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本学の学生が信濃育英会「明るい社会に貢献する奨学生」の奨学金授与式に出席しました

10月3日(土)に東京都杉並区の信濃育英会学生寮で、「平成27年度 明るい社会に貢献する奨学生」の奨学金授与式が行われました。

この奨学金は、ボランティア等の活動を通じて明るい社会に貢献している学生の、優れた取り組みに対して奨学金を給付する制