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ニュース&トピックス

【企業情報学部】森ゼミナールは「企業イノベーションプロジェクト」(2022)を推進しています(ビジネスアクション関東甲信越大会で地方創生賞を受賞。)

今年のスタートアッププロジェクトは、調理食品製造の「株式会社はやしや」様との協働です。

「企業イノベーションプロジェクト」では、理論的研究と実践的研究により問題解決を進めていきます。

森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題して、成熟期企業の問題解決活動を進めています。                                                     

まずは、「スタートアッププロジェクト」において、地域企業との協働・連携により問題解決活動を進め、同社の今後のコンセプトや商品を考案していきます。まず、社会や企業の問題解決を進めてみることにより、社会や企業の課題を認識し、また、それらの課題・問題を解決することの難しさとやりがいを実感することになります。                         

また、企業や社会の問題解決の難しさを実感し、理論的な学びの必要性を痛感しつつ、その後、イノベーションを生み出す「理論的な研究」(イノベーションやマーケティング、経営学全般)を進めていきます。

そして、この理論的な研究を基礎に、森ゼミなりにイノベーションを生み出す論理を組み立て、それをもとに「実践的な研究」を進めていきます。ここでは、6チーム程度にチームを分け、チームごとに対象とする業界・企業を特定し、特定した企業への調査・ヒアリング、業界・企業分析、今後の課題の特定、課題を解決する方針(コンセプト)の策定、当該企業の商品・サービス・仕組み等の考案などを進めていきます。

このような「スタートアッププロジェクト」「理論的研究」および「実践的な研究」により、成熟期にある企業(地域の企業も含めて)の問題解決活動を進め、これらの活動により、森ゼミ生は課題発見・問題解決能力を高めていくことになります!


地域企業と協働で開発した商品「マッスル餃子松本一本ねぎ」(信栄食品)

企業イノベーションプロジェクトで企業様(不動産系企業)へ提案している時の様子。

地元の企業様へのヒアリングをしたり(上田市・卸系企業)

地元の企業様に研究成果を発表したりしています(長野市・着物販売系企業)

地元のシティホテルの食事業を開発したり(佐久市・シティホテル)

地元のリゾートホテルのレクレーションを企画したりしてます(茅野市・リゾートホテル)

地元のソフトウェア開発企業と新たなプレゼンター「エアラビット」を開発したり(上田市・ソフトエア開発企業)

地元のコーヒー加工メーカーと新たな発芽コーヒー「夜蒸珈琲」を開発したりしています(上田市・コーヒー加工系企業)

2022年度のスタートアッププロジェクトは、デイリー商品を展開する「デイリーはやしや」を子会社にもつ「はやしや様」と連携しながら推進しています。

2021年度は信栄食品様と協働で新商品が誕生しました。今年は、どのような新たな価値が考案されるのでしょうか。

今年も企業イノベーションプロジェクトには多くのメンバーが集いました。

個性あふれる新二年生。

まずはスタートアッププロジェクトの意味確認です

耳目を引く商品が、コンビニ業界の最大手セブンイレブンで提供されています。

この会社の今後を考える上でのポイントは何か、この意味確認から導出します。

同社にはイノベーティブな商品が。一方でオリジナル商品には幾つかの課題が。写真は同社のウェブページより。

4月25日に研究対象企業「はやしや」様と懇談会を実施します。

チームごとに分かれて、企業様の調査と25日に向けての質問事項を整理しました。

チームリーダーから、各チームの進捗状況の報告です。

現状のはやしや様のオリジナル商品。これらを踏まえて、同社のこれからについて検討を進めていきます。

25日には、はやしや様をお迎えし、経営者様に経営や事業のお話しをいただくとともに、質疑の時間を設けたいと思います。同社の今後の事業展開を考える上で、有益な機会にしたいと思います。

