若林陶器店の経営者様と
上田市街を散策しつつ、お店にうかがいます
企業情報学部の森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題し、イノベーション論やマーケティング論、経営戦略論などの理論研究を基礎にして、食品、飲料、製菓、メーカー、ホテル、化粧品、サービス、アパレル、流通小売、銀行・金融などの地域企業の問題解決活動（コンセプトの策定や商品・サービスのデザインなどの価値創造活動）を推進しています。
森ゼミ第４チームは、有限会社若林陶器店様（上田市）のイノベーション研究を推進しており、この度、同社にヒアリング調査を実施し、同社との協働がスタートしました。
若林様の経営や事業を展開する上で重視されている点をうかがいます
訪問日
2024年11月11日
訪問先
有限会社若林陶器店（上田市）
訪問先で対応いただいた方
同社セールスリーダー 若林 孝法 様
訪問したメンバー
森ゼミ生（加瀬大悟、中島遥、宮坂薪輝、芦澤舞音、佐藤はづき、栁本愛子、雨宮梨玖、齋藤あかり、増田晴夏）
インタビュー調査の概要
質問事項は、以下の通りで、それぞれに対して、丁寧にご回答をいただきました。記して、御礼を申し上げます。
１）企業としての理念や代々受け継がれている思いはどのようなものですか。
２）今までどのような事業に取り組んでこられましたか。
３）現在狙っているターゲット層や顧客層(年齢、使用用途、個人or事業者)について教えていただきたい。
４）どのような商品が人気で、顧客に好まれる傾向がありますか。
５）お客様や作家さんとのやり取りの中で、記憶に残っているエピソードはありますか。また、それぞれとどのような関係でありたいと考えていますか。
６）自認している企業の強みや特徴についてお聞かせください。
７）ECと店舗販売の売り上げ割合など、利用率を教えていただきたい。
８）企業の将来像や今後の展望についてどのように考えておられますか。
９）現在、企業として抱えている課題や悩みなどがあれば教えてください。
今後の経営や事業を展開する上でどのような点を気にかけておられるのかをうかがいます。
お店で扱われている商品や商品配置、その他から事業のコンセプトがうかがえます。
同社へのヒアリング調査を実施した森ゼミ生の感想と、今後のイノベーション研究の展望は、以下の通りです。
所感と今後の展開・展望
「今回お話しを伺った若林さんは今年の4月から社長であるお父様と一緒に経営を始めたそうで、今後の展開について悩んでいるようです。また、森ゼミナールの活動についても認知されていて、若林陶器店様の方からもアプローチをかけようとしていたとのことでした。今後の展開としては、現在の顧客層が50代以降の年配の方が多いため30代などの中年層の顧客も取り込んでいけるようなものを考えています。」（森ゼミ第4チームまとめ）
森ゼミ生は、このヒアリングをもとにさらに検討を重ね、事業を展開するコンセプトを策定し、コンセプトを踏まえた商品・サービスなどを具体的に検討していきたいと考えています。