2023年度の教養科目「地域協働活動」が「シャトー・メルシャン椀子ワイナリー（長野県上田市丸子地域）」をフィールドに始まりました。テーマは、これまでに引き続き「椀子ワイナリーを盛り上げよう！」です。全学部の2年生を受講対象とするこの授業には、9名の学生が参加し、半年間をかけて椀子ワイナリーでのさまざまな体験をしながら、ワイナリーの活性化アイデアを構想していきます。

　授業の開始にあたっては、まず、「シャトー・メルシャン椀子ワイナリー」の理念と取り組みの概要について、ワイナリー長を講師に講義がおこなわれました。大型連休期間中には、ワイナリーの見学とワイナリー・ショップの運営体験プログラムが実施されました。

　参加した学生からは、「ワイナリーの現場を初めて見て、もっとワインづくりのことが知りたくなった」「ワイナリー・スタッフの丁寧な接客姿勢から、自社のワインに対する誇りを感じとれた」などの意見が寄せられました。今後は、マルシェの運営体験、ヴィンヤードでのワイン用ブドウづくり体験など、多くのプログラムが実施される予定です。

　本学では「シャトー・メルシャン椀子ワイナリー」（長野県上田市）を運営するメルシャン株式会社と2019年に包括的連携協定を締結しています。この授業は協定締結の一環として具体的に実施している事業の一つです。