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【企業情報学部】森ゼミナールが「企業イノベーションプロジェクト」(2021)を推進中(信栄食品のプロジェクトとともに、理論的研究を進めています)

「企業イノベーションプロジェクト」では、理論的研究と実践的研究により問題解決を進めていきます。

森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題して、成熟期企業の問題解決活動を進めています。                                                     

まずは、「スタートアッププロジェクト」において、地域企業との協働・連携により問題解決活動を進め、同社の今後のコンセプトや商品を考案していきます。まず、社会や企業の問題解決を進めてみることにより、社会や企業の課題を認識し、また、それらの課題・問題を解決することの難しさとやりがいを実感することになります。                         

また、企業や社会の問題解決の難しさを実感し、理論的な学びの必要性を痛感しつつ、その後、イノベーションを生み出す「理論的な研究」(イノベーションやマーケティング、経営学全般)を進めていきます。

そして、この理論的な研究を基礎に、森ゼミなりにイノベーションを生み出す論理を組み立て、それをもとに「実践的な研究」を進めていきます。ここでは、6チーム程度にチームを分け、チームごとに対象とする業界・企業を特定し、特定した企業への調査・ヒアリング、業界・企業分析、今後の課題の特定、課題を解決する方針(コンセプト)の策定、当該企業の商品・サービス・仕組み等の考案などを進めていきます。

このような「スタートアッププロジェクト」「理論的研究」および「実践的な研究」により、成熟期にある企業(地域の企業も含めて)の問題解決活動を進め、これらの活動により、森ゼミ生は課題発見・問題解決能力を高めていくことになります!

2020年から2021年前半の企業イノベーションプロジェクトは、以下を参照ください。
https://www.nagano.ac.jp/news/14_5eabe66903f37/


地域の企業と連携・協働した商品開発の様子(商品名「鯉のひつまぶし」の開発)

地域企業と連携・協働した商品開発の様子(商品名「夜蒸珈琲(よふかしコーヒー)」の開発)

知財を活用した地域企業と連携・協働による商品開発の様子(「プレゼンター」、「資格取得支援機器」、「QR絵本」の開発)

ビジネスコンテストにも出場しながら、

日頃の成果を発表し、意見・コメントをもらい、さらに次につなげていきます。

企業様への提案を行うことが多く、

商品のみならず、採算や販売予測なども提案する際のポイントにしています。

着物の「たちばな」様への事業・サービス提案の時の様子。

2021年度のスタートアッププロジェクトは、「信栄食品様」と連携しながら推進しています。

信栄食品様との2年連続の協働となりました。

昨年は、森ゼミ生から「家族で調理を楽しむことができる餃子キット」や、

夜食や非常時を想定した「フリーズドライ餃子」などを提案しました。もう試作の段階となっています。

4月には信栄食品様と懇談の機会をもちました。昨年提案したものを信栄食品様では、市場での展開の準備をされているとのことです。

4月の懇談会では、信栄食品の神倉社長より、同社の今後を考えていく上での悩みを打ち明けていただきました。

コンサルタントの佐竹様からは、同社の新事業部での今後の展開についてお話をいただきました。今後の課題のポイントが見えてきます。

懇談会で司会や挨拶をするゼミ長たち。

今後を考えていく上で、イノベーションやマーケティングのポイントをつかみます。

懇談会では、森ゼミ生よりいろいろな観点から質問させていただきました。

5月に入り、本格的に検討がスタート。

各チームにおいては、同社のこれまでの資源や事業力を踏まえつつ、今後の方向性を探ります。

チームの書記が、チームのメンバーの知恵を集約します。

信栄食品様へイノベーション中間発表会を実施しました。

信栄食品の皆様にお越しいただき、中間発表会を実施。忌憚のないコメントをいただきました。

第1チームは、食の楽しさを。外での食事×ギョーザの提案です。

第2チームは、「食べることに意味がある」ということを基礎に、非常時(避難時、山登り、食べるものがないなど)に着目し、ギョーザ缶や、水でもどせる水ギョーザを考案。

第3チームは、手軽・健康・満足などに着目し、仕事マンの独身男性を対象としながら「ギョーザ丼」(のせてギョーザ)を考案。皮にも一工夫が!

