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「調査・分析ゼミナール2024」実践編始動!

  • 企業情報学部

企業情報学部の高橋ゼミでは、「課題の発見・解決のための調査・分析」をテーマに、様々なデータや情報を入手・活用して、企業などの視点に立って地域の課題を発見・抽出するとともに、データサイエンス的な視点からそれらの課題の解決に向けた研究をプロジェクト形式で進めています。

今年度の前期には、地域課題の発見・抽出の手法として、統計調査(アンケート調査)の方法論及びデータ分析手法について「統計調査法: 社会科学のためのデータサイエンス」(共立出版)や「応用基礎としてのデータサイエンス」(講談社)をテキストとして輪講形式で学んできました。

後期のゼミ活動に向けて、前期の間にゼミのメンバーがそれぞれ興味・関心を持った業界や企業をテーマに6つのグループに分かれました。

高橋ゼミの活動では、2つのコースを設けています。1つは、アンケート調査を企画・設計・実施してその結果を基に地域や企業の課題を抽出し、解決に向けて考察するコースです。このコースのプロジェクトを「調査プロジェクト」と呼んでいます。
また、2つめのコースは、地域の企業等と連携して、例えば営業関係のデータなど実際のデータを活用して企業等の課題解決に取り組むコースです。これを「データサイエンスプロジェクト」と呼んでいます。

グループ分けの結果、4つのデータサイエンスプロジェクトと2つの調査プロジェクトが誕生しました。各班のテーマは、以下のとおりです。

<データサイエンスプロジェクト>
1班: あいそめの湯応援プロジェクト
2班: 地元カンパニー発展プロジェクト
3班: 鹿教湯温泉応援プロジェクト
4班:待ち行列理論に基づく味楽亭のサービス向上プロジェクト

<調査プロジェクト>
5班: 企業が求める人材に関する調査プロジェクト
6班: 上田市の学生アルバイト拡充プロジェクト

データサイエンスプロジェクトに関しては、前期の終盤にそれぞれの企業様と対面やオンラインで今後の進め方についてご相談をさせていただきました。
 

「あいそめの湯」様訪問

鹿教湯温泉「つるや旅館」様訪問

10月からの後期に入り、実践編が本格的にスタートしました。それぞれの班のテーマに沿って調査を行ったり、データ分析を行ったりして地域や企業の課題に取り組んでいきます。
学年末の1月には、これらのプロジェクトの研究結果をとりまとめ、発表会を行う予定です。

【参考:ゼミの流れ】