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ニュース&トピックス

【企業情報学部】森ゼミナールが「企業イノベーションプロジェクト」(2021)を推進(スタートアッププロジェクトから理論的研究へ)

昨年度の企業様へのヒアリングの様子。今年はヒアリングも様子が変わりそうです。

このような状況の中、新たな学びのスタンスで「企業イノベーションプロジェクト」を推進していきます。

企業情報学部・森俊也ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト(企業を革新するプロジェクト)」と題し、さまざまな業界・企業の新たなコンセプトを策定し、そのコンセプトをもとに新たな商品を企画・立案・デザインしています。これまで成熟期にある業界・企業の問題解決活動とともに、地域企業との協働プロジェクトに取り組んできました。

新型ウィルスの蔓延の状況を受け、長野大学ではオンラインでゼミをスタートしています。「企業イノベーションプロジェクト」を展開する森ゼミでは、ゼミ生の通信状況を確認しつつ、Web会議の仕組みを活用しながら、同プロジェクトを始動させました。

2020年度は、学生と教員、学生同士でのやりとりはもちろんのこと、森ゼミと連携する企業様とのやりとりにおいてもWeb会議の仕組みを活用しながら進めていきたいと思います。


例年の「企業イノベーションプロジェクト」では

森ゼミでは、理論的な研究をもとに、企業イノベーションプロジェクトを実践的に進めます。

地元のリゾートホテル様への新サービスの提案後の集合写真。

知財を活用した商品の開発に向けた企業様とのワークショップ。

企業イノベーションプロジェクトを展開する森ゼミナールでは、ゼミの目標として、以下の3つを設定しています。

やる理由を考えて、「素直に」取り組める人に
自分のこれまでや自分なりの意見を言える「生意気な」人に
自分を大切にしながら「相手のことを考えられる」人に

その目標に近づくうえで、
1. 実際の企業の問題解決を事始めに自分の目標や課題を「発見」し、
2. 新たな価値を生みだす「論理」をチームおよびゼミ全体で組み立て、
3. 論理をもとにした「実践」的取組みで企業や社会の課題と、解決の方向性を探り、
4. 顧客にして欲しい思いを基礎にして、コンセプト・商品を企画・立案・デザインし、「問題解決」。
という流れで活動をすすめていきます。

これまで課題を特定し、論理を組み立て、問題解決(企画・立案・デザイン)に挑んできたものは、以下のようなものがあります。

●地域寒天メーカーI社の「日常の健康を意識した即席麺」
●文具メーカーP社の「失敗できない文書を書くペン」
●雑誌T社の「あなたと歩むホン(本)トの生活」
●家具I社の「親子で楽しむ新たな快適家具」
●住宅メーカーS社の「ペットと暮らす家」
●アパレルA社の「悩みを解消し新たな自分を発見できる服」
●地域スーパーT社の「共働き世帯が手抜きを肯定できる中食(なかしょく)」
●プロ野球球団G社の「一生涯楽しむことができる球場」
●地域製菓メーカーI社の「本物を大切にした思い出づくりの場」
●地方銀行N銀行の「一般商品と金融商品を合せたサービス」
●地域水族館T社の「ペットとの触れ合う時の感覚を味わう水族館」
●地域リゾートホテルI社の「歩き集める思い出のフォトフレーム」

考案した商品・サービスを企業様に提案。

地元の環境産業を盛り上げる商品や、

新たな賃貸住宅の商品・サービスも考案

今年もどのような社会に有用な新たなものが生み出されるのか、楽しみです。

今年も同様の取り組みができることを願って、みんなで知恵を出し合います。

昨年度は「キャンパスアイディア賞」といった賞もいただくことができました。

このような状況の中ではありますが、「スタートアッププロジェクト」(2020)をWeb会議でスタート。今年の研究対象企業は、松本市に本拠を置く「株式会社 信栄食品」様

対面でゼミナールをスタートできない状況にありますが、このような中、森ゼミ生は、どのような状況であれば、学びや取組みをスタートさせることができるのかを検討し、ゼミ長たちが中心となり、ウェブ会議によりゼミ活動を始動しました。できないことを嘆くのではなく、できることを大切にしながら進めていきたいと思います。

今年も沢山のメンバーが森ゼミに集結することになりました。対面が難しい中ですが、Web会議で顔をつき合わせながら、皆の知恵を出しつつ事を進めていきたいと思います。

企業の「問題解決」というのは、どのようなものなのか!?具体的にイメージし、今後どのようなことを意識し、どのような専門的な知識(マーケティング論、イノベーション論、経営戦略論)をもとにプロジェクトを進める必要があるのか!?これらをつかむことを目的とし、森ゼミナールのスタートアッププロジェクトが始まりました!

まずは、森先生からこの度の研究対象企業(信栄食品様)の事業紹介と問題解決テーマについてお話しがありました。

Web画面の様子。問題解決テーマの2枚目。

信州にある食品加工メーカー(信〇食品)のイノベーション:業界が成熟化する中で、顧客にどのような新しい価値を提供すればよいのか?