研究対象企業の「はやしや様」と懇談会を実施しました。

株式会社「はやしや」の代表取締役社長の飯村様より、はじめにご挨拶をいただきました。

まずは、同社の経営や事業のこれまでについて飯村社長にお話しいただきました。

川上と川下にこれまではこのような展開をされてきたようです。セブンイレブンとタッグを組みつつ、今後の展開を考えられています。

同社の強みは何で、その強みを活かしつつ、今後をどう展開していくのかを考えます。

同社が考えられているありたい姿。これを大切にしつつ、新たな方向を森ゼミなりに考えていきます。

製造の工程を確認すると、工程のそれぞれにおいて同社のこだわりや大切にしている点が見えてきます。

各チームが経営・事業の報告や、

同社の事業力・企業力の説明に耳を傾け、同社の悩みを聞きながらメモをとります。

同社にご説明をいただいた後は、各チームが検討してきたものをもとに、質問をさせていただきました。第1チーム(リーダー、清水さん)。

こちらは第3チーム(リーダー、荒井さん)。

森ゼミ生の質問に対しては、飯村社長、石坂取締役より、さまざまな観点より丁寧な回答をいただきました。

最後に、同社考案商品についてご提供をいただき、これ以降新たな商品を考案していく際の参考にさせていただくことにしました。ご恵贈をいただき、ありがとうございました。

当日お越しいただいた、はやしやの皆様(飯村社長、石坂取締役、三谷様、赤羽様)、長野県産業振興機構の皆様、ありがとうございました。

頂戴した、同社考案商品。これ以降、森ゼミ生は、あるターゲットを見すえながら、この企業の独自の技術を活かししつ、自社ブランドを考案していくことになります。5月30日には、この成果発表会(イノベーション発表会)を予定しています。お楽しみに!

はやしや様の思いを踏まえ、自分たちなりに問題解決活動を展開します。5月9日には、いよいよ具体的な検討がスタートしました。

5月16日はこのような全体確認をもとに各チームで検討しました。

5月23日は、このような問題意識を共有し、各チームで検討しました。

第3チーム。おうちで「〇〇」を。

第2チーム。やさしさがあふれるというコンセプトを設定し、ありたい姿を特定します。

第5チーム。近年、自然や健康への意識への高まりを受けて、同社の事業力を活かした展開を考えます。

第6チーム。これまでの同社がセブンイレブンと展開してきた活動を振り返りつつ、今後の展開のポイントを整理します。

第1チーム。顧客の表現や表情をもとに、コンセプト等を検討します。すみません、第4チームの写真がとれませんでした。

いよいよ来週(5月30日)は、はやしや様への提案報告会となります。各チーム、最後の最後まで検討を深めていきます!

はやしや様にイノベーション研究の発表(中間発表会)を行いました。

この一か月間、それぞれのチームで検討を重ねてきました。

第1グループ(リーダー・清水さん)の報告です。

主婦が求めるもう一品を届ける食品デリバリーサービスの提案です。

主婦に余裕を与え、家庭に温かな時間が増えることを構想しました。

第2グループ(リーダー・柳沢君)の報告です。

ペルソナとして、大学生の子をもつ母親と、大学生で都心に住む大学生を想定。

このコンセプトには、母のような温もり、安心感。優しさがあふれている。笑顔があふれるような「HAHAHA」。などの意味を込めつつ、仕送りサービスを考案。

第3グループ(リーダー・荒井さん)の報告です。

「心のレンチン」をコンセプトに、心温まる食事の提供を考え、「おうち給食:4時間目のあとのわくわくを」を提案。

おうち給食について、はやしやだよりを提供することを考えました。

第4グループ(リーダー・河野君)の報告です。

最近のブームと、シチュエーションなどを想定しながら、新たなサウナ飯「はやしやさんのサウナロール」を提案。

同社の真空パック技術を活かして、このような商品を考えました。

第5グループ(リーダー・増田さん)の報告です。

これまで外側の広いニーズに応えてきた同社に対して、顧客の内側により入りながらコンセプトを検討していくことの重要性を提起させていただきました。さほど時間をかけず、簡単に、こだわって作ることができたを味わって欲しいと思い、このコンセプトを立てました。

