「歴史的建造物を活かした観光まちづくり」に取り組んでいる輿ゼミナール生が、別所温泉にある倉澤蚕室のフィールドワークを実施しました。
倉澤蚕室は、蚕都上田の蚕糸業が盛んだったことがうかがえる建造物のひとつです。
倉澤運平が1916年に蚕種製造のために造った地下2階、4層の建物で、近隣にある風穴を利用して蚕種の出荷時期を管理していました。
蚕室の建物内にある石室は、蚕の餌となる桑の葉を保存しておく場所で、夏でも20度程度と涼しい。湿気を嫌い24時間食べ続ける蚕のため、24時間体制で餌を提供していたそうです。
歴史的な建造物として建築的な調査が進む中、輿ゼミでは、この倉澤蚕室を観光資源としてどう活用していくかという課題に取り組んでいます。
今後、フィールドワークを重ね、別所温泉全体を把握するとともに蚕種や蚕糸の知識を得て、別所温泉と倉澤蚕室の相互の発展をめざして検討していきます。

(フィールドワークに向けて、しなの鉄道別所温泉駅にて)

(倉澤蚕室の説明を受けている様子)

(倉澤蚕室内の様子)

(夏でも涼しい石室内の様子)
教員紹介
准教授
輿 恵理香
コシ エリカ
所属
地域経営学部、環境ツーリズム学部