【状況・場面設定】
 いよいよ春の到来。「何か新しいこと」に挑戦してみたくないですか?
 私たちのゼミ長、そうK君は、春先になると体がうずうずしてきます。それもそのはず、夏や秋には「自分」を、「自分の筋肉」を披露する場が控えているからです。そんなK君が、日々、体のことを考え、鶏肉を食べ、プロテインやビタミンを服用し、体づくりに余念がありません。そうこうしていると、K君はみるみるうちに、見せる(魅せる)体に・・・・。
 ただ、Mさんは、そんなKが心配になりました。体や筋肉は変化しているのはいいのですが、食べるものを節制し過ぎて、頭がはっきりしていないように見えます。ゼミにおいても、ぽうっーとしていて、身が入りません。
 MさんはKに対して言いました。「K、体は相手に見せることはできても、今のお前の態度は誰にも見せることはできんぞ~」「食事を改めて考えてみなさい!」
 Kは実感していたのか、素直にうなづき家に帰って調べてみました。すると、WEBでこんなものを発見。翌日、心配してくれたMさんに、自身のこれからを報告しようと思いました。
 「Mさん、俺、これで体も態度も見せられそうです。」
 「おっ、それは良かった。でっ、それってどんなモノ?」
 「マッスル餃子です。」「しかも地元の企業 信〇食品 でつくっているみたいです。地元には、ソウルフードのおやきだけではなく、餃子に力を入れているところがあるんです。」
 
 「マッスル餃子??」 ・・・・・・  でも、Kにとってはいいかも!
 
 Kはまずいことをしてしまいました。おせっかいなMさんに火をつけてしまいました。Kが良い方向に変化するのが分かり、安心したMさんは、いつものように問題意識が芽生えてきました。「餃子は調理方法、具材、食感、食べ方が基本のはず。そんな企業が地元にあったのか。」 Mさんにこんな疑問が出てきたら、ゼミ長のKでも止められません。
 Mさんはさらに思いました。「餃子は、ご当地があるはず。宇都宮、浜松は聞いても信州・長野の餃子は聞いたことがない!」「しかも、マッスル餃子は、Kにはありがたいが本当にその方向で大丈夫なのだろうか?」「これからどんなものつくっていけば良いのだろうか?」「信州にある企業だからこそ、応援したい!」「けど、どうする?」

 毎年、4月になるとMは悶々してしまいます! そうした時に、また、天の声が・・・。
「M、聞こえるかM。色々な面から考える森ゼミに 信〇食品の今後について尋てみよ!」

この度の企業(信栄食品様)は、有用かつ独自な事業展開をされています。森ゼミ生は、これまで性能や用途の面でイノベーションを展開してきた同社の今後をいかに考えていくのか。とても意義深い検討になりそうです。

グループワークを進めるにあたって(プロジェクトメンバーの紹介、ゼミの紹介、皆で知恵を出し合うワークの確認)2020年5月11日

一緒に取り組んでいく仲間は?これからプロジェクトを進めていくメンバーの自己紹介から事を始めます。

ゼミ長の木内君から、森ゼミのこれまでの紹介があり、

耳を傾け、メモをとります。

また、同じくゼミ長の有賀さんから、ゼミを進めていく上での仕事や、

これからみんなで知恵を出し合う際のポイントが提示されました。また、報告大会長の浦野君から、これ以降のワークを進めていく上で、目標や優先事項の設定、共有のし方などについての話しがありました。

いよいよグループワークが始まりました。第6チームの様子。それぞれのチームのリーダー、サブリーダー、書記の方を中心として、皆で知恵を出し合いながら、信栄食品様の今後を考えていきましょう!

信栄食品様との懇談会に向けて、同社の状況調査と質問事項の整理(2020年5月18日)

小野さんがリーダーで、佐塚君がサブリーダーの第1チーム。これまでの事業展開の特徴を整理しつつ、新しい展開についても続々とアイディアが。

木戸脇君がリーダーで、井本君がサブリーダーの第2チーム。同社の強み・弱みの分析をもとに、同社を機動力のある企業と位置付けました。

小林君がリーダーで、吉岡君がサブリーダーの第3チーム。チームづくりはチーム名から。とても良い場づくりができています。データをもとに、これまでの同社の展開について調べていきます。

保科君がリーダーで、依田さんがサブリーダーの第4チーム。同社がこれまでどこを目指してきたのかを探り、ライバルを特定しつつ、今後の展開を考えます。

山本さんがリーダーで、龍神さんがサブリーダーの第5チーム。オリジナルな展開でもパターンがあることをつきとめ、「顧客に響く」オリジナルを探ります。

第6チームは、すみません、撮影できませんでした。最後に、それぞれのチームごとにこの度の振り返りと今後に向けての確認です。副ゼミ長の川浦さんが、Web会議でのポイントである情報共有を支援します。

信栄食品様と森ゼミ生との懇談会をWeb会議で実施(2020年5月25日)

5月25日のスケジュール。

信栄食品様(松本市)と長野大学(上田市)さらにはゼミ生の各家庭をつないでWeb懇談会を実施しました。

信栄食品様と森ゼミナールは手を携えながら事を進めていきます。

神倉社長(画面上の左側)からは、同社で大切にしていること、こだわり、さらには諸環境の変化を踏まえてどのように事業を展開していくのかについて、ポイントを絞ってお話しをいただきました。

佐竹研究員(画面下)からは、同社のEC事業の展開や今後の展開を考えていく際の悩みを「本気で」お話しいただきました。

この間、同社について各チームで調べ、それぞれのチームごとに質問を投げかけました。第1チームの様子。〇ビースターラーメンとのコラボも含めて、コラボ商品も多くあります。神倉社長には、これまでの事業展開や商品開発で大切にしてきたことを、また、那須顧問には、同社の社会貢献についてお話しいただきました。

社員の矢内さん(画面上)に同社の「好きな餃子」を確認。第3チーム。

小ロットで生産という特徴について、さらに踏み込んで確認。第6チーム。

質疑応答の時間には、同社の神倉社長(画面上の左側)、那須顧問(画面上の右側)、佐竹研究員(画面下)、矢内さん、長野県テクノ財団の小笠原さん(画面真ん中)に丁寧にご回答をいただきました。これらの情報を整理しつつ同社の思いを大切にしながら、今後の方向性を考え、「この顧客がこう喜ぶ」という視点に立ち、新たな商品・サービスを考案していきたいと思います。

当日の質問事項です。第1チームから第3チーム。質問事項のとりまとめは、副ゼミ長の伊藤さんとゼミ長の有賀さん。

4チームから6チームまでの質問です。ゼミの紹介、信栄食品様の紹介、質疑応答と有益な時間となりました。ゼミ長の有賀さん、木内君にはあいさつを、報告大会長の浦野君、近谷さんにはゼミの紹介をしてもらいました。ご苦労さまでした。

6月15日(月)には、信栄商品の皆さまへの報告会を予定しております。森ゼミ生、頑張っていきましょう!