そのコンセプトを踏まえて、こだわりをもちつつ、食材としてオーガニックに関心を寄せそうな人に対して、この商品を考案。

第6グループ(リーダー・中島さん)の報告です。

これからD to C領域に一歩踏み出す同社に対して、驚きと愛情いっぱいの食を提供することを考え、「〇〇さん家」シリーズの提案です。

笑顔の生産量No.1になることを目標に掲げ、「はやしやと言えばコレ」という商品を検討し、日本人の口に合う海外の家庭料理とそのストーリーを考えました。

ゼミ生からも質問が提起されました。

こちらからも、

そして、こちらからも

報告後のホッとした表情。

こちらも、ホッとして。

会場の様子です。一列目が、株式会社はやしやの皆様です。

飯村社長、石坂取締役、赤羽氏、三谷課長補佐。ECを担当する赤羽氏より、森ゼミ生の提案の優れた点とともに、今後、検討して欲しい点などが投げかけられました。

各チームの報告に対して、他のチームもメモをとり、今後に活かしていきます。

報告シーン

報告シーン

報告シーン

報告シーン

報告シーン

報告シーン。緊張しつつも、これまでの検討をしっかり企業様にお伝えすることができました。

はやしやの皆様にコメントとともに、具体化していく上で鋭い意見や要望をいただきました。質疑応答の際もチーム全員で協議しました。

飯村社長より、この度の提案にかかる評価と今後の具体化の見通しについてコメントをいただきました。同社の皆様、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。森ゼミ生も次回のミーティングに向けて、各チームで頑張っていきたいと思います。

はやしや様のイノベーション研究とともに、イノベーションやマーケティングの理論を研究していきます。

スタートアップでは、はやしや様のイノベーション研究を。この研究を進めていく中で理論の重要性を実感しました。新たにチームを構成し、これから理論的研究を進めていきます。

いよいよ新チームでの門出です。

MORI MORI BOOKのM社長より、依頼がありました。

何でも、経営や事業の展開に困っており、この度のテキストのエッセンスとともに、このテキストを踏まえて、MMBOOKが今後、どのように経営を進めていく必要があるのかを教えて欲しいとのこと。責任重大です。

第1グループのメンバー。リーダーは、増田さん。

第2グループ。リーダーは赤羽さん。

第3グループ。リーダーは、西脇君。

第4グループ。リーダーは、大淵君。

第5グループ。リーダーは、高橋君。

第6グループ。リーダーは荒井さん。この本を読み込み、チームのメンバーの力を併せて、経営戦略の論理を明らかにし、MMBOOKを救ってください。

6月3日は、戦略の顧客適合について。ターゲットをなぜ絞る必要があるのか、企業はなぜ、ターゲットを絞ろうとしないのかを考えます。

戦略の顧客適合の論理を踏まえて、MORI MORI BOOKsの行く末を考え、同社の社長に何を伝えるかを検討します。

6月27日は、戦略の顧客適合の能動的適合について。訴求ポイントの核を明確にしつつ、顧客ニーズの束への対応をしていきます。

顧客へダイナミックに対応していく際には、まずは能動的な対応が極めて重要になることを確認しました。これらの論理を踏まえると、MORI MORI BOOKsの行く末はどうなるでしょうか?

スタートアッププロジェクトの研究対象企業「はやしや様」より、提案した商品案などに対して、フィードバックをいただきました。

実践研究をともに、理論的な検討が大詰めに。第1グループ。

第2グループ。

第3グループ。

第4グループ。

第5グループ。

そして、第6グループ。

各チームごとに、イノベーションを生み出す戦略の論理を考えます。顧客をどのように捉えるのか。

はやしや様より、イノベーション発表会においての提案を踏まえて、フィードバックをいただきました。記して、御礼を申し上げます。まずは、提案に対してよかった点を整理いただきました。

また、はやしや様より、各チームに対して、今後の商品の開発やマーケティングを展開していく際の具体的に検討して欲しい点を整理いただきました。例えば、第4チームに対しては、観点別にこのように返答をいただきました。このようにそれぞれのチームに対して、丁寧なフィードバックをいただきましたので、これ以降、各チームごとに検討を進め、10月3日に「はやしや様」とミーティングを実施することを予定しています。

理論研究の発表会を実施:事業展開に困るMORI MORI BOOKsに対して理論研究の成果を発表!

