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2025年度学位論文中間発表会(7月)を開催しました

  • 総合福祉学研究科

2025年7月19日(土)14時半から、総合福祉学研究科中間発表会を開催しました。
「社会福祉学専攻 博士前期課程・後期課程」および「発達支援学専攻 修士課程」の大学院生が、学位論文に向けた研究の進捗状況と成果を報告し、専攻所属教員から指導や助言を受け、また、仲間の大学院生と意見交換をしました。
この発表会は、大学院の公開授業としても位置づけられており、多くの参加者からたくさんの意見が出されました。

社会福祉学専攻の発表会場においては、各学生が15分程度でパワーポイントの資料を用いた発表を行い、その後5分程度質疑応答の時間が設けられました。オンラインでの参加も可能なハイブリッド形式での発表が行われました。

発達支援学専攻の発表会場においては、ポスター発表の形式がとられ、各学生が5分程度で口頭での発表を行い、その後1時間程度質疑応答の時間が設けられました。いずれの会場でも活発な議論がなされ、研究を深めるうえで貴重な機会となりました。

報告のタイトルは以下の通りです。

「社会福祉学専攻 博士前期課程」
・福祉ボランティア活動に参加意欲のある高校生が参加できない要因―長野県における高校生の活動を中心として―(仮)
・外国人女性介護人材の支援課題―地域共生と制度的配慮の観点から―(仮)
・ユニバーサルデザインを取り入れたものづくりの提案(仮)
・会食恐怖症当事者の生きづらさに見る生活課題を考える―自分らしく生きるための支援に向けて―
・外国人ニューカマーの生活課題に対する福祉支援―中国人コミュニティにおける子育てを中心に―(仮)

「社会福祉学専攻 博士後期課程」
・就労に困難を抱える人々の就労の実現に向けて
・触法行為のある障害者のwell-being実現のための地域生活支援
・認知症グループの経営と政策に関する実証的研究―全国調査と質的分析による持続可能な運営モデルの構築(仮)

「発達支援学専攻 修士課程」
・公設型学習塾はいかにして持続可能か―過疎地域における高等学校での実践事例を手掛かりに―
・保育所等訪問支援を通したインクルーシブ保育に関する研究―発達支援の観点から保育士の変化に着目して―
・成人肢体不自由者の生活上の困り感と対処プロセス
・自閉症・情緒障害特別支援学級の自立活動の指導に対する現状と困り感
・知的ギフテッド児とその保護者における躓き経験と保護者会参加に至るまでの経緯についての調査研究