長野大学で学んだ知識と技術を生かし、 幅広い分野で活躍している卒業生。 社会への扉を開き、 未来をつかんだ先輩たちを紹介します。
環境ツーリズム学部

地域の魅力を価値あるものに
思い出に残る旅をお手伝い
星のや軽井沢(取材当時) 田村 星名さん 環境ツーリズム学部/2024年卒業
岩手県出身

中学生の頃からホテル業に興味があり、観光や地域活性化を学べる長野大学に進学しました。所属していたゼミでは上田市柳町の交通量や観光客の動向などを探り、地域の活性化について考えました。今ある景観や土地のよさを生かすことで、そこに住む人にうれしい、訪れる人には新鮮な「新しい魅力」を作り出していくという考えは、現在の職場である宿泊施設でも大切にしている思いです。国内外から来られる多くのお客さまに楽しんでいただけるよう、大学で学んだ中国語やコミュニケーションスキルにもさらに力を入れていきたいと思います。

ゼミでの学びを生かし
人々に自然の魅力を伝えたい
浅間山麓国際自然学校 大和田 樹里さん 環境ツーリズム学部/2022年卒業
茨城県出身

幼い頃から野鳥が好きで、自然環境を専門的に学べる長野大学に入学しました。敷地内には「恵みの森」があり、日頃から生きた学びを体験できたほか、宮城県の海岸防災林再生をめざす「たねぷろじぇくと」に参加したことで、未来を担う子どもたちに何かしてあげたい、自然に親しむきっかけ作りをしたいと思うようになりました。現在は自然学校の職員として、幅広い年代のお客さまを迎えて自然体験プログラムを行っています。自然の楽しさや面白さを、より多くの人々に伝えていけたらと思います。
企業情報学部

魅力的な長野県をPRし
持続可能なまちづくりに貢献
商工観光課振興係(取材当時) 吉塚 大輝さん 企業情報学部/2022年卒業
新潟県出身

私が大学で得た学びは、経営のゼミ活動で培った課題発見・問題解決能力と、実際の企業と協働しながら進めてきた商品開発において鍛えられた交渉力だと思っています。現在は県内外の方々に、佐久地域の食や名所を絡めた、観光や移住を促すイベントを企画しています。地域の課題の問題点を考えたり、事業者とディスカッションしたりする際に、ゼミでの実践経験や相手を思って対話する力が発揮できていると感じます。イベント参加者にいただいた「最高に楽しかった」という声を励みに、今後も長野県職員として長野県の魅力を広く発信していきたいです。

企業の現状を分析し
課題解決への方法を提案する
直江津支店融資課 木内 直哉さん 企業情報学部/2022年卒業
長野県出身

オープンキャンパスに参加した時から経営イノベーションに関わるゼミに魅力を感じていました。実際の企業に焦点を当てて現状を分析し、課題解決に向けた商品やサービスの考案・提案を行い、企業からフィードバックをいただけることがゼミの大きな特徴です。現在、私は銀行の融資課で取引先企業の決算分析業務を担当しています。なかでも法人外訪活動はゼミ活動の延長線上にあると感じ、とてもやりがいがあります。今後もさまざまな業務に、大学で培った学びを生かしていきたいと思っています。