ディプロマ・ポリシー(DP)
本学の教育理念を踏まえ、本学部で養成する人材像を実現するために、ディプロマ・ポリシーを次のように定める。
本学部では、卒業要件の 124 単位以上を修得し、以下に定める能力を有すると認めた者に、学士(情報科学)の学位を授与する。
- DP1:情報科学を軸に、それを支える理工系の基礎力と幅広い教養
- DP2:AIを中心とするICTの仕組みに対する知識と応用力
- DP3:人間中心発想でモノやコトを創り出し提案する能力
- DP4:自然環境の保全と経済成長の両立方法に関する知識
- DP5:人と自然環境が調和した共創社会の実現に寄与する課題発見解決力
カリキュラム・ポリシー(CP)
ディプロマ・ポリシーに示す能力を身に付けるために、カリキュラム・ポリシーを次のように定める。
全体としてCP1を基礎とし、CP2からCP4までを柱として、CP5を積み上げる、という積み上げ型の教育課程を設計し、確実にディプロマ・ポリシーを達成できるように構成される。各項目は同じ番号のディプロマ・ポリシーに対応する。
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CP1:理工系の基礎力を身に付けるために、基礎科目群に情報リテラシー科目区分と数学リテラシー科目区分を、教養科目群に科学・技術科目区分を、専門科目群に数学・物理科目区分を配置する。広い教養を身に付けるために、基礎科目群に語学リテラシー科目区分と未来リテラシー科目区分を、教養科目群にリベラルアーツ科目区分、地域学科目区分を配置する。またこれら両方の学びを目的として専門科目群に共創システム科目区分を配置する。偏った履修を避けるために、科目区分毎に選択必修単位数を定めるとともに、主要授業科目は必修とする。
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CP2:情報技術を学ぶために、知能基礎科目区分と知能科学科目区分を配置する。コース横断的な履修を実現するために、科目区分毎に選択必修単位数を定めるとともに、主要授業科目は必修とする。
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CP3:デザインを学ぶために、デザイン基礎科目区分とデザイン科学科目区分を配置する。コース横断的な履修を実現するために、科目区分毎に選択必修単位数を定めるとともに、主要授業科目は必修とする。
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CP4:環境科学を学ぶために、環境基礎科目区分と環境科学科目区分を配置する。コース横断的な履修を実現するために、科目区分毎に選択必修単位数を定めるとともに、主要授業科目は必修とする。
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CP5:課題発見解決力を身に付けるために、地域連携科目区分と研究科目区分を配置する。CP1からCP4までの積み上げの成果を確実にするために、主要授業科目は必修とする。
学修成果の評価については、客観性及び厳格性を確保するために、シラバスに記載した各授業科目の到達目標の達成度について、成績評価の方法と基準(定期試験、レポート等)を用いて多面的・総合的に評価する。
アドミッション・ポリシー(AP)
カリキュラム・ポリシーに定める教育課程に沿ってディプロマ・ポリシーに定める能力を身に付けるために必要な次の三つの要件を満たす人を幅広く求める。
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AP1:データ分析・活用を学ぶために必要となる知識・技能として、高等学校等で学ぶ数学及び情報の知識を有している。
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AP2:思考力・判断力・表現力等の能力として、世界で起きている問題や身近な社会問題に関心を持ち、課題発見・解決しようとする能動的な学習姿勢と基礎的な知識を有している。
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AP3:主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度として、チームで協働できるコミュニケーション能力と倫理観を有している。