ゼミナール紹介
「ゼミナール」、通称「ゼミ」とは、興味のある専門分野を自ら選択し、探求する演習授業です。教員の指導のもと、特定のテーマについて学生が主体的に調査・討論・考察・開発・発表などを行い、理解を深めていきます。
経営イノベーションコース
石川 義宗ゼミ
伝統的工芸品の調査と振興
伝統的工芸品をコンピューターグラフィクスとしてデータ化し、形状や色彩の記録を作成する。また、それを活用した展覧会を美術館で開催し、地域に貢献します。
市川 文彦ゼミ
グリーンネットワーキングの探求:
環境と地域発展の両立の具体化
地球環境に負荷をかけない新タイプの経済/経営活動を考えて、地域経済の発展パターンを検討します。個人の関心事と環境保全策を重ねる回路により、人々が自発的に環境向上に寄与するグリーンネットワークを提案します。
鈴木 誠ゼミ
地域マネジメントプロジェクト:
上田の情報誌『てくてくうえだ』の制作
1年間かけて上田の情報誌『てくてくうえだ』を制作し、その活動を通して自らのキャリアデザイン、上田の経済活性化、地域課題の解決を行います。
髙橋 雅夫ゼミ
課題の発見・解決のための調査・分析プロジェクト
アンケート調査の企画・実施や連携先企業等からの貸与により入手したデータを活用・分析して、地域や企業の課題を発見するとともに、データサイエンス的な視点からそれらの課題の解決に向けた研究を行います。
田中 法博ゼミ
社会課題を解決するデジタル技術‒3DCGとAIで実現する文化財復元と化粧アプリ開発
最先端の3DCGとAIを活用し、高品質な質感を3DCGで再現できる文化・産業面で有用な技術を開発します。文化財の3DCG復元や化粧アプリ開発を通じ、デジタル技術で社会課題の解決をめざすアプリ開発をするゼミです。
松永 伸太朗ゼミ
「労働の未来」プロジェクト
新しい時代の労働と社会のあり方を構想する
実際に企業や働く人々に対する社会調査を実施し、経営組織・人事制度・職場コミュニケーション・働く人々がもつ多様な志向などについて理解を深め、私たちがめざすべき将来の働き方―労働の未来―を構想します。
望月 宏祐ゼミ
3DCGによる地域文化財の
デジタルアーカイブとその活用方法の検討
3DCG技術に基づいた歴史的文化財のデジタルアーカイブやデジタル復元を行い、それらを活用した映像コンテンツの制作等をとおして地域文化の継承や振興に役立てます。
森 俊也ゼミ
企業イノベーションプロジェクト:
「思いの経営学」をもとにした地域企業の商品開発とイノベーション
「品質・機能・価格」の視点から商品開発等を展開してきた地域企業について、イノベーション論やマーケティング論の理論研究をもとに「顧客にしてほしい思い」の視点から商品開発等を実践的に研究します。
地域サステイナビリティコース
相川 陽一ゼミ
地域資料の保全と活用に関する研究
文献資料から視聴覚資料までを含めた地域資料の保全にかかる文献講読とフィールドワークを実施し、国内では研究や実践が相対的にみて手薄な視聴覚資料の保全にかかる基本的な考え方や手法などを学んでいます。
奥田 純子ゼミ
地方の少子化と若年男女のライフコース
テーマに関連する文献輪読を行った上で、ゼミ生の興味関心に応じて具体的な研究テーマを決定します。少子化の背景にある問題を深掘りし、その問題を解決するための策を実際に実行して検証するなどして、実証的な研究を行います。
久保木 匡介ゼミ
地域の持続可能性を高める自治体政策の研究
上田市をはじめとする地方自治体が策定・実施する政策を分析し、その課題を考え提言を行います。研究対象となる政策領域は、都市計画、地域公共交通、景観まちづくり、地域温暖化対策などです。
古平 浩ゼミ
地域ブランドとシティプロモーションについて
ゼミでは、「地域ブランドとシティプロモーション」を研究テーマとして、事例研究を行っています。このシティプロモーションは内外に地域の魅力を発信することで、そのイメージを高め、ヒト・モノ・カネを呼び込み、地域経済の活性化につなげる活動とされます。
高橋 一秋ゼミ
里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生態系サービスを地域に生かす
生態学と環境教育学をベースに、里地里山に暮らす動植物の生態の解明、生態系サービスの活用・再生・保全に関する基礎・応用研究に取り組んでいます。
羽田 司ゼミ
観光も環境もみんな「地域」のこと
「農」をキーワードにしながら広く地理学的研究を行っています。地域や場所を意識しながら一般性と地域性とを調査・研究し、ゼミナールでは各調査の進捗報告を行ってもらいながら議論しています。
古田 睦美ゼミ
地域資源を活用した持続可能な地域づくりを実践的に学ぶ
グローバルな視野からローカルな文化、歴史、自然、などの地域資源を見直し、とくに自然と共生する里山文化を学生の発想で発展させて持続可能な未来へつなげる取り組みについて研究します。
松下 重雄ゼミ
「地域協働のまちづくり」×「持続可能な暮らし」
持続可能でいきいきとした地域の暮らしのデザインをテー マに進める研究活動は、地域関係者との協働活動によって 取り組むことが基本です。地域で活動する多様なまちづくり NPOや住民組織と連携して実施します。
横関 隆登ゼミ
観光を解き明かし、あり方を考える
学生自身の知識や経験をもとに、社会にとっての観光の本質を探究することを重視しています。人間と環境の関係に基づく観光現象の構造や機能の法則性を明らかにし、諸問題の実践的解決に資することをめざします。風景・景観や公園・緑地など造園学と関連する対象を多く扱います。
おもな卒業論文(一部掲載)
企業情報学部
- ファストフード店の協働:ハンバーガーショップA店のエスノグラフィー
- お茶の売り上げを伸ばすには -若者の視点を通してみる緑茶市場-
- 沖縄の中小企業の経営戦略 -地域に根差した企業の経営-
- 江戸期の小諸城(本丸)内装と生活様式の3DCG復元に関する研究
- 実在の化粧品の視覚的質感再現のための数学モデルにもとづいた化粧シミュレータの開発
- 酒類製造業における経営者と雇用システム -新規クラフト蒸留所の事例をもとに-
- 商店街の「組織」活動と役割 -上田市海野町商店街を事例に-
- 360度カメラとCG技術を用いた観光用VR映像の制作に関する研究
環境ツーリズム学部
- 上田市の移住政策の現状と今後に関する考察
- 市民の力により運営する上田市の施設について
- 指定管理者に対する自治体の関与はどうあるべきか
- 文化遺産を活用した塩田地域の活性化について
- 東御市におけるワイナリーの現状と今後について
- 長野県における台風災害の発生要因に関する研究
- 観光写真から見る上田市の観賞スポットの特性
- 塩田平ため池群における水鳥の繁殖
- 塩田平の社寺林における巨樹の特徴について
- 千曲川における伝統漁法について
ゼミナールガイドブック