信栄食品様の思いを踏まえて、どのように今後を考えるのか

同社の思いや、同社EC事業の今後の展開に関する思いを整理します。

キャズム(深い溝)に嵌らない次の展開を!

今後のEC事業について、アイディアを形にしていきます。

信栄食品様に向けたイノベーション発表会を実施しました(Web形式、2020年6月15日)

6月15日のスケジュールです。

「真心こめて、エイエイオー!」しんしん君と、えいえいちゃんといった同社のキャラクターを踏まえた、第5チームから信栄商品さんへの応援メッセージです。

第1チームは、知ってもらう、食べてもらう(試食)を基本にした今後の方向性の提案です。試食でもお弁当などの使用状況を想定し「冷めても美味しいを味わってもらう」ことを考えました。

子どもから、大人へ、そして生涯にわたって。長く愛してもらう企業へ。

質疑も丁寧にお答えしました。

第2チームは、「つくれるGYOZER」を提起。君のあん(案、餃子のあん)で紡ぐ物語をコンセプトに。

これまで幾つか展開してきた餃子について、方針をもとにそれらをつなぎ合わせます。

スーパーで顧客の状況をつかみ、ECでもその特徴を踏まえ個別のニーズに応えます!

第3チームは、これまえのマッスル餃子などの展開を踏まえて、餃子と健康を組み合わせ、30・40代の方へ新たな価値を。「おはよう!ほちゃほチャオズ」(朝にこの一品)の提案です。

これまでの展開を基礎におきます。

タンパク質をどのように摂取するのか。鍵は朝ごはんのようです。

第4チームは、これまでの手軽さを大事にする冷凍餃子の価値を確認しながら、顧客に調理をする楽しさを味わってもらうために、チューブ式の「楽楽 しぼってギョーザ」を提案します。

イメージです。手間の部分が信栄食品が担い、親と子供で楽しいクッキング。

子どもたちの喜ぶ顔が見えてきます。

第5チームは、移動販売により地域から信頼をえる取組みの重要性を提起します。しんしん号とえいえい号。

牛乳パンのように、まずは県内から、そして全国へ。県内でのCMも重視します。

信州には、そう、みそがある。オーソドックスな味で、信栄食品さんのファンを獲得します。

第6チームは、さまざまな商品を手掛けてきた同社ならではの究極のカスタマイズをあなたに。お客様にわくわくを届けます。

顧客の要望に応えてきた同社ならではの展開です。

顧客はそれぞれの使用場面で食感、栄養価、食べ方がさまざまあり、それにお応えしようというのがこの仕組みです。

これまで本気で検討してきたものを提案し、本気でコメントをいただき、今後の展開についても本気で確認する、とても有益な会合となりました。信栄食品様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

スタートアッププロジェクトでのいろいろな気づきをもとに理論的研究へ

スタートアッププロジェクトを通して、問題解決を進めていく際の気づきとともに、

協働作業を通じて自分なりに今後こうしていきたいとい気づきも生まれました。

スタートアッププロジェクトでの気づきを踏まえて、理論的な勉強がスタートします。

何か事を進めていく際に、目標とともに、ありたい姿、さらには変革のシナリオが鍵となりそうです。それぞれのポイントをしっかりつかみましょう。

グループを新たにし、理論的研究のワークがスタートしました。

信栄食品様のイノベーション活動の検討を進めつつ、理論的な研究に

信栄食品様から早速、先日提案したものに対するコメントが届きました。すぐに動き出しそうなものと、Howをもう少し考えながら展開しそうなものがあり、信栄食品さんとこれから協働で今後の具体的な展開を考えていくことになりました。画像をもとに今後の展開を確認しています。

信栄食品さんとの共同研究でも、キーワードになりそうな、ありたい姿、変革のシナリオ、そして戦略の内部適合。理論についての理解を深め、第6チームでは、このテキストでの主張や自分たちなりの理解について、書記の小林さんがノートに整理します。

こちら第1チームでは、これまで確認してきたものをもとに概念図として整理します。皆の理解がこの一枚に集約されます。皆の意見を踏まえて、書記の奥出さんがまとめます。

対面形式で理論的研究を進めることができるようになりました

イノベーションを生み出す上での理論および概念を研究しています。ようやく、各チームでグループワーク形式で進めることができるようになりました。

信栄食品さんのイノベーションプロジェクトとともに、そこでの気づきをもとにした理論的な研究を進めています。

イノベーションを生み出す上での顧客の捉え方や、戦略の策定・実行について考えます。

戦略の論理、イノベーションを生み出す論理の発表会

いよいよ始まりました。カメラのバッテリーがなく、第1チームのみとなってしまいましたが、掲載します。

この教科書を読み解いて、A君は自信をもって会社運営をできるのでしょうか。

具体的な事例をもとに、ありたい姿、変革のシナリオを含めて「戦略」を確認します。

テコ的顧客適合の説明。

広告塔、信者、保護者と位置づけれる顧客が存在します。

顧客も収益に貢献するだけではなく、会社の成長にも寄与してくれる存在です。

他のチームの同様の形態で発表を実施しました。ユニークなテーマをもとに各チームの報告がありました。これらの論理をもとに、後期にイノベーションプロジェクトを進めていくことにしましょう。

