本文へ移動

2024年度学位論文中間発表会(2025年1月)を開催しました

  • 総合福祉学研究科の活動

2025年1月25日(土)14時半から、総合福祉学研究科中間発表会を開催しました。
今年度の社会福祉学専攻博士前期課程(8人)、後期課程(3人)、発達支援学専攻修士課程(3人)の大学院生が、学位論文のための研究の進捗状況と研究成果を発表しました。

所属する専攻のみならず各学部の教員あるいは大学院生同士での活発な質疑と意見交換を通じて、研究の到達点を振り返り、今後の計画を検討しました。

社会福祉学専攻は、4号館103教室で対面とオンラインのハイブリッド形式を使って、院生が1人15分で発表し、5分間の質疑・討論を行いました。
発達支援学専攻は、9号館301/302教室でポスター発表形式によるフリーディスカッション方式を用いて深いディスカッションを行いました。発表用ポスターは正面玄関付近に掲示されます。

この発表会は、大学院の公開授業としても位置づけられており、いずれの会場でも活発な議論がされて、大学院生と教員が学び合いそれぞれの研究を深めるうえで貴重な機会となりました。

報告のタイトルは以下の通りです。

「社会福祉学専攻博士前期課程」

・長野県茅野市における公民協働の福祉のまちづくりに関する一考察ーシチズンシップの視点からー(仮題)

・地方自治体の移住施策と社会福祉政策に関する実証研究

・生活支援体制整備事業における推進員の役割を明確にするための一考察(仮)ー生活支援コーディネーター(推進員)の実態把握を基礎としてー

・子育て世帯の生活困窮に対する自立支援の研究〜「フードバンクいな」を活用した地域づくりに着目して〜

・中学生・高校生が福祉ボランティア活動に結びつくまでの一考察(仮)ーこども食堂でのボランティアを通してー

・市町村社会福祉協議会が行う福祉情報の発信について(仮)

・地方中小都市「医療保護入院患者退院支援」の実践とその課題ー退院後生活環境相談員の意識に着目してー

「社会福祉学専攻博士後期課程」

・大規模化によらない社会福祉法人経営の提案セフティーネットの可視化に注目して

・被災者一人一人の視点に立った「防災福祉」の概念構築ー社会福祉学が防災に果たす役割ー

・アメリカ社会福祉の歴史、家族療法、サティア(仮)

「発達支援学専攻修士課程」

・インクルーシブ保育の現状と課題を踏まえて実践を考えるー保育士の視点から捉えてー

・公設塾学習塾における持続可能性の検討

・「気になる子」のライフステージの変化を支える体制の在り方とは~修学移行期の連携の現状と伴走的支援体制の構築上における課題~