長野大学で学んだ知識と技術を生かし、 幅広い分野で活躍している卒業生。 社会への扉を開き、 未来をつかんだ先輩たちを紹介します。
環境ツーリズム学部
頭だけでなく心で感じる
フィールドワークの大切さ
富山県出身
大学のゼミを機に訪れた小布施町の街並みや活気ある雰囲気に魅力を感じ、ここで働きながら成長していきたいと思い就職しました。町を走るシャトルバス、オープンガーデンなどの観光分野をはじめ、商工や町のブランド戦略などを担当していますが、どの業務にも大学で学んだ「自分で考えて実行する」というフィールドワークの強みが生かされています。
住民の方々の声を聞いたり、想像とは違う現実を見たりすることで、頭だけでなく心で捉えられ、行動につながっていきます。今後も、企業や市民と行政が一緒に行うまちづくりを盛り上げていきたいです。
地域視点で考える力を強みに
地元に貢献できる仕事を
栃木県出身
在学中はコロナ禍ということもあり、多くの情報があふれるなか、確かな情報を得ることで不安が軽減されました。確かな情報の大切さや情報を地域の活性化につなげられるのはメディアの力だと感じ、私も寄与したいと思い新聞社に就職しました。学生時代は地域政策系のゼミに所属し、さまざまな社会問題を地域に引きつけて考える視点が身につきました。
日本各地や世界で起こっている問題が、信州そして上田という身近な地域や人々にどのような影響を及ぼしているのかを地域視点で見つめるという考え方は、4年間の学びのなかでも私が特に大事にしていたことです。地元に根ざした情報を発信する現在の仕事にも共通するものだと感じています。
ゼミでの学びを生かし
人々に自然の魅力を伝えたい
浅間山麓国際自然学校 大和田 樹里さん 環境ツーリズム学部/2022年卒業
茨城県出身
幼い頃から野鳥が好きで、自然環境を専門的に学べる長野大学に入学しました。敷地内には「恵みの森」があり、日頃から生きた学びを体験できたほか、宮城県の海岸防災林再生をめざす「たねぷろじぇくと」に参加したことで、未来を担う子どもたちに何かしてあげたい、自然に親しむきっかけ作りをしたいと思うようになりました。
現在は自然学校の職員として、幅広い年代のお客さまを迎えて自然体験プログラムを行っています。自然の楽しさや面白さを、より多くの人々に伝えていけたらと思います。
企業情報学部
企業の現状を分析し
課題解決への方法を提案する
長野県出身
オープンキャンパスに参加した時から森ゼミに魅力を感じていました。実際の企業に焦点を当てて現状を分析し、課題解決に向けたサービスの考案・提案を行い、企業からフィードバックをいただけることがゼミの大きな特徴です。現在、私は銀行の融資課で取引先企業の決算分析業務を担当しています。なかでも法人外訪活動はゼミ活動の延長線上にあると感じ、とてもやりがいがあります。
今後もさまざまな業務に、大学で培った学びを生かしていきたいと思っています。
ゼミやサークルで学んだ
「顧客ファースト」の考え方
RSビジネスユニットマーケティング課2係 近谷 美森さん 企業情報学部/2022年卒業
富山県出身
当社のロボット製品を出展する展示会用ガイドブックや販促物の作成を担当しています。仕事をするうえで私が最も大切にしているのは、「ユーザーの視点で考え、形にすること」です。ゼミで4年間学んだ企業の課題解決の考え方、デザインサークルの活動で習得したデザインの知識やIllustratorPhotoshopの活用方法も、今の業務に役立っていると感じています。
長野大学の魅力は、やりたいことを叶える環境があり、応援してくれる人がたくさんいるということです。マイペースな私も、全力でゼミ活動に打ち込むことができました。
地元農業を支えるSE職
お客さまからの声がやりがいに
長野県出身
長野大学での学びを生かせる仕事を考えて、情報系の分野に絞り、さらに祖父母が農家だったため、農業を支えることのできる会社という理由で就職しました。現在はJAの共選所などで使うシステムの開発や維持管理、システムに関する問い合わせ対応などを行っています。
私が関わったシステムが、たくさんの人々のために役立っていると実感することができ、大きなやりがいにつながっています。