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教育・研究

3名の先生による最終講義を挙行しました

Graduate School of Integrated Human and Social Welfare Holds Final Lecture


【2024.3.28】
 長野大学大学院総合福祉学研究科では、2024年3月2日(土)に本学を挙げての最終講義を開催しました。

 長野大学大学院は2021年4月に開設し、今回は完成年度を迎え、これまで大学院「総合福祉学研究科」の設立準備からご尽力をいただいた、太田貞司先生、小長井賀與先生、古川孝順先生の最終講義を挙行しました。

 太田先生は、「コミュニティケアミニマムの確立を求めて」をテーマに、高齢者を対象にした実践から、地域や家族介護者、支援者育成にも力を入れてこられた実践研究や世界を視野に入れた地域包括支援を基盤とした社会づくりの講義でした。
 小長井先生は、「司法福祉領域での多機関連携:諸事例にみる現状と課題」をテーマに、国内外で広く司法分野での実践経験をもとに、さまざまな課題背景を抱えた罪を犯した者への社会のあり方を問われ、研究し続ける意義を伝えられた講義でした。
 古川先生は、「社会福祉学研究56年―回顧と収活―」をテーマに、社会学のなかに含まれる社会福祉学を歴史のなかで社会福祉学として確立し、専門職資格を立ち上げ、今後の社会福祉学のありようを多角的にとらえる視座を伝えられた講義でした。

 社会福祉とは多様で、多くの分野のミクロ・メゾ・マクロがあり、それらを網羅することは膨大ではあるものの、基盤となる「人」を対象としたときに、どこに立ち位置を持ち、既存の環境にとらわれることなく、常に社会のありようと将来の展望を持ちながら実践と研究を融合していく必要性について思惟する最終講義となりました。
当日の最終講義は対面で行われ、多くのご参加をいただきました。参加者からは、このような希少な話を聴ける機会があり、貴重な学びが得られたとの声が寄せられました。

太田先生「コミュニティケアミニマムの確立を求めて」

小長井先生「司法福祉領域での多機関連携:諸事例にみる現状と課題」

古川先生「社会福祉学研究56年―回顧と収活―」

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