第1チーム。この書店の戦略策定は大丈夫か。問題意識を高めます。

顧客を含む環境との適合を考えつつ、これまでの同社の見えざる資産を活かしながら事業の展開を検討しました。

第2グループ。こんなMMBOOKsに対して、

「文化の緑地」という概念を用い、ありたい姿や変革のシナリオを丁寧に検討しました。

第3グループ。ニーズの束、補助サービスの各を明確にして、事業を展開することの重要性を強調。

同社の資源と人の心理を活かす戦略の重要性が示されました。

第4グループ。MMBOOKsの現状はこういった状況。

目標から、ありたい姿を定め、そして、現状とのギャップを埋めていくと…。筋道がしっかりしています。

第5グループ。戦略の方針はもっているMMBOOKs。ただ、このままで大丈夫?これを解決してくれる救世主が現れました。

この度の顧客とどう関係性を構築するのか。顧客との「テコ的な適合」は、例えば、テニスで示すとこのような形に。イメージが湧きそうです。

第6グループ。この度の、目標、ありたい姿、現状、変革のシナリオ。自分たちの身近なもので示すと・・・

これまでの書店から、ありたい姿へ。顧客を絞り、この人にありがたい書店へ。

質問への回答も、全員体制です。

MMBOOKsを救うべく、各チームが理論的な研究を進めてきました。同社は各チームからの示唆を踏まえて、今後、これまでにない展開ができそうです。ありがとうございました。すべてのチームの発表が有益でしたが、もっとも良かった発表は・・・

第1位は、第2グループ(リーダー:赤羽さん)。

第2位は、第1グループ(リーダー:増田さん)

第3位は、第3グループ(リーダー:西脇君)

嬉しそうな表情です。

こちらも、

そして、こちらも。

理論的研究を踏まえて実践研究へ(夏休み中に、研究対象企業を特定します。)

はやしや様の実践研究の後に、理論的な研究を、その理論的な研究を踏まえて、各チームで実践研究を進めていきます。夏休みは、研究対象企業のピックアップを進めます。

後期の予定は、理論的な研究を踏まえつつ、実践研究を進めます。

長野高等学校、上田染谷丘高等学校の生徒さんが探究活動のため森研究室を訪問

長野県長野高等学校からの依頼(地域との協働による高等学校教育改革推進事業)があり、7月19日(火)にフィールドワークを受け入れました。同校の生徒さんは研究テーマとして「今ここにないものを未来へ」を設定され、こらからのモノや価値をどのように創造していくのかについてヒアリングをしていただくとともに、意見交換をさせていただきました。                                                              

また、長野県上田染谷丘高等学校からの依頼(探究の学び)があり、8月25日(木)にフィールドワークを受け入れました。同校の二つのチームの生徒さんに訪問いただき、1つのチームは「コンビニなどのマーケティング、競争戦略、商品開発」を研究テーマに、2つ目のチームは「商品開発の方針と流れ」というテーマを設定され、企業のマーケティングやイノベーションの課題や今後の方向性について意見交換をさせていただきました。

2校の生徒さんはいずれも問題意識をもちつつ、「社会をこうする・こういしたい」という意思・理想をもちながら学びを進められているのが印象的でした。これ以降も、何かあれば遠慮なくお問い合わせください。応援しております。私たちも高大連携というものをさらに重視しつつ、社会の問題解決に寄与できる人を社会や企業に送り出すことができればと考えています。

2022年10月3日にスタートアッププロジェクトの研究対象企業「はやしや様」と商品企画ミーティングを開催します。

10月3においては、各チームで商品化に向けて案の具体化や根拠の整理をしていきます。

新商品の開発に向けて、イノベーション研究対象企業のはやしや様とミーティングを実施(10月3日)

