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【環境ツーリズム学部】松下ゼミナールの学生が石川県能登地方の里山里海景観の保全活動を支援

観光によるまちづくりについて学んでいる環境ツーリズム学部松下重雄准教授のゼミナールの学生が、国の重要文化的景観に選定された石川県輪島市大沢地区の「間垣(まがき)」の補修作業を地域住民団体・大沢間垣保存会とともに行いました。

文化的景観とは、「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの」で、その中でも特に重要なものが重要文化的景観に選定されています。大沢地区の「間垣」は、日本海から吹き付ける冬の強風から集落を守る竹垣で、能登地方独特の里山里海景観を形作っています。

過疎高齢化により、この間垣の維持管理が難しくなっていることから、11月21日には学生による補修支援活動が行われました。参加した4人の学生により、ひとり暮らしや空き家の間垣に約300本の新しい竹の部材が差し込まれまれました。この大沢地区は、今年度前期のNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台となったこともあり、観光をとおした地域づくりに期待が寄せられています。松下ゼミでは、間垣保全活動を組み込んだエコツーリズムのあり方を実践的に考える場として、継続的に取り組む予定です。