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長野大学を知る

先輩のクチコミ

長野大学で学んだ知識と技術を生かし、 幅広い分野で活躍している卒業生。 社会への扉を開き、 未来をつかんだ先輩たちを紹介します。

社会福祉学部

高齢者の困りごとに向き合い、
その方の幸せを実現できる支援者に

長野市役所 保健福祉部
地域包括ケア推進課
(社会福祉士採用)
鯉沼 舞帆さん 社会福祉学部/2023年卒業
茨城県出身

高齢者を対象に、住み慣れた地域で長く生活するための事業の展開や、施設入所などの相談に応じています。表情や言葉遣いに注意しながら、一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にしています。行政機関での福祉職をめざし、大学では社会福祉士・精神保健福祉士の資格取得に向けた勉強はもちろん、障害者の就労支援事業所や精神科病院での実習、さらに子ども食堂のボランティアサークルでも活動しました。そこで学んだコミュニケーション能力は、相手の価値観や好み、要望を理解することが必要な現在の業務に生かされていると感じます。

ボランティア活動で養った
社会で通用する人間力

社会福祉法人
長野県社会福祉協議会・福祉人材センター
鈴木 啓太さん 社会福祉学部/2022年卒業
静岡県出身

長野大学はボランティア活動が盛んな大学です。私も在学中は災害支援をはじめ、多くの活動で地域の人たちと関わる機会に恵まれました。「困っている人の立場に立って傾聴し、発言の意味を汲み取る」という福祉の基本的な姿勢はここで培われ、同時に将来社会に出ていく前の心構えの場にもなったと思います。大学で教わった「福祉は、“ふ”だんの“く”らしの“し”あわせ」という言葉。誰もがそう思える社会に変えていきたいですし、その先に自分がめざす福祉の形があるのだなと、今改めて感じています。

大学で身についた積極性が
業務に生かされています

医療法人清泰会
メンタルサポートそよかぜ病院
塩川 綾花さん 社会福祉学部/2021年卒業
長野県出身

高校時代から精神科分野に興味があり、精神保健福祉士を取得できることから長野大学に入学しました。もともと消極的な性格でしたが、授業や実習、ボランティア活動、委員会など、学生が自発的に動く機会が多かったことで「自ら考えて行動に移す」という力を養えたと思っています。その姿勢は今、ソーシャルワーカーとして働くうえでも役立っており、迷った時は自ら職員や関係者に相談をして早期に解決できるよう努めています。大学で身についた力は自分自身の成長でもあり、患者さんへの支援にも大きく生かされていると思います。

福祉を学んで実感した
教育現場と地域がつながる大切さ

長野県 上田養護学校・小学部 倉田 力空さん 社会福祉学部/2024年卒業
長野県出身

大学で特別支援教育に興味を持ち、特に発達障害による困り感を身近な課題として実感し始めたことがきっかけで教員をめざしました。社会福祉学部で学んだことで、地域とのつながりや共生社会の知識が身につき、養護学校と病院、行政、福祉事業所などが連携する場面で役立っています。また、学生時代のゼミ活動やボランティア経験で多様な人と交流し培ったコミュニケーション能力は、保護者の方や事業所の方と関わる時に生かされていると思います。今後も、子どもの「楽しかった」「できた」のうれしい表情を増やすために、授業や日常で使えるコミュニケーションの引き出しを増やしていきたいです。

環境ツーリズム学部

地域の魅力を価値あるものに
思い出に残る旅をお手伝い

株式会社星野リゾート
星のや軽井沢(取材当時)
田村 星名さん 環境ツーリズム学部/2024年卒業
岩手県出身

中学生の頃からホテル業に興味があり、観光や地域活性化を学べる長野大学に進学しました。所属していたゼミでは上田市柳町の交通量や観光客の動向などを探り、地域の活性化について考えました。今ある景観や土地のよさを生かすことで、そこに住む人にうれしい、訪れる人には新鮮な「新しい魅力」を作り出していくという考えは、現在の職場である宿泊施設でも大切にしている思いです。国内外から来られる多くのお客さまに楽しんでいただけるよう、大学で学んだ中国語やコミュニケーションスキルにもさらに力を入れていきたいと思います。

ゼミでの学びを生かし
人々に自然の魅力を伝えたい

株式会社アサマリゾート・ NPO法人
浅間山麓国際自然学校
大和田 樹里さん 環境ツーリズム学部/2022年卒業
茨城県出身

幼い頃から野鳥が好きで、自然環境を専門的に学べる長野大学に入学しました。敷地内には「恵みの森」があり、日頃から生きた学びを体験できたほか、宮城県の海岸防災林再生をめざす「たねぷろじぇくと」に参加したことで、未来を担う子どもたちに何かしてあげたい、自然に親しむきっかけ作りをしたいと思うようになりました。現在は自然学校の職員として、幅広い年代のお客さまを迎えて自然体験プログラムを行っています。自然の楽しさや面白さを、より多くの人々に伝えていけたらと思います。

企業情報学部

魅力的な長野県をPRし
持続可能なまちづくりに貢献

長野県 佐久地域振興局
商工観光課振興係(取材当時)
吉塚 大輝さん 企業情報学部/2022年卒業
新潟県出身

私が大学で得た学びは、経営のゼミ活動で培った課題発見・問題解決能力と、実際の企業と協働しながら進めてきた商品開発において鍛えられた交渉力だと思っています。現在は県内外の方々に、佐久地域の食や名所を絡めた、観光や移住を促すイベントを企画しています。地域の課題の問題点を考えたり、事業者とディスカッションしたりする際に、ゼミでの実践経験や相手を思って対話する力が発揮できていると感じます。イベント参加者にいただいた「最高に楽しかった」という声を励みに、今後も長野県職員として長野県の魅力を広く発信していきたいです。

企業の現状を分析し
課題解決への方法を提案する

株式会社八十二銀行
直江津支店融資課
木内 直哉さん 企業情報学部/2022年卒業
長野県出身

オープンキャンパスに参加した時から経営イノベーションに関わるゼミに魅力を感じていました。実際の企業に焦点を当てて現状を分析し、課題解決に向けた商品やサービスの考案・提案を行い、企業からフィードバックをいただけることがゼミの大きな特徴です。現在、私は銀行の融資課で取引先企業の決算分析業務を担当しています。なかでも法人外訪活動はゼミ活動の延長線上にあると感じ、とてもやりがいがあります。今後もさまざまな業務に、大学で培った学びを生かしていきたいと思っています。