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学生消防サークル 長野大学分団の取り組み紹介

学生消防サークル 長野大学分団は、今年7月に長野大学の公認サークルとして設立されました。
部員は、学生5名(4年生1人、3年生1人、2年生3人)で構成されており、全員が女性です。
(うち4名が、上田市消防団に所属)
操法大会の練習や毎月の広報など、上田市消防団で行われている活動に、社会人の団員と共に参加しています。
今年度は学生団員を増やすための取り組み(SNS運用や学内での広報)を信州上田学事業のなかで実施しています。
また今後、学生団員が増えることを見込み学生団員同士で情報交換し、活動状況を把握し合う学生団員による自治組織となることを目指します。

りんどう祭での広報活動(10月19日~20日)

写真は消防団提供

10月19日、20日の2日間、大学学食内の特設ブースにて、学生消防サークルによる広報活動が行われました。
学生消防サークルの地域連携パートナーである上田市消防団第十五分団の皆様と協働しブースを運営しました。
2日間で100人以上の方がブースを訪れ、地域の方々に防災について、また学生消防サークルや消防団について、周知することができました。

第十五分団の皆様には、文化祭前日の設営からブースの運営、後片付けまで、ご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。第十五分団のfacebookは、こちらから

アンケート実施

消防団の認知度、イメージ、入団までのハードルを調査するためのアンケートを実施しました。
りんどう祭終了後、約2週間正面玄関に展示し、多くの方にご回答いただきました。

アンケートボードイメージ

活動紹介ちらしの配布

1年間の活動を紹介するちらしを作成し、りんどう祭やサークル説明会で配布します。

DIG訓練(災害が発生したと想定して、地図上で対応を想像するゲーム)

DIG訓練セットの前で(写真は消防団提供)

Disaster Imagination Gameの頭文字を取って名付けられました。
DIG訓練は本来、地図を用いて行います。
りんどう祭Ver.ではイメージしやすいように、火災が発生した想定で消火活動の流れを小物やLEGOを使って体験しながら、防災対策を検討しました。

学生団員PR映像の展示

消防団員の活動を紹介する動画(約4分30秒)をブース内で投影しました。

非常食バッグの配布

非常食バッグ(写真は消防団提供)

アンケートに回答してくれた方、DIG訓練に参加してくれた方に、非常食バッグを配布しました。
非常食バッグには、長期保存可能なアルファ米・ペットボトルのお水・クッキーを入れて配布しました。
日頃から、防災意識を持って災害時に備えることの重要性を改めて認識してもらう機会としました。(非常食バッグは信州上田学事業で制作)

この他にも、フォトスポットとして顔出しパネル、消防資機材の展示などを行いました。(写真は消防団提供)

大学の防災訓練での防災に関する意識啓発・防災グッズの紹介(10月23日)

毎年恒例となった長野大学の防災訓練にて、非常用持ち出し袋「あっ!!たらいいな」パネルを展示しました。
学内の教職員に向けて、学生消防サークルの代表國井佳音さん(社会福祉学部4年)が、災害時避難の際に持ち出せると便利な防災グッズを紹介しました。

非常用持ち出し袋「あっ!!たらいいな」パネル

今後の活動

今後は、新年度のサークル説明会や消防団の活動のなどで、学生消防サークルのチラシ配布やInstagramでの情報発信などを行っていく予定です。


学生消防サークルの代表國井佳音さんのコメント

今回のりんどう祭での周知活動は盛況のうちに終えることができましたが、同時に課題もいくつか見つかりました。引き続き、活動の様子を発信して行きたいと思います。
まずは、学生消防サークルに興味を持ってもらい、消防団の活動を知ってもらうところから。
サークルの集まりや消防団の活動の見学することもできます。
興味を持った方は、学生消防サークルのInstagramのDMでお気軽にお問い合わせください