2025年度の活動
第3回目プログラムを11月2日(日)に開催しました。受講者は、9名。テーマは「私のみらい選択」ワークショップ。2023-2024年度カレッジ長大ではなかったメニューです。大きな枠組みは教職員が決めましたが、当日の発表内容と進行等は学生スタッフが担いました。
一例として。「目玉焼きにかけるものとして、『しょうゆ、塩、ソース』のうち、どれを一番かけたいと思いますか?」を「(正解のない)問い」として、3人の学生が『しょうゆ、塩、ソース』についてプレゼンテーションしていきます。プレゼンの前に受講者に好みを聞き、プレゼンによって、それが変わったかどうかを追っていきます。共通言語化を目指して、言葉とその意味をすり合わせる作業でもあります。
学生達はこれまで準備を重ねてきましたが、現実は予想を裏切っていきます。障害当事者から「問いが抽象的である」「目玉焼きを普段食べないので、選択が難しかった」「プレゼンであんまり響かない」「熱意は全員ある」など課題の提起と励ましをたくさんいただきました。プレゼンの練習はこれからも続きます。
教員から一言。「Teachの客体」から「Learnの主体」に学生達の役割が変化していく有様が実感できました。
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プレゼンテーションの1シーン
「犬の素敵なところはですねえ~~~」 -
プレゼンテーションを受けての記入行動
「どこに入れるか、迷うなぁ~~~」 -
いよいよ、投票
「これが私の清き一票!」 -
カレッジ長大・缶バッチ(作/増成和敏氏)つけて学びます
「2025年度カレッジ長大」の第2回目プログラムを10月12日(日)、十分秋なのに、夏日が戻ったような気温の中、実施しました。午前がそば打ち体験、午後は哲学対話①。
受講者7名、学生スタッフや教職員等の他、報道機関等の取材も入る中、そば打ち体験がスタート。
講師は自宅でそば打ち教室を開業している、本学環境ツーリズム学部の丸山朝陽さん。そして、助っ人として高校「そば部」に所属している生徒さんに来ていただきました。ほとんどの人はそば打ち初体験で、手を動かしながら、ワイワイガヤガヤ状態
一番眠気のくる午後は、哲学対話。グループで言葉を絵にするワークショップ。
さて、眠気に拍車がかかったか、否か。
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「そば部」部員による厳しくも、暖かい指導
「そば粉をしっかり混ぜてください」 -
世界でただ一つ「マイ手打ちそば完成!」 -
「哲学対話より、雑談の方が楽しいよね」
「私のみらい選択等プログラム」(三菱みらい育成財団)の一つ、「2025年度カレッジ長大」が9月28日(日)、秋晴れの中で、スタートしました。
障害のある当事者等の受講申し込みが11名あり、初回は9名の参加がありました。
午前10時、本学学長の挨拶から始まり、午前中は「最初の出会いプログラム」の中で、受講者と学生スタッフとのコミュニケーションゲームを楽しみました。
午後は酒井浩文氏(競歩のオリンピック出場選手、アジア大会メダリスト)による競歩の実際を見たり、ボッチャ大会を実施しました。受講者からは「疲れたけど楽しかった」といった感想をいただきました。
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学生スタッフによる名札作りの説明 -
コミュニケーションゲームの一風景 -
ボッチャの判定
2025年度カレッジ長大・学習プログラム
| No. | 日時 | 場所 | 内容 | ねらい |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 9/28(日) 10〜15時 |
2-306教室 上田市自然運動公園体育館 |
午前:開校式 自己紹介と交流 午後:スポ-ツ |
私、他者、プログラム内容を知る ボッチャ大会 |
| 2 | 10/12(日) 10〜15時 |
食堂 2-306教室 |
午前:そば打ち体験 午後:哲学カフェ① |
・そばを実際に打つ。 ・【想像的アート】 言葉から絵を作っていく。 |
| 10/18(土)ー19(日) | 大学祭 ※自由においでください |
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| 3 | 11/2(日) 10〜15時 |
2-306教室 | 「私のみらい選択」ワークショップ | 選択と決定の体験が、暮らしの基本であることを知る |
| 4 | 11/30(日) 10〜12時 |
2-306教室 | 哲学カフェ② | 【鑑賞型対話】絵、写真などを見て、物語を創る |
| 6 | 12/20(土) 10〜15時 |
2-306教室 | 成果発表会の準備 | 受講者と学生スタッフとの協働を作品化する |
| 7 | 12/21(日) 10〜15時 |
2-306教室 リブロホール |
午前:成果発表会、修了式 午後:クリスマス会 |
学びの発信と終わりの式 お茶会と交流 |
- プログラムを進めていく中で、一部内容や時間等の変更があるかもしれません。御承知おきください。