特別支援教育コースについて

特別支援教育教員一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)の取得が可能

平成19年度から「特別支援教育」という教育の制度がスタートしました。特別支援教育とは、小学校・中学校や特別支援学校に通う子どもたちに対して、一人ひとりの困り感に応じた「特別な支援」を行う教育制度です。長野大学社会福祉学部では、知的障害や肢体不自由、視覚・聴覚障害、自閉症や学習障害等、様々な障害についての専門的な知識を学ぶことで、特別な支援を必要とする子どもたちへの支援方法を理解します。

長野大学社会福祉学部 特別支援教育コースの特色

特別支援教育についての専門的な知識の獲得

従来の「特殊教育」とは異なり特別支援教育では、特別支援学校(盲・ろう・養護学校)だけでなく小学校や中学校、高等学校の通常学級に通う児童・生徒についても支援の対象にすることになりました。つまり、特別支援教育を学んだ先生が活躍できる場が一気に広がったのです。しかし、特別支援教育についての専門的な知識の先生はまだまだ少なく、適切な支援を受けることができない子どもたちがたくさんいるのが現状です。長野大学社会福祉学部特別支援教育コースでは、知的障害や肢体不自由、視覚・聴覚障害、自閉症や学習障害等、様々な障害についての専門的な知識を学ぶことができます。また障害についての知識だけでなく、特別な支援を必要とする子どもたちへの具体的な支援方法についても学習することができます。

福祉に力を入れたカリキュラム

子どもが学校に通っている時間は、多くても起きている時間の半分程度。もう半分の時間はどうやって過ごしているのでしょうか?夏休みや冬休みのような長期休暇の際は、ずっと家で過ごしているのでしょうか?高等部を卒業した生徒たちは、どんな生活を送るのでしょうか?どんな人でも地域で充実した生活を過ごせるためには、特別支援教育においても福祉の視点が不可欠です。長野大学の特別支援教育コースでは、1年生のうちから福祉についての幅広い知識と視点を学ぶことができます。特別支援教育の開始に伴い、特別支援学校には地域のセンター的役割が求められるようになりました。子どもの発達や支援に関しての特別支援学校に対する相談件数は、全国で飛躍的に増大しています。特別支援学校の教員には、教育だけでなく相談援助の専門家としての役割も強く期待されていると言えます。

ボランティアサークルが充実

長野大学では学生の多くがボランティアサークルに所属して、様々な活動を行っています。活動先は小学校・中学校や特別支援学校だけでなく、福祉施設や作業所、地域のお祭りなど多岐にわたっています。本を読んで知識を得る学習も大切ですが、ボランティア活動を通じて色々な人とふれあうことによって、人間的にも大きく成長することができるのです。

阿部有希

ボランティア活動を行いながら特別支援学校の教員を目指す        阿部有希(社会福祉学部 4年生)

「毎週特別支援学校にボランティアに行っています」。大学での勉強の合間を縫ってボランティア活動を熱心に行う阿部さん。「授業の中で先生方が絵本の登場人物の格好をして子どもの前でパフォーマンスをすると、子どもたちがすごい楽しそうな笑顔をみせて。そういう笑顔を見ると楽しい気持ちになるし、子ども自身が楽しいなって思える授業っていいなって感じてます」。

少人数での指導

特別支援教育コースでは、学生一人ひとりの興味や研究課題に応じたきめ細かい指導を行い、多様なニーズに応えられる専門性の高い教員を養成することを目指しています。医療技術の向上やライフスタイルの多様化によって、子どもたちのもつニーズは多様化してきています。特別な支援を必要とする子どもたちの多様なニーズに応えるためには、専門的な知識が不可欠であると言えます。特別支援教育コースでは少人数による指導によって、きめ細かい支援・指導体制をとっています。3、4年次に開講されている専門ゼミナールでは、学生一人ひとりの興味や研究課題に応じて、様々なテーマを決めて深く掘り下げる学習活動を行っています。学会誌から論文を検索して発表する、といった学習によって、教育学や心理学の最新の研究成果を子どもたちへの教育的支援に活かすことができるようになります。

活躍する在学生・卒業生の紹介

ボランティア活動を行いながら特別支援学校の教員を目指す(阿部有希:社会福祉学部 4年生)

卒業生が主催する教員採用試験対策勉強会(高山祐二郎さん:2008年度卒業生)


特別支援学校で教員を務める卒業生(林咲希子さん:2009年度卒業生)