グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




早坂淳 准教授

社会福祉学部
早坂淳 准教授
担当講義:教育方法論、教育学 他


多様な価値観がつながり人々が協働する教育の未来

子どもを真ん中に協働するコミュニティ・スクール

 多様な価値観を持った人々が理念と責任を共有し、それぞれの違いを積極的に認め合い活かし合うことを通して、新しい価値の創出をめざすことを「協働」とよびます。平成29年の法改正で保護者や地域の人たちが学校教育に関わることを可能にする「学校運営協議会」の設置が努力義務化されました。
 これからの学校は、教員に加えて保護者や地域の人たちが子どものために集い、それぞれが持つ異なる価値観をつないで協働する学びの場(=コミュニティ・スクール)として生まれ変わります。
 私は、学生や地域の人たちとともに学校をフィールドに協働が成立するために必要な仕組みや要素の解明を目指して理論的・実証的に研究を進めています。

子どもを見守る多様な当事者の眼差し

 保護者や地域の人たちと協働する学校のメリットは保護者や地域の人たちに「自分たちも教育を担う当事者である」という意識を醸成することです。多様な人たちが学校に関わることで、子どもたちは学校以外の価値観にも見守られ、生まれ持ったその特性を多面的・多角的に認めてもらう機会を得ます。
 私たちのゼミでは、週末や長期休暇を活用する「子どもの余暇活動支援」を続けてきました。大学生の企画する様々な活動の中で、子どもたちはそれまで関わることのなかった世代と触れ合う機会を得ます。
 ここ信州上田は公民館を中心に、地域の方と子どもが交流する社会教育が充実している地域の一つですが、大学生と子どもが交わる活動はそれまでの社会教育活動をさらに充実させる実践の一つであると考えています。

地域社会をキャンパスに多様な価値観を協働する力を養う

 急速に変化していく社会の中で、これからの教育の担い手に必要なのは、性別や年齢、国籍や出身地、宗教や文化などの多様さを尊重し、互いの違いを原動力として協働する力である、と私は考えます。
 学校は、同年代の子どもが集うだけの場所ではなく、あらゆる違いを超えてつながる地域とともにある学びの中心となるのです。

早坂淳准教授からのメッセージ

 これからの社会を生きる教員には、明確な答えが決まっている問題の解き方を子どもに示すだけではなく、子どもといっしょに学校の外にある答えのない問いに飛び込み、ともに学び続けられることが求められます。上田市全域をキャンパスとする長野大学は、地域社会と協働する機会に満ちています。
 子どもを真ん中にした協働の実践の中で、違いを紡ぐ経験を重ねて自分を拡げ、教員としての資質・能力を磨いていきましょう。