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教育・研究

森ゼミ生が本郷鶏肉様と新たな商品開発に向けて懇談会を実施しました

本郷鶏肉様の主力商品を試食させていただき、
その特徴を確認します。

【2024.5.9】
 企業情報学部の森ゼミナールでは、理論的な研究とともに実践研究として「企業イノベーションプロジェクト」と題して、地域企業の問題解決活動を推進しています。
 2024年度は、同プロジェクトのスタートアップとして、本郷鶏肉様(長野県松本市)と協働し、同社の今後の方向性の検討や新商品の企画・開発を中心としたプロジェクトを進めることになりました。4月に2024年度の森ゼミが始動し、ゼミを6つのグループに編成し、この問題解決活動がはじまりました。
 同社は、独自な調理技術・製造技術・調味料開発技術をもとに、松本市・塩尻市のソウルフードの山賊焼を中核の商品とし、ミートデリカ商品、中華、チルド、地活のさまざまな商品を展開されています。
 同社の現状について、公開されている情報からゼミ生なりに調査し、この調査をもとに、今後、ありたい姿や課題、課題を解決する方針や商品等の展開を考えるべく5月6日(月)に本郷鶏肉様と森ゼミナールとの懇談会を開催しました。
 懇談会には、同社の山崎肇会長、平野拓也社長、管理部田島明日香様、販売部開発課統括マネジャー高木奈々葉様、長野県産業振興機構の矢澤弥彦松本センター長、同機構青沼正志地域連携コーディネーターにお越しいただき、まず、本郷鶏肉様の経営や事業の現状および認識されている課題についてご報告をいただきました。その後に、森ゼミの各チームで検討してきた質問が投げかけられ、質疑応答の時間となりました。また、懇談会では、同社の近年の主力商品の肉団子を試食させていただき、同社が商品開発にあたり大切にしていることなども丁寧に解説をいただきました。
 同社の平野社長をはじめ、社員の皆様からは、同社が大切にされている「おいしさの科学」という方針の意味するところや、「地産・地生・地活」(地元で生まれ、地元と共に生きる。地元を活かす。)というスローガンに込めた思い、主力となる素材の「鳥」に対するこだわり、さらには、社会や世の中の現状や今後を考えたうえでの「食」に対する展望や思いをお聞きすることができ、森ゼミ生にとってとても充実したひと時となりました。
 森ゼミ生は、6月10日(月)に開催するイノベーション中間発表会に向けて、同社の今後の展開について具体的に検討することになっています。

本郷鶏肉の平野社長、山崎会長、田島様、高木様

管理部の田島様より、同社の方針、事業の特徴、大切にしていること、課題として認識している点についてお話しをいただきました。

商品開発を担当する統括マネジャーの高木様より、商品開発において大切にしている点や、原材料の生産からものづくりにこだわっている点などをお話しいただきました。

試食させていただいた主力商品の肉団子。

各チームから今後を考えていく際に論点となりそうな質問が投げかけられました。

チームごとの質問も、同社の現状や経営者のお考えや思い、こだわりや大切にしていきたいことなどさまざま。

平野社長には、各チームの質問に丁寧にお答えいただくとともに、社会や世の中の現況や今後の展望を踏まえた上での食に対する思い、素材としての鳥、経営や事業を進める上での方針やポイント、今後の経営や事業の展望などをお聞きすることができました。

山崎会長には、同社のこれまでの経営や事業の展開において大切にしてきた点、山賊焼や主力の素材となる鳥などについて詳しく解説をいただきました。

当日は、同社の今後を考えていく上でとても有益な懇談会となりました。

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