第4チームは、母親がいない週末に、父親がちょっと手作りして料理をすることを想定し、「パパっとギョーザ」の提案です。

第5チームは、ギョーザをメインから助っ人に位置づけを変更し、食卓に彩りやありがたみを。食感、香り、彩りも楽しめる、大葉で包んだ「ぎぉう葉」の提案です。

第6チームは、マッスル餃子の特性や安全・安心などの同社の強みを踏まえつつ、「マ」タニティ、「ツ」ナガル、「ス」マイル、「ル」ープを考え、マタニティ向けのスキームを考案。

最後に神倉社長より、総評とこの度の提案商品の今後についてお話をいただきました。

報告したチームに対して、他のチームのメンバーも耳を傾け、メモをとりました。

スタートアッププロジェクトを経て、理論的な学びの必要性が:理論的な研究をスタート。

スタートアッププロジェクトの実践から理論の必要性が芽生えてきます。皆で、テキストをもとに理論的な研究を進めていきます。

理論的な研究を進めるうえでも、状況・場面の設定です。スーパー系企業(MMMart)の社長のMさんが、『ストーリーとしての競争戦略』を手にとり、森ゼミ生に投げかけます。

何でも、MMMart社のM社長は、この本を読みたいんだけど、時間がないようです。森ゼミの人にそのポイントを教えてもらいたいと思っているみたいです。

各チームで理論的な検討がスタートしました。

うん、うんいいながら、専門書をみて、その内容を掘り下げます。

M社長に、森ゼミ生はどのように説明してくれるのでしょうか。また、MMMart社にとって、この本はどのように有益なのでしょうか。M社長さんは、期待してしまいます。

コロナ禍のなかで、MMMartも時短営業となり、M社長もこの本を少し読み進めることに。そうすると、これまで戦略として考えていたポイントがことごとく、違うということに。心配になったM社長は、どうすればいいのか、また森ゼミ生に投げかけます。

オンラインのゼミとはなりましたが、皆が解釈や整理をチームのメンバーに投げかけました。

MMMart社の社長が、これまで同社が戦略として大切にしてきたアクションリスト、ビジネスモデル、数字などの課題を指摘され、さらに悩んでしまいました。このテキストをもとに森ゼミ生は、M社長にどのような示唆を与えることができるでしょうか。

M社長が読み進めていくと、ストーリーの出発点は、コンセプトであるようです。同社も「いろんなものが、新鮮で、安い」というコンセプトがあります。M社長はコンセプトがあることに安心はするものの、このコンセプトで本当によいのでしょうか。

M社長は、自社のコンセプトは大丈夫か心配はしていますが、ライバルとの差別化や顧客のニーズを踏まえると、このままのコンセプトでいいのではないかと思っていました。森ゼミの皆さんは、Mさんにどんなメッセージを送りますか。

理論的研究の様子。

第1チーム。

第3チーム。

第6チーム。ストーリーの結論をどうするのか。皆の意見を調整し、まとめました。

理論研究発表会:戦略におけるストーリーおよびコンセプトの重要性

MMMartのM社長は、経営や事業に悩んでいました。M社長に対して、各チームから理論的な研究の成果の発表です。

発表は第1チームから。

これまでの戦略ではこんな問題点が・・・。

コンセプトにより、このような効果がしっかりと。

第5チームでは、あの人気漫画「〇らえもん」を用い、コンセプト講座を実施してくれました。

〇び太君の経営や事業、コンセプトの立て方についてレクチャーし、MMMart社の今後について考えさせてくれます。

これまでスーパーであれば、店舗数や移動販売、24時間営業などを考えてきました。この視点では十分とは言えないようです。

第3チームは、登場からコンセプトをもとに。

ある人(企業)が目標を設定した場合と、

そうでない場合(他から言われたなど)とでは、生き方が異なってきそうです。

第5チームは、チームのメンバーの名前にちなんでこのキャラクターで。

戦略にストーリーが重要なのは、「だから」が生まれるから。

コンセプトにおいては、肯定的な言葉をただ遣うだけでは十分ではないようです。これらの事例からも明らかなようです。

第2チームは、MMM社のM社長に対して、今後の経営や事業、競争についてズバッと指摘しました。

MMMart社はビジネスモデルなどで「見える化」を大切にしていて、今後の成功の鍵は「話せる化」らしいです。

同じく小売のブックオフなどを確認すると、コンセプトやストーリーの重要性が見えてきます。M社長は、現状を認識しつつ、これまでのこだわりから脱していく必要がありそうです。

第4チームは、「踊る〇んま御殿」をモチーフに。経営や事業、競争のいろいろな悩みに応えてくれます。

経営に悩むM社長に対して、このコンセプトの課題とその根拠を明瞭に伝えてくれました。

アパレルショップを経営するS原さんにゃ、コーヒーショップを経営するN村さんに、品質の良さなどをコンセプトに掲げた時の課題を提示してくれました。また、ニーズというものをどのように位置づけるのかも説得的です。

とても有益な報告会となりました。後期はこの理論的研究をもとに、イノベーションプロジェクトを進めていきましょう。

最後にこの報告会の司会をしてくれた副ゼミ長から一言。

この半年間もいろいろなことがありました。企業の問題解決の難しさとともに、協働で事を進める難しさややりがいを実感しました。ゼミ長から振り返りの一言です。