し、そのあと約5分の質疑応答を 行いました。

この報告会には、精神保健福祉士課程の3年生をはじめ、1、2年生も聴講参加しており、それぞれの立場から様々な質問が寄せられました。発表者は、それらの質問に応答するなかで自身の実習の学びを、さらに深く掘り下げることができました。次年度からはそれぞれの職場で働くことになりますが、そのうえでの大切なことをしっかりと学ぶことができました。

報告のタイトルは以下の通りです。

地域分野報告

・利用者に合わせた支援の提供について
・生活介護事業所における精神保健福祉士の役割理解と利用者の「自立した生活」について学ぶ
・リカバリーに大切なことと精神保健福祉士のかかわり
・当事者の地域生活におけるレジリエンス視点の必要性
・本人の価値観や思いに寄り添った支援を行うためには
・利用者に対する理解を深めることの重要性
・ミクロ・メゾ・マクロレベルのつながりと精神保健福祉士の役割

医療分野報告

・患者理解と考え続けることの重要性
・患者にとっての最善を考える支援のあり方
・地域生活を見据えた患者の自己決定をする力
・退院支援計画作成において留意すべきこと
・退院支援計画の作成におけるアセスメントと課題解決について
・退院に不安を抱える患者に寄り添っていく方法
・依存症の事例から学んだ患者に寄り添った支援について