夏休み中は、信栄食品(冷凍餃子の製造・販売)さん、イミー(コーヒーの製造・販売)様との協働的取組みとともに、後期のイノベーション研究の企業を特定

夏休み中には、スタートアップで取組みを進めてきた「信栄食品様」との協働、昨年から新たなコーヒーの検討を進めてきた「イミー様」との協働を進めていきます。信栄食品様とは、前期に考案し、提案した内容の具体的な検討を、また、イミー様とは、同社が力をいれて開発された発芽コーヒーを勉強させていただき、工場見学をしながら、イノベーション研究を進めていく予定となっています。

同時に、前期に進めてきた理論的な研究を踏まえて、後期にイノベーション研究を進めていく企業を特定する予定です。夏休みも休みつつ、問題意識をもちながら進めていきます。

森ゼミ生とイミー様との協働は、以下のような形で進めさせていただいています。

【2020年9月15日】
〇梓川にあるイミーさんの発芽工場を訪問させて頂きました。
〇工場内のすべてをご案内いただき、発芽工程の話や設備の話を聞きました。
〇その後、イミーで扱っているコーヒー豆のうち9種類とご用意いただき、説明を頂きました。

【2020年9月22日】
〇15日に説明していただいた9種類のコーヒー豆をいただき、それを実際自分達で豆を引いて飲み比べをしました。1種類づつ飲み、豆の時には感じられなかった特徴を見つけ、明らかにすることができました。

【今後】
〇ゼミ生なりに苦味や酸味などを相関図にしていきます。それをもとに、ブレンドの方法をイミー様からご指導いただき、今後について考えていきます。

イミーの社員の皆さまと森ゼミ生。

発芽コーヒーの特色を踏まえて、今後を考えます。

製造の現場や、モノづくりにかける思いを丁寧にご案内・ご紹介をいただきました。イミーの社員の皆さま、今後もどうぞよろしくお願いします。

「企業イノベーションプロジェクト」の取り組みを信濃毎日新聞で取り上げていただいています。

信濃毎日新聞の記事として、今年度は信栄食品様との協働について掲載を頂いております。同社との協働に関して、「信濃毎日新聞」(2020年9月24日第6面)の「この人 この戦略」内で、森ゼミとの協働について取り上げていただきました。この記事では、神倉社長のコメントが以下のように掲載されています。 「学生から新商品や販売戦略に関する提案を受けている。自宅で簡単にギョウザを作れるキットの商品化、ギョウザ作り教室の開催による認知度向上、動画投稿サイトを使ったマーケティングといった案が出ており、『ユニークなアイディアが出されており、積極的に実践していきたい』と話す。」

同社との協働による商品化及びマーケティングの展開をさらに進めていきたいと思います。

後期に焦点を当てる企業が決定(焦点をあてる企業をプレゼンテーションしました!)

それぞれのチームの書記が、後期に焦点をあてる企業や企業を特定した理由を黒板に。

今年もおもしろく、やりがいのある、しかも課題のある企業となりそうです。

第2チームは、花関連サービスに。

第3チームは、あるメーカーのテーマパークに。

第4チームは、着物の卸・販売関係の企業に。

第5チームは、あるホテルが展開するある場に。

対象企業のイノベーション研究がスタート

それぞれのチームが対象をあてる企業のありたい姿は、現状は、そして課題は・・・。みんなの知恵を出し合います。

こちらのチームは、地域に存在感のあるある花屋さんに焦点をあてています。花そして文化をキーにありたい姿を策定します。

それぞれのチームが相手企業との関係性を重視し、フィールドへ。そこから持ち帰り、チームみんなで協議し、今後について考えます。

11月16日は、発表に向けてそれぞれの企業の課題をチェック。

企業の行動のパターンと今後の方向性を検討中。

この企業の目標、ありたい姿、現状。それらとして何が妥当かを検討します。

イミー様と共同で新商品を開発しました。

森ゼミ生の有志で取り組んできた、発芽コーヒーを展開するイミー様との商品考案。この度、森ゼミ生とイミー様とが新商品「夜蒸(よふかし)珈琲」を共同で開発しました。

同社のコア事業である「発芽コーヒー」の特色を活かしつつ、「若い人が夜に映画や音楽鑑賞をしながらゆったり飲む」コーヒーを意識しました。この感覚をふまえつつ、「ほどよい苦みがあり、その苦みもすぐにひき、甘みもあり、カフェラテにも合う」ようなコーヒーに仕上げました。【この新商品の様子は、『信濃毎日新聞』2020年11月20日朝刊にて紹介をいただいています。】

この発売を機に、販路の拡大に共同で取り組んでいきたいと考えています。イミー様、これからもどうぞよろしくお願いします。

イノベーション研究対象企業の課題発表会を実施。

緊張のなかにも笑顔が。いよいよこれまで検討してたものを中間的に発表します。

それぞれが対象企業へのヒアリングや、フィールドワークを実施し、検討してきました。

それぞれのチームが、顧客へ、ライバルへ、さらには企業、従業員へという関係者を意識しながら枠組みを検討しました。

第1報告は、地元上田の本拠がある花屋「S社」さんを研究対象企業に。

花のサブスクリプションなど、花の日常化に向けた取り組みや、さまざまな花を独自な視点で提案しています。

これらの多彩な展開や、多様な花を取り扱ってきた資源を踏まえて、花の文化、花の参考書などをキーワードにして、これからを考えていきます。

第1報告は、この地域にある牧場であり、乳加工を展開する「N牧場」さんを研究対象企業に。

愛し、愛され。愛されについて考えていくと幾つかの課題が見えてきます。

ひたむきなモノづくり、素材の良さなどに着目しながら、使用状況を考えた乳製品に幅を広げていくことを課題としてつきとめました。

第3報告は、長野を拠点に着物文化の創造につとめてきた「T社」さんを研究対象企業に。

これまでの着物はどのようなことを意識して顧客に提供されてきたのか。簡単に、楽しく、しかもこんな時にも着物は合いますよという視点で提案。そこから課題も見えてきます。

