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環境ツーリズム学部の学生が「峰の原高原実態調査」の関係者向け報告会を開催しました

 長野大学(上田市)から車で1時間ほどの標高1500mの高地にある峰の原高原では、ペンション村が開村して40年を迎え、オーナーの高齢化や空きペンションの増加等の問題に直面しています。地元須坂市と峰の原高原観光協会では、活性化方策の検討や、集落機能の維持にむけた実験的取組に今年着手し、長野大学環境ツーリズム学部の学生もこのリゾート開発の歴史を学んだり、何回かフィールドワークを行う等、取組に参加・協力しています。

 昨年11月15~16日には、1年生30名、2年生15名、教員3名が、ペンションのオーナーに経営を始めた経緯、仕事の魅力・やりがい・経営の要諦とペンション村を維持していくための課題等をじっくりヒアリング調査するとともに、12軒のペンションに別れて宿泊し、オーナーの仕事をお手伝いさせていただきました。学生のほとんどは、ペンションに初めて宿泊する機会となり、フルコースの料理をいただき、オーナー家族と楽しく交流しました。

 1月26日には、本学に峰の原高原観光協会古川会長はじめ、須坂市政策推進課および長野県地域振興課担当者、マスコミにお集まり頂き、ヒアリング調査の結果や、学生が発見したペンションの魅力と、活性化の提案等を報告し、意見交換しました。
 学生にとり、観光まちづくりや環境と共生した地域社会のあり方を実践的に学ぶ場となるだけでなく、豊かで自分らしい人生を送る達人といえるペンションオーナー家族との交流を通じて、これからの生き方を考える、とても良い機会となりました。

ヒアリング調査の様子