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教育・研究

日本刀デジタルアーカイブに挑む学生(日頃の研究活動)

日本刀デジタルアーカイブプロジェクトに挑む学生の様子です。日本刀デジタルアーカイブプロジェクトは、企業情報学部の学生たちが中心になって進められています。研究は毎日、昼夜を問わず続けれられています。


学生が活動している様子

日本刀の計測と映像化

日本刀の独特の光沢を計測により調べています。ここで計測したデータを分析して日本刀の光沢の謎に迫ります。

日本刀を計測する学生

日本刀の計測装置を調整している学生

計測データをチェックしている様子

計測データをチェックしている様子

独自開発の日本刀の反射光特性計測装置

独自に開発している日本刀計測装置で日本刀の反射特性を計測している学生。学生は電子制御でカメラをリモート操作で計測作業をしています。

日本刀の反射特性の計測結果

日本刀の計測結果。実際には、計測画像は、数千枚から数万枚の数になります。これらの情報をコンピュータで分析します。

画像計測をしている学生

精密計測のためにカメラのセッティングをしている学生

コンピュータで日本刀表面の反射を分析している様子

コンピュータで日本刀表面の反射を分析している様子

日本刀表面の光の反射の様子を調べている学生

日本刀の反射光の成分を調べている学生

日本刀の再現CGを大型のプラズマディスプレイでチェック

日本刀の再現CGを大型プラズマディスプレイ(50インチ)でチェック

基礎技術の開発

日本刀のデジタルアーカイブのためだけでなく、企業情報学部のデジタル画像に関するプロジェクトに必要な基礎技術を開発しているチームがあります。

ここで開発している技術は「日本刀デジタルアーカイブプロジェクト」、「デジタルコスメプロジェクト」で使用されています。

レーザ光を用いた形状の計測シーン

コニカミノルタセンシング株式会社の協力でレーザレンジファインダと呼ばれるレーザ光で形状を計測する装置を貸していただきました。それを使ってオブジェクトの形状計測をしている様子です。

計測物体

レーザ光で形状を計測している物体

全方位の撮影をしている様子

3次元シーン内の光源分布を計測している様子。この情報から仮想的な3次元シーンをコンピュータで生成します。

CGによる物体の再現結果

これまでの計測結果を統合して生成した物体の再現CG、仮想的に物体に銅の材質を与えています(背景は左の写真のようにして計測しています。よく見るとCG物体に背景が映り込んでいるのが分かります)。

それぞれの学生の役割

 日本刀デジタルアーカイブプロジェクトは、企業情報学部の学生たちが中心になって進められています。このプロジェクトでは日々学生たちが昼夜を問わず毎日「3D CGソフトウェア開発」、「サーバコンピュータの管理・運営」、「計測装置の開発」、「計測作業」、「データ解析」などを行っています。このプロジェクトを通して、学生達は数多くの技術を習得しています。

プロジェクトは、それぞれの得意分野にあわせていくつかのチームに分かれています。

□ 計測チーム
ここでは最新のデジタル映像機器や色彩計測機器を駆使して日本刀をはじめとする美術品の計測を行っています。

工作が得意な学生は、計測作業だけでなく自分たちでパーツや材料を用意して、独自に計測装置を設計したり、制作したりします。

□ ソフトウェア開発チーム
最新のソフトウェア技術を使って、データ分析を行ったり、美術品再現専用の3DCGソフトウェアを開発したりしています。このソフトウェアはリアルタイムで美術品の3DCGを生成することができます。

□ コンピュータサーバ管理チーム
独立したチームではありませんが、研究室内のサーバコンピュータの構築から各種チューニングまで行います。

本プロジェクトでは、FreeBSDというunix互換のOSをメインOSとしているため、研究を支えるために常にシステム管理を行う必要があります。
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