上の世代から着物の良さを伝えることのみならず、下の世代から今の着物の良さや新たな「着るもの」を伝える新たな流れを。

第4報告は、中信・松本にの本拠があるジャムメーカー「S社」さんを研究対象企業に。

小売でのジャムの取り扱い状況はどうかを丁寧に調べます。また、ジャムと言えばパン。パンがおいしくなりすぎていて、このジャムをどのような用途で考えていくのかという課題が見えてきます。

小売での販売のみならず、新たな市場としてのギフトに同社は着目。ジャムメーカーとしてはギフト市場で存在感を発揮していますが、ギフトを考えていく場合には、幾つかの要件が。同社の事業力や資源を使いながらいかにこの市場で展開していくのか、これらも鍵となりそうです。

第5報告は、蓼科・白樺湖・池の平にの本拠があるリゾートホテル「Iホテル」さんを研究対象企業に。

3世代に愛されるこのホテル。ベビー・子供世代、親世代、祖父母世代、それぞれの価値を満たす取組みが各種展開されています。特に注目するのが子供やベビーに向けて。

これらの取組みは肯定しながらも、リゾートをどのように定義するのか、リゾートホテルとしての、湖やそれを取り巻く自然を生かし、どのように「こころ」を満足したり、癒すのか。これが鍵になりそうです。

第6報告は、野菜加工系企業K社が展開するテーマパーク「Kファーム」さんを研究対象企業に。

Kファームは農・食・地域を魅せるさまざまな取組みが…。これにより、来場者がK社に対する信頼や安心感が生まれているようです。この企業の展開を考えていく際には、おおもとのK社の展開の目標やありたい姿、現状も同時に考えていくことが重要になってきます。

このファームでつくられるもののメカニズムや安心感を顧客は理解し、同時に、ここでつくられるものに対する安心感が醸成されることに。K社の信頼・安心感やブランドの創造につながるうえで有効な取組みをこれから具体化していきます。

各チームともにヒアリングや、フィールドに。それぞれがアプローチしました。T社の会長には、同社の経営や事業、今後の方向性についてうかがいました。

S社の社長には、同社を運営する上で大切にしていること、また、今後の方向性や思いなどをうかがいました。

Kファームのみなさんには、この場所を案内をいただきつつ、農・食・地域の未来を考えた各種取組みを紹介いただきました。

Iホテルのみなさんには、館内の案内とともに、同ホテルが大切にしている点や、それぞれの世代に対てどのような価値を提供している・いくのかについてお話をいただきました。記して、御礼を申し上げます。

研究対象企業の課題特定から、コンセプト及び商品・サービスの考案へ。

課題を特定し、ホッとするのもつかの間、課題を克服するコンセプトや商品・サービスの考案に。

地域にあり、牧場を運営し、乳製品を製造・販売するN社は、ソフトクリームは中核にしながらも・・・。

手前のチームでは、地域のリゾートホテルIホテルに着目し、ただのホテルではないリゾートで心を満たすことを念頭におきます。奥のチームでは、地域の着物の販売のT社に着目し、各世代の重要なイベントを企画・立案することを念頭におきます。

地域にあるジャムの製造・販売のS社さんは、ジャムでどんなギフトを。いろいろなネックを解消していくことが必要になってきます。

12月14日(15時くらいから)森ゼミ内イノベーション発表会を実施します。

森ゼミでは、例年、ゼミ合宿をして日頃の成果を確認する場を設定していましたが、今年は、この機会の設定が難しいため、学内で「イノベーション発表会」(12月17日15時~。オンラインとオフラインのハイブリッド形式で)を実施したいと思います。もし、平日の時間で仕事をされている方が多いかと思いますが、森ゼミのOB・OGの方のご参加をお待ちしております。それぞれのチームの発表についてのコメンテーターもゼミのOB・OGの方にお願いすることになっております。どうぞよろしくお願いします。

オンラインのURLについては、森ゼミのツイッターでご確認いただければ幸いです。

それぞれの対象企業のコンセプトおよび商品・サービスの考案発表会を実施しました。

いよいよこれまで検討してきた成果の発表です。

N牧場は、まずは、「知ってもらう」取組みとして。

N牧場の「買ってもらう」取組みとして。こだわりの生乳を使って新たな商品を

地域にある花屋さんS社さんに対しては、これまで蓄積した資源や事業力を生かす取組みを提案です。

女性から男性へ。しかも門出の時を大切にした幾つかの価値を提案します。

野菜加工K社のテーマパークを展開するKファームについては、顧客に楽しさを味わってもらうために、「ベジクエ」を考案。

こんな遊び心をくすぐるアイテムで、K社の商品を後押しします。

着物のT社については、ターゲットを絞りつつも、そのターゲットから他の世代に波及することを意図して。高校生にとって最も重要なイベントの文化祭において着物を・・・。

おさがりから、「おあがり」へ。子供から親への感謝の気持ちの提案です。また、終活についても前向きに考えられるよう、さまざまな価値を組み合わせます。

リゾートホテルI社については、思い出のテークアウトを考案。子供や各世代が喜ぶを重視してきたリゾートならでは展開です。

日常は、子ども親も忙しい。そんななか、非日常を味わってほしい!旅の最後に、自分たちなりのリゾート空間、お弁当、そして会話を。話がはずみそうです。

ジャム加工・販売のS社については、若者なりのギフト、カジュアルギフトの提案です。

話題とともに、日常に溶け込みそうです。

各チームの検討にあたっては、根拠を確かめながら・・・。

こちらのチームも

企業の皆様とタイアップしながら進めさせていただいております。

それぞれの企業様が今後の経営や事業を真剣に考えられています。

この度は多くのOB・OGの方にコメントをいただき、ご協力をいただきました。有難うございました。

小林(響)さん、篠原さん、並木さん、西田さん、小関さん、中村さんには、動画や対面でコメントを頂戴しました。記して、御礼を申し上げます。

試作もつくり、それを味わいながらの発表会になりました。とてもイメージしやすかったですし、何よりとても美味しかったです。

合間に、卒業アルバムの写真撮影も!