この度も、はやしや様の代表取締役の飯村社長、取締役の石坂部長、NB事業部の三谷課長補佐、赤羽さんにお越しいただき、検討経過の報告、質疑、意見交換を行いました。

はじめに、飯村社長様より、ご挨拶をいただきました。

返答として、森ゼミゼミ長の今村君より、挨拶をしました。

4月に懇談会を開催し、同社の経営や事業の特徴や悩みなどについてご報告をいただき、それを受けて各チームで今後の方向性を検討し5月に中間報告会、そこでの意見交換やフィードバックを受けて、この間、さらに検討をしてきました。この度のミーティングはその報告となります。

第1チームは、献立に悩む主婦層に向けてECサイトで「もう一品」を購入できる仕組みの提案です。

主婦層に対してのアンケートを実施。買いたいおかずは?作るのが大変な副菜は?このようなサービスは利用したいか?などについて。

時間短縮を考えている主婦層は相当いそうで、このようや仕組みには関心をよせてもらえそうです。一方で、このような経験がない主婦層にどのように訴えかけていくのかや、もう一品として、これまでの同社のメニューストックを踏まえてどのようなランナップにしていくのかが課題となりそうです。

第2チームは、母から子への仕送りを考え、母はーとふる(あたたかさや安心感)な内容を給食メニューを参考にインパクトのある商品を。「キムタクご飯のもと」という新商品を考えました。

このご飯のもとを使用すると、いろいろな料理のアレンジが可能となります。子供への仕送り、母と子供とのコミュニケーション、子供の栄養補給、さまざまな視点で考えました。

親が子供を思う気持ちと、母と子供のコミュニケーションの促進、子供の日々の生活、この商品を考えていくときのポイントは幾つかあります。地元で食べていた懐かしいもの、栄養価、簡単に調理、バリエーションなど視点をどのように整理し、相手のアピールしていけるか、この商品の後の次の展開をどうしていくのかが鍵となりそうです。

第3チームは、同社の安全安心、丁寧、真空調理などの事業力を活かし、親子向けに「おうち給食」という仕組みの提案です。

小中学校の親子を想定し、親にはなつかしさを、子供には非日常を提供することを考えました。

給食では実現できなかった夢の給食を考えたり、同社の卓越したお惣菜づくりに着目し顧客の要望に応えることも考えました。一方で、給食感や学校感をどのようにしていくのかや、全国で注目されてきた給食料理は何か、また、それで、親子のそれぞれの期待に応えられたり、話題が生まれるのかがこれからの検討課題になってきます。

第4チームは、サウナーの女性に向けてサウナ後に食べる、サウナで失われた栄養素を補給し、真空パックで手軽に食べられる「はやしやさんの サウナロール」を提案。

このようなペルソナを設定し、これまでのサウナ飯であると罪悪感がうまれてしまう「さな」さんに、さまざまな付加価値(機能的価値、感情的価値、自己表現価値)をつけるような新商品に仕上げました。

この商品をいざつくってみて、分かることがありました。食感が似ているものが多く、時間が経つとおいしさが?味付けもそのものにつける必要がなど。どのように作っていくのかや、どのように保管するのか、どのように購入の一連の流れを考えるのかが今後の検討課題になりそうです。

第5チームは、前回お弁当にもこだわりたい人に向けて、「毎日オーガニック」という自己肯定感を向上し、一日を笑顔で過ごせる商品を提案。オーガニックの市場規模や、生み出す難しさなどについて意見をいただき、このオーガニックで進めていく場合とこの方向性は大切にしながらも、新たな案を意欲的に検討しました。

さまざまな栄養素を補給したいという時に、それらをまとめてこの商品にというものはありますが、この人のここが足りていない(この一つの栄養素)に着目した新商品を提案します。

一つの栄養素に着目した商品とともに、知育に着目した商品(知育ミールキット)も同時に提案。親と子供が調理をする時に、簡単に、こんな料理ができたというものを考えました。この栄養素というものに着目した場合に、この会社のどういった資源・技術をどう生かすのか、また、ミールキットにおいては、どういった資源・技術をどう生かし、簡単やおいしい、楽しいを実現するのかが今後の検討課題となりそうです。

