観光による地方創生を推進していく上では，観光客を誘引する資源の造成が欠かせず，資源を読み解く能力を備えた観光人材の輩出が重要になります。

　1年生が履修する課題探究ゼミナール（担当：横関隆登）では，上田市域を対象地に，国土地理院が販売提供する旧版地形図100年分を10年間隔でパネルに取りまとめを行い，各自で観光資源開発に向けた検討を進めています。

　身近な地域である上田市域をケーススタディに旧版地形図を読み解くことによって，受入体制の整えられている貴重な観光資源を磨き上げる構想力と，使われていなかった地域資源を必要に応じて観光に活用する発掘力が涵養される効果が見込まれます。

旧版地形図に興味のある方はこちらへ　地図・空中写真閲覧サービス*1

*1 国土地理院がこれまで整備した地図・空中写真及び公共測量により整備された地図を検索し閲覧するためのもの