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10月1日(火)、休耕地を再生する稲刈りワークショップが行われました。

稲刈ワークショップ

稲刈ワークショップの様子

 長野大学環境ツーリズム学部地産地消ゼミナールでは、今年度NPO法人食と農のまちづくりネットワークと連携し、東日本大震災で被災した農家の移住支援を行っています。

 10月1日は、休耕田を再生した田で行われた「稲刈ワークショップ」に協力しました。10年以上も休耕田だった圃場は荒れて水漏れが酷く畦を塗り直したりと手がかかりましたが、福島から移住した里山有機農業の技を持つ農家さんの技と学生の協力で、休耕地がみごとに再生し実りの秋を迎えることができました。農業の高齢化と農地の荒廃が進む中、自分たちの手で荒れた休耕地を再生させて、自分たちの食べ物を作ることができるという体験は今後の地域づくりの自信に繋がるとても貴重なものでした。この地方で「はぜかけ」といわれる天日干しもやってみました。「米があればとりあえず行きて行ける~」「もう、はぜかけもできるしな~」と収穫の歓声が響いていました。

お昼は食文化を研究している留学生チームが作ってくれた地域の伝統食「うす焼き」をいただきました。塩田地区活性化組合女性部の方々に教えてもらって、塩田地域の作り方で三種類(ニラ、ナス、ネギ)をつくりました。「こなもん(粉物)」文化の地信州では、地粉シラネやイガチクオレゴンを使った薄焼きが、農作業の合間の「おこびれ(お小昼)」や、こどものおやつに欠かせないと、地域の食文化のお話を聞きながら、おいしくいただきました。はじめて食べた留学生は、とてもおいしいので、さらに研究して商品化にとりくもうということになりました。

 来週は試作研究を行い、10月15日から留学生チームのオリジナル「うすやき」をフードサロンで売る予定だそうです。乞うご期待!

昼食の様子

昼食の様子

食文化を研究している留学生チーム

食文化を研究している留学生チーム