本文へ移動

大学院総合福祉学研究科完成年度事業 記念講演会を挙行

  • 総合福祉学研究科の活動

阿部守一 県知事による記念講演会の様子

⻑野⼤学は、2021年4⽉1⽇より⻑野県内初となる社会福祉系⼤学院「総合福祉学研究科」を設⽴し、2024年3⽉に完成年度を迎えることができました。地域の皆様にご支援をいただいた本学研究科では、7月27日に大学院完成年度の事業として、県内の⾃治体・議会・福祉機関・⼤学関係者にお知らせをして、記念講演会を挙⾏しました。

県内最初の福祉領域の大学院として設立した本大学院は、福祉科学を先導する⾼等教育機関の構築に努め、地域の福祉課題の解決と福祉の実現に貢献できる教育と研究を推進し、高度なデザイン社会の創設を可能にする担い手となる人材を育成していることを表明しました。総合福祉学研究科は、社会福祉学専攻博⼠前期・博⼠後期と発達⽀援学専攻修⼠課程で編成します。現在は 博士前期11 名、博士後期10名、修士課程7名が在籍し、社会福祉学の学びと学術研究を進めています。

挨拶 小林淳一 学長

大学院のあゆみの説明 中村英三 研究科長

記念講演会集合写真

当日は、『長野県における少子化・人口減少対策について』を題に、長野県知事の阿部守一⽒が講演しました。講演では、長野県を含めこれまでのご⾃分の実践を基に県内の住民との対話や政策からエビデンスとして、人口減少を最重要課題とし、長野県の取り組みを語られました。特に若者には、問題意識を持ち社会を変えられる存在であること、そして社会をつくることにチャレンジして欲しいと伝えられていました。
地域住⺠からは貴重で希少な学びができたとの声をいただきました。