第6チームは、笑顔の生産量NO.1をめざして、「驚きと愛情いっぱいの食を」を提案することを考えました。その具体的な形として、「炊き込みごはんの専門店」を考案。

はやしやさんの安全安心に対する信頼、製造技術などを踏まえ、手間ひまをかけていることがしっかりと伝わる新商品を検討してきました。驚きについては、色々な出し汁や具材の組み合わせで表現しつつ、愛情については、安心感などで表現します。

炊き込みごはんにすることで、これまでの手間ひまをかけて製造してきたものを訴えかけられる商品になりそうです。また、一般的な炊き込みごはんのもとではなく、その組み合わせで楽しむというのはこれまでにない発想にもなりそうです。一方で、いろいろな味がある中で、組わせることでどのような価値を出していくのか(嫌い・苦手だったものが好きになった等)などが検討課題となりそうです。

夏休みの間、同社の思いや想定する顧客のことを検討しながらこの度の提案とありました。とても有意義なミーティングとなりました。

同社の皆様、どうもありがとうございました。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

第1チームの報告の様子。

第2チームの報告の様子。

第3チームの報告の様子。

第4チームの報告の様子。

第5チームの報告の様子。

第6チームの報告の様子。

制作したり、根拠を整理したり、製造・販売(購入)の仕組みを考えたりと、これ以降はさらに具体的な展開向けて準備を進めていきます。

スタートアッププロジェクト、理論研究を踏まえて実践研究へ(企業イノベーションの研究対象企業を特定しています。)

森ゼミではこれまで、はやしや様と協働によるスタートアッププロジェクト、イノベーション論や戦略論に関する理論的な研究を進めてきました。後期以降は、これまでの取組を踏まえて実践的な研究(企業イノベーションプロジェクト)となります。まずはその基礎となる企業イノベーションの対象企業についてさまざまな観点から特定することにしました。

対象企業を特定していく上で重視するのは、魅力的な事業展開をしつつのびしろがありそうではあるものの、課題が特定できそうな企業。

さまざまな業界・企業が候補として特定されました。

イノベーション研究の対象企業として、信州らしい、個性ある企業を特定しました。

森ゼミ生が焦点をあてる企業は、いずれも信州らしい、しっかりと個性がある企業です。いつもはパワーポイントで発表する森ゼミ生も、企業発表会は黒板で!

このような企業が特定されました。

近年、信州では各地でワインづくりが・・・。素材を活かし、特徴あるワインを製造・販売するこの企業! これからさまざまな展開が期待できそうです。

信州と言えば、やはり味噌。主たるメーカーのなかでも塩こうじにこだわるこの企業。新たな価値次元をどのように生み出していくのか、大切になってきそうです。

企業を特定できて、ホッとしている表情。

これから、それぞれの対象企業についてのイノベーションプロジェクトを進めていきます。

株式会社はやしや様より商品開発に向けたフィードバックをいただきました。

10月3日の商品開発に向けたミーティングの様子です。このミーティングを踏まえて、この度、商品開発に向けたフィードバックをいただきました。

第1グループへのフィードバック。フィードバックには、発表で良かった点とともに、発表への意見・アドバイス、今後の商品開発の方向性が入っています。

第2グループと第3グループへ。

第4グループと第5グループへ。

第6グループへ。

はやしや様ではこの段階より試作づくりを進めていきたいとのことです。各チームにおいては、さらにこれから商品の具体的な展開について検討していきます。

各チームでは大きな枠組みを12月までに検討し、2月の最終発表会に向けて準備を進めていきます。

研究対象の地域企業の課題発表会を実施しました!

研究対象企業には、そばを中核としてB to B事業を展開する企業や

麹の「本物の味」を大切にする企業

この地域にあり世界にも存在感を発揮しつつあるワイナリー系企業

この地域にあり全国に特徴的な味噌を発信し、塩こうじも主たる事業とする企業

人のこだわりや生活の充実感を大切にする家具系企業など。その他にも地元で文化を発信しようとする書店など。

同日は、卒業アルバムの写真撮影もありました(すみません、一部の方は入っていません)。4年生とともにゼミ活動をすることができるのもあとわずかとなりました。さまざまな活動をともに進めていきましょう!