3年生はいよいよ就職活動スタートです。これまで活動を進めてきた森ゼミの4年生から3年生・2年生へ。

12月7日には、森ゼミ内で就活キックオフセミナーを、16日には、業界・仕事研究セミナーに参加して、21日には、森ゼミの4年生が企画・運営する「就職活動体験報告会」です。

やはり就職活動において重要となるのが、いかに良好な精神状態を保つのか。

就職活動のあたりまえ、を丁寧に解説です。就職活動中、いろいろなことをメモをとりました。

どんな将来を描くのか、自身のインターンシップの経験や、自身のこうしたい、こうなりたいの定義の重要性を語ってくれました。

就職活動においては事前の準備がすこぶる大事に、ゼミに関する問いが多く、どのように整理し発信していくのかの重要性を語ってくれました。

企業は、経営や事業、仕事のみならず、処遇や福利厚生なども。その点の重要性も語ってくれました。

いろいろと考えながら就職活動を進めてきた森ゼミの4年生に対して、3年生、2年生の質問タイムです。各テーブルの4年生に、3年生、2年生が訪問する形式で進めました。

各テーブルに分かれての質問タイム。

自分がどのようなものを軸に就職活動をしてきたのか、語ってくれました。

4年生が語る重要なポイントについて、2年生も来年を想定し、メモをとります。

どのようなビジョンにもち、公務員になるのか、仕事をしていくのか、就職活動においてとても重要そうです。

「森ゼミとイミー様との協働による商品開発」の様子を地元テレビ等に取材をいただきました。

森ゼミとイミー様との協働で開発した新商品「夜蒸珈琲(よふかしコーヒー)」。この開発の様子やこの商品の特徴・概要について、地元テレビの「UCV」様に取材をいただきました。有難うございました。

飲んだ後に、やさしい気持ちをじんわりと。一日の終わりに、眠られないよるを過ごす人に、趣味の時間と、このコーヒーで幸せな時間に。このような思いを込めました。「相手にして欲しい思い」をもとにパッケージもデザイン。

工場での見学の様子。

昨年12月にスタートした、「森ゼミ」と「イミー様株式会社(市川敬記社長)」との協働プロジェクト。ここまで、森ゼミ生は市川社長はじめイミーの社員の方々とさまざまな協働を進めてきました。工場の見学や、同社の学習、さらには、新商品の考案に向けたブレンドの機会を何度も持たせていただきました。コロナ禍ということもあり、対面とともにオンラインも用いながらの推進となりました。市川社長をはじめ同社の社員の皆様には感謝の念にたえません。

同社においては、コーヒーが好きな人や、よく飲む人を対象に事業を展開してきました。このような経過を踏まえつつ、この度の協働プロジェクトは、「これから慣れ親しむ大学生などの若者に対して何か新しいものを」という市川社長の思いと、「私たちのような若者が日常の生活において欲しいと思うものをつくり、提供したい」という森ゼミ生の思いが合致し、始動するにいたりました。

森ゼミ生が大学生にコーヒーについて調査すると、どうしても酸味や、苦みを苦手と捉える人が多く、そのネックを解消しつつ、誰でも求めるようなバランスのよい、口当たりのよい新しいコーヒーを目指してきました。ブレンドに何度か挑戦し、それらを調整した結果が、この「夜蒸珈琲」となりました。

飲んだ後に、やさしい気持ちをじんわりと広がるように・・・。眠れない夜を過ごす人に対して、映画鑑賞や音楽鑑賞などのちょっとした夜更かしの時間に、このコーヒーで幸せになって欲しいという気持ちが込められています。ほろ苦さのなかに、まろやかな酸味、口当たりの良さなどが特徴です。

市川社長は、この「夜蒸珈琲」について、「やわらかさのなかに、焙煎を強くしたため香りをひきたたせバランスの良いコーヒー」と捉えておられ、長野県のみならず首都圏の若者への展開も考えているとのことです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

これからも森ゼミとイミー様との協働は続いていきます。

これからどのような新たな価値が生まれるのか、楽しみです!

2021年も元気にスタートしました。

年末年始はみんな充実していたようです。新成人の方、おめでとうございました。

昨年行った企業イノベーションプロジェクトの課外の取組の確認から。まずは、新たな結婚式について考えてきたウィズプロジェクト。

この状況下でどのような挙式を展開していくのか。とてもいい検討・取組みとなりました。

次に、発芽コーヒーを展開するイミー株式会社との協働的な取組みの確認。

これまでの学びを活かし、同社の事業力を活かす形で新たな商品が誕生しました。

さらには、知財を活用したプロジェクト。印刷画像の埋め込み技術を活用した「QR絵本」の構想です。

こんな人を対象に、新たな絵本を構想していきます。

それぞれのチームが、イノベーション研究の成果を対象企業様へ発表することに。相手の立場に立った、いい成果が生まれました。企業イノベーションプロジェクトでは、2021年も理論を基礎に問題解決活動を展開していきます!

