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ホーム  > ニュース&トピックス  > 企業情報学部の学生が国際会議で研究成果を発表

企業情報学部の学生が国際会議で研究成果を発表

企業情報学部の学生が、ゼミで開発したソフトウェアを国際会議で発表

企業情報学部 3年生の山本遼太郎さんが,ゼミで開発したフライトシミュレータをIASDR2013という国際会議で発表しました.


このページの目次


発表の概要

ポスターの前の山本遼太郎さん(企業情報学部 3年)

発表ポスターの前の山本遼太郎さん(企業情報学部 3年)

2013年8月26日から30日までの間,芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区)で開催された国際会議 The 5th International Congress of International Association of Societies of Design Research (IASDR)で日頃の研究成果を発表しました.
この学会は,デザイン分野の国際学会であり,世界55か国から毎回1000名を超える参加者が集まる大規模な学術学会です.
開会式には,皇太子殿下がご列席される等,大変盛大に開催された学会でした.

研究成果を発表したのは,企業情報学部 3年生の山本遼太郎さんです.山本さんは,企業情報学部の田中法博ゼミナールで飛行機の操縦体験システム(フライトシミュレータ)を開発しています.ソフトウェアは全て山本さんがゼロから作り上げており,操縦席部分等のハードウェアは,田中ゼミの学生たちの手作りとなっています.これは企業情報学部の「次世代3DCGプロジェクト」での活動です。
今回は,その成果を国際的に発表する機会となりました.
国際会議では発表もディスカッションも基本的に英語でなされます.

今回の国際会議での発表は,英語の論文審査があり,2名の査読者(審査員)による審査に合格しなければ発表することができません.

山本さんは,そういった厳しい審査に通過して当日の発表者として採択されました.

発表内容

A Development of Platform of 3D Visual Simulation System for Cockpit Design
Ryotaro YAMAMOTO, Norihiro TANAKA

飛行機の操縦席の視界を再現する機能を強化したフライトシミュレータを開発した.物理計算に基づいた天候の状況や急旋回時の翼面の雲のような現象の再現といったパイロットから見える視界を再現する.

航空機力学の計算を行うことで,様々な物理現象をCGで再現することができる.今回は特に翼端で発生する飛行機雲の様子などをCGで再現できるようにした.

操縦席から見た景色

操縦席から見た景色(悪天候時)

操縦席から見た景色(右側)

気流の計算の様子

翼面付近の気流の流れの計算の様子

翼端から出る飛行機雲

翼端から出る飛行機雲の再現CG

会場の様子

山本遼太郎さん,田中法博教授

学会の会場前にて(左:山本遼太郎さん,右:田中法博教授)

山本遼太郎さん,望月宏祐さん

学会の会場前にて(左:山本遼太郎さん,右:望月宏祐さん)

山本遼太郎さん(企業情報学部)

研究成果について熱心に議論する山本さんと参加者

研究成果を説明する山本さんです.当日は大勢の参加者が訪れて熱心にディスカッションをすることができました.