この間、各チームともに、企業様との打ち合わせやヒアリングを実施し、この課題発表会を実施しました。報告後に、それを聴取した森ゼミ生から寄せられたコメントシートを各チームで確認しています。

コメントシートをみつつ、第2チーム。

第3チーム。人が生活において何を大切にするのか、その視点から家具メーカーの今後を考えていきます。

第4チーム。このワイナリーでのワイン事業の展開により、世界の銘醸地になることを願いながら。

第6チーム。他の味噌メーカーとの差別化のポイントとする塩こうじ。これをどのように発信し、また、みそ事業をどのように拡充するのか。

イノベーション研究の対象企業様へヒアリング等を実施(各チームがヒアリング調査等で企業様を訪問させていただいています。)

第5チーム。糀の本物の味やおいしさ、伝統を含めたこの企業の糀をどのように発信し、新たな展開をしていくのか。

須坂にある「(糀の)本物の味」や「手作り」を大切にする糀谷本藤醸造舗様に訪問し、インタビュー調査を実施しました。同社の皆様には丁寧に応対をいただき、上のものを振る舞っていただきました。同社を研究するとてもいい機会となりました。同社の皆様には記して御礼を申し上げます。

はやしや様と協働で商品試作を進めています(はやしやの三谷様と宮東様とともに、試作を確認させていただきました)。

ミーティング後において、試作品を手にして。ようやくこの段階になり、ホッとしつつも、今後の検討課題も明らかになりました。

商品案として具体化してきたものについて、試作づくりを進めています。この間、第4チームでは、顧客に投げかけるコンセプト等を検討してきました。はやしやの三谷様、宮東様に報告し、反応をうかがいます。

チーム内で、商品をさらに試作をしながら具体化していくとともに、

材料費などを前提に原価や価格について確認しました。お客さんへの訴求ポイントを確認しつつ、どのような技術でそれを可能にするのかを検討します。

当日お越しいただいた、はやしやの三谷様と宮東様。意見交換の後、試作品の確認をさせていただきました。同社の真空技術や冷凍技術を活用して、学生たちが考案したものをこのような形で開発いただきました。

試作品はこのような形に。

試作を手にして、感慨一入な気持ちとともに、実際の展開に向けてより課題を具体化していこうという気持ちが高まりました。

この商品が、同社のコア商品になることを願いながら・・・。はやしやの皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

これからの事業、商品展開を楽しみにしています。

地域企業のイノベーション研究の発表会を実施(12月16日・17日、於:菅平高原ホテル柄澤)

OBの方も参加し、理論をもとに実践研究として進めてきた地域企業のイノベーション研究を発表し合い、コメントをいただきました。前列左から、木内さん、浦野さん、加藤さん、月原さん。当時はコメントおよび審査をいただき、ありがとうございました。