2021年2月12日に、研究対象企業の「信栄食品」様に、イノベーション研究の成果を発表します。

2月12日の14時~、オンラインで信栄食品様へ成果発表会を行います。神倉社長様をはじめ、同社の皆様に参加いただく予定です。写真は、中間発表会での様子。森ゼミのメンバーは各チームの企業研究とともに、スタートアップの対象企業である「信栄食品」様の今後の事業の方向性を検討してきました。

地域の企業様と取り組んできたイノベーション研究の発表会を実施。

イノベーション研究に取り組む基礎として、理論的な研究も進めました。

顧客をどのようにとらえ、イノベーションを!

ソフトクリームを主としながら乳製品の加工・販売を手掛けてきたN牧場様の事業力を活かした新商品。

この地元において特色ある花事業を展開してきたS社様の、花文化の創造を意図した新商品・サービス。

野菜加工飲料K社が展開するKファーム様において、来園者が楽しみながら野菜やK社に興味をもってもらえるような新たな企画・取組み

着物やセレモニーを中心として人の門出を応援してきた着物販売T社様の、人生の節目に家族のみんなが関わる新商品・サービス。

リゾートホテルの「リゾート」を活かしつつ、親と子の日常のできてないことを具体化するIホテル様の新商品・サービス。

素材にこだわるジャムメーカーS社様の、若者がもらって嬉しいギフトジャム商品(贈る時にかしこまらず、ちょっといいもので、えっこれ何?と思えて、映えて、日々に溶け込んで、などなど)

信栄食品様へのイノベーション発表会を実施(2021年2月12日)

考案した商品について、同社の主力商品を基礎に、テストマーケティングを実施させていただき、お客様の反応をうかがいました。

事業として実施する際は、コスト計算も重要となります。

インタビューにより、この場面で使用していただけるのか、また、この場面で使用する場合のポイントを確認しました。

第1グループは、家族の健康を重視する母親などを意識しつつ、夜食などの場面で簡単に作ることができる「フリーズドライ餃子」を考案。

第2グループは、家族で、みんなで手巻き寿司感覚でつくって楽しい、餡・皮・タレなどのセット「つつめるGYOZER」を考案。

第3グループは、タンパク質が不足しがちな朝に、簡単に、においも気にせず、家族みんなで楽しんでもらえればと「朝餃子」を考案。同社の主力商品によりテストマーケティングも実施しました。

第4グループは、忙しい母親とつくりたい(お手伝いをしたい)子供に向けて、「楽しみながら簡単につくれる」具材キット「しぼって餃子」を考案。

第5グループは、外側とともに、内側からきれいに、また、健康になって欲しいということを考え「エイヨーギョウザ」を考案。

第6グループは、ダイエットなどを考えながらも続けるのが難しく、悩みを抱えている女性向けに、同社主力商品の「マッスル餃子のデザインや衣替え」を考案。

「エイヨーギョウザ」の一覧です。同社の今後の事業展開や商品展開を考えるとても充実した発表会となりました。また、この1年、同社の次の主力商品となりうるものの開発を目指し、意欲的に協働作業を進めることができました。信栄食品様、これ以降の具体化も含めて、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社「たちばな」様へイノベーション研究の成果を発表(2021年2月25日)

イノベーション研究を推進する上で、調査を実施しました。松本会長と森ゼミ生。

イノベーション研究の成果について、松本会長と青木様に提案させていただき、フィードバックをいただきました。

報告後、ホッとした表情。提案させていただいたものを、これ以降の推進についてもお話しをいただき、いままでのやりがいを感じるとともに、責任を自覚する森ゼミ生。

2021年度の森ゼミナールがスタートしました:2021年度のスタートアッププロジェクトで焦点を当てる企業は・・・

2021年のスタートアッププロジェクトの対象企業は、2年目となるこの企業。信栄食品さんです。

まずは昨年の展開を確認。

昨年は、同社の主力商品「マッスル餃子」の次の主力商品を考えたり、

これまでの発想をがらりと変えて、作り方に着目したりして、ターゲット層を特定しながら新たな商品を考案しました。

こういった展開をしてきた信栄食品さん、これまでの状況や森ゼミ生が提案してきたものを踏まえて、今後どのように展開していくのか、2年目のプロジェクトをスタートさせてました。

今年も自分なりの意見をもった個性的な面々が、森ゼミに参加。

6つのチームにわかれ、早速、顔合わせと打ち合わせです。

それぞれの役職に分かれ、これからの仕事を確認しました。

こちらはゼミ長。

いよいよスタートアッププロジェクトが始動(信栄食品様の2年目のプロジェクト)

いよいよスタートアッププロジェクトが始動。相手を知ることこら始まります。企業の情報共有からスタートです。

第1グループ。「そもそも餃子とは?」について意見を出し合います。

第2グループ。これまでこの企業がどのような展開をしてきて、これをどのように捉えるのか、意見を出し合います。

第3グループ。昨年のプロジェクトを踏まえつつ、今年はどのようなアプローチをするのか、皆で共有します。

第4グループ。同社が大切にしてきた安全・安心。これをどのように捉えるのか、皆で共有します。

第5グループ。同社が力を入れるEC事業。なぜ、これらの力を注ぐのかその理由を考えます。

第6グループ。各人が企業情報について調べ、情報・知識の足並みを揃えながら、今後の展開を考えます。

書記さんが議論をひっぱり、

書記さんが皆の意見を集約しながら、来週の懇談会に向けた質問事項をまとめます。

議論の合間をぬって、この時期の誕生日の方へ歌をプレゼント!

