上田市武石地域でコミュニティ拠点形成をテーマに研究活動を進める環境ツーリズム学部松下ゼミでは、このたび、地域組織と連携して武石地域の旧武石銀座を巡遊する地域イベント「おさんぽギャラリー」を開催いたしました。
このイベントは、武石地域で活動する住民組織である武石風土つなぎ隊が中心になって数年前より実施してきたもので、今年度は松下ゼミが企画運営に深く関わって実施されました。イベントは旧武石銀座で住民主体で開設された複数のコミュニティ拠点拠点を巡り歩くもので、住みよい武石を作る会、武石の縁が輪、武石子育て支援を考える会、武石地域自治センターなど、多くの地域団体の協働により取り組まれました。
松下ゼミでは、「ぴざらぼチーム」と「古民家たまり家チーム」の２つのグループが、それぞれ主体的にプログラムの運営に携わりました。ぴざらぼチームは、手作りのピザ窯小屋ぴざらぼでピザづくり体験プログラムを実施し、多くの地域住民の方が武石産の素材を使った特製ピザづくりを楽しみました。また、古民家たまり家チームは、子どもの居場所づくりを進める古民家を活用したカフェ運営や加工食品販売、DIYによる古民家修繕活動体験、子どもたちと焼き芋づくり体験など、多様なプログラムを実施しました。
今後、松下ゼミでは、地域の諸団体と連携し、武石地域の旧武石銀座地区周辺の地域資源を再生活用したまちづくりの計画づくりと実践活動を推進する予定です。