各チームからはこんな成果が提示されました。地域企業のこれからについて、ヒアリング等を実施し、根拠をもとに問題解決を進めてきました。

第3チームから報告がスタートです。同社のこだわりを活かししつつ、お客様と長期にかかわる家具を考えていきます。

顧客の思いを形に、いろいろな工夫を考えました。

つづいて、第6チーム。理論をもとに丁寧に分析しています。

焦点をあてた企業においては、液体塩こうじを活かして今後の展開として、このような商品を提起します。

さらに、第2チーム。企業のおかれている環境や、ありたい姿、現状、そしてそのギャップ等を丁寧に考察しました。

画像を駆使しながら、空間をデザインしました。

さらに、第5チーム。同社がこだわる本物の糀の味、どのように活かしてイノベーションを展開するのか、真剣に考えました。

同社の本物の味は、このような形に。また、それを体験型で展開することを提案します。

第4チームです。この信州で特徴的なワイナリーを展開する会社をどうするのか、世界の状況を踏まえつつ、日本や、この地でどのようにワインを展開していくのか考えました。

丁寧なワインや、その理解にかかるアンケートを取りながら、

この特徴的な場をどのように体験してもらうのか考案しました。ワインの銘醸地になる上では、さまざまな工夫が必要です。

最後は、第1チーム。そばの製造・販売を行う企業が深化から進化へ。新たなBtoCの展開を考えました。

素材などに着目しそうなそば。そばの楽しみ方を提起しながら顧客にこれまでにない価値を。

この発表会では、これまでの集大成を発表しつつ、さまざまな角度よりコメントをいただき、多くの気づきがありました。森ゼミのOBの方々、ありがとうございました。そして、森ゼミの皆さん、ご苦労さまでした。

新規性、有効性など4つの基準でイノベーション研究の審査を行いました。審査をもとにした結果の発表です。

第3位は、第1チーム。そば粉の製造・販売を行うS社のイノベーション研究に対して。

第2位は、第3チーム。素材・技術にこだわる家具メーカーS社のイノベーション研究に対して。

そして栄えある第1位は、第2チーム。文化発信をめざす書店K社のイノベーション研究に対して。

表彰式を終えて、第1チーム。

第3チーム。

第2チーム。 これまで、各企業の丁寧な調査、論理をもとにした課題の特定、課題解決のためのコンセプトや商品の考案を進めてきました。森ゼミの皆さん、本当にお疲れさまでした。これから各企業への発表をそれぞれのチームが進めていくことになります。

はやしや様へのイノベーション研究最終発表会を開催します(2月9日14:30~)

これまで、キックオフ会、中間発表会、ミーティングを重ねて、イノベーション研究を進めてきました。いよいよ、最終発表会となります。

2月9日の次第です。ここでは、はやしや様への最終発表とともに、はやしや様から商品試作等のご提案を予定しています。

ビジネスアクション関東甲信越北陸大会(2月25日開催)に出場します。

同大会にエントリーしていたところ、無事に書面通過しました。この度出場するのは、森ゼミスタートアッププロジェクトの第6班「枝豆おにぎりこだわり食堂」。はやしや様との協働とそこでの成果について発表します。発表のタイトルは、「はやしやさん家の釜の中~驚きと愛情いっぱいの炊き込みご飯の素~」です。皆さん、応援をお願いします!

最終発表会での試作品の発表の様子。森ゼミ生とはやしや様とで同商品を検討し、現在、試作をしている段階です。

ビジネスアクション関東甲信越大会で「地方創生賞」を受賞

企業情報学部の森ゼミナールでは、2022年度、企業イノベーションプロジェクトと題して、スタートアッププロジェクト、理論的研究、実践的研究を進めてきました。実践的研究では、各チームが関心を寄せる企業の問題解決を、また、スタートアッププロジェクトでは、株式会社はやしや様に焦点を当てながら、年間を通して、プロジェクトを展開してきました。はやしや様に提案した内容を、森ゼミの1つのチームがビジネスコンテスト(ビジネスアクション)に応募することになり、2月25日に発表し、見事、「地方創生賞」を受賞する運びとなりました。

準備期間も少なく、スライドづくりも急ピッチで進めることになりましたが、チームのリーダーの中島さんを中心として、検討を進め、このような成果となりました。当日は、審査員のコメントとともに、はやしやの社員の皆様にも視聴いただき、発表後コメントもいただくことができ、大変有益な機会となりました。

発表した森ゼミの中島さんと、江口君。

ターゲットとして設定する人は、こんな状況に。

この商品により、このターゲットはこういった状況になりそうです。

自分たちで、また、はやしや様と協働で試作をつくりました。

価格帯をどの程度に設定するのか、市場の様子を踏まえ、根拠も併せて提起します。

発表後に質疑、審査員による審査を踏まえて、「地方創生賞」を受賞! おめでとうございました!!

発表後のホッとした表情です。年間の成果をもとにしっかりと発表できた様子です。本当にご苦労さまでした。

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