信栄食品様と懇談会を実施しました(2021年4月26日)

2020年に森ゼミ生が提案したものの試作をお持ちいただきました。

信栄食品の神倉社長、神倉さん(営業担当)、佐竹さん(コンサルタント)をお招きし、懇談会を実施しました。あいさつの後に、2020年度に森ゼミ生が提案した商品の進捗状況を報告いただきました。

しぼって餃子や、えいよう餃子も進展が。また、女性等に投げかけるマッスル餃子の新パッケージデザインの紹介も。提案させていただいたものを一つずつ形にしてくださっています。

神倉社長より、同社の経営や事業、これまで大切にしてきた点についてご紹介をいただきました。

神倉社長からは、めまぐるしく変化する環境を捉えつつ、大切にしていくものと、変えていくものをしっかりと捉えていきたいというお言葉が。今後の見通しやさまざまな思いをうかがうことができました。

佐竹コンサルタントからは、この顧客がこう喜ぶという「体験をデザイン」していくことに力を入れていきたいことや、

この取組みを進めていく際のエッセンス(同社の課題として認識している点、提案する際の根拠の明示、変革のシナリオ、顧客に訴える体験価値など)についてお話しいただきました。

右肩あがりを期待したいですが、なかなか難しく、

新たなことを考える時には、現状からどのように変わっていくのかが重要になりそうです。

それぞれのチームから質問が出され(第2チーム)、

今後を考えていく際のポイントをつかみました(第3チーム)。

第4チームからは、同社が大切にする「安全・安心」「品質」についての質問をさせていただきました。これを基礎におきながら考えていくことが重要になってきます。

当日、司会や挨拶をしたゼミ長や副ゼミ長さんたち。ご苦労さまでした。

最後に森ゼミへの期待も含めて神倉社長にご挨拶をいただきました。森ゼミ生のそれぞれの質問にも丁寧に対応くださり、ありがとうございました。森ゼミ生は、5月31日の信栄食品様への中間発表会に向けてゼミ一丸となって取り組んでいきたいと思います。

5月31日に、信栄食品様に向けて中間発表会を実施します。この度うかがったことや、ヒアリング等をもとに森ゼミ生がどのような方向性を考えるのか楽しみです。皆さん、頑張っていきましょう!

信栄食品様との懇談会を踏まえ、いよいよプロジェクトがスタートしました。

懇談会を踏まえつつ、同社のありたい姿をどのように定義するのか。各チームで検討しました。

餃子のブレーンストーミングから、いろいろなものが見えてきます。

各チームでは、これまでの餃子、冷凍食品、同社の事業の特徴や大切にしている点などをそれぞれの視点で検討・整理。31日に向けて共有したり、知恵を出し合ったりしながら、提案の枠組みをつめていきます。

5月24日は、同社のありたい姿や、現状、課題などをいくつかのポイントで確認し、チームごとに検討が進められました。

このような状況・場面で餃子を考えるとどのようになるのか。状況・場面を設定すると、こんな餃子をということが見えてきます。

各チームでは、体験をデザインすることを意識しつつ、商品・サービスを具体化します。

発表の全体の骨格をどうするのか。この度、訴えるストーリーをどのように展開するのか。

対象者やペルソナを設定し、この人にどのような思いを。いろいろな角度から考えます。

商品案のラフスケッチ。新しさとともに、相手への価値がぎっしりとつまっています。

信栄食品様へイノベーション中間発表会を実施(2021年5月31日)

神倉社長、磯様、青柳様、佐竹様をお迎えし、これまでの各チームの検討の成果を発表します。

神倉社長様より、ご挨拶とともに、昨年度に森ゼミより提案させていただいた商品の進捗状況をお話をいただきました。家族向けの餃子キットやフリーズドライの餃子、朝向けの餃子など幾つかが、この間、進展しているとの報告をいただきました。

いよいよ、発表がスタート。

第1チームは、食の楽しさを。外での食事×ギョーザの提案です。

BBキューギョウザ!!

第2チームは、「食べることに意味がある」ということを基礎に、非常時(避難時、山登り、食べるものがないなど)に着目し

ギョーザ缶や、水でもどせる水ギョーザを考案。

第3チームは、手軽・健康・満足などに着目し、仕事マンの独身男性を対象としながら

ギョーザ丼(のせてギョーザ)を考案。皮にも一工夫が!

第4チームは、母親がいない週末に、父親がちょっと手作りして料理をすることを想定し、

パパっとギョーザの提案です。

第5チームは、ギョーザをメインから助っ人に位置づけを変更し、食卓に彩りやありがたみを

食感、香り、彩りも楽しめる、大葉で包んだ「ぎぉう葉」の提案です。

第6チームは、マッスル餃子の特性や安全・安心などの同社の強みを踏まえつつ、「マ」タニティ、「ツ」ナガル、「ス」マイル、「ル」ープを考え、

マタニティ向けのスキームを考案。

各チームの報告に耳を傾け、コメントを記述しました。信栄食品の皆さんから、これから具体化するうえでのコメントをいただき、これ以降の進め方を確認し、会を終えました。皆さん、本当にお疲れさまでした。

これからも本気で取り組んでいきます。

信栄食品さんとのスタートアッププロジェクトを進めつつ、理論的研究へ

この理論的研究を進める上での状況・場面設定です。スーパー系企業MORIMORIMartのM社長が『ストーリーとしての競争戦略』を手に取ったら。このM社長は、ここ数年、売上・利益が下がっているMMMartの経営や事業をどのように進めていけばよいのか悩み、その悩みを解消すべくこの本を手に取ったみたいです。ただ、M社長は忙しく読む暇がないため、経営や事業を進めていくことの意味を森ゼミ生に教えてもらうことにしたようです。

この本の主張は経営や事業を展開していく上での「ストーリー」。M社長は、これまで事業展開において大切にしてきたものがあり、また、長年、勘に頼ってきたので、この「ストーリー」に興味はあるものの、鵜呑みにしていいか心配しています。

いよいよ新チームで、事がスタートしました。

和気あいあい、事を進めます。

7月末には、M社長にどんな説明をしてくれるのか、M社長は心待ちにしています!

M社長もこの本をもとに理論的な学びをスタート。読んでいくと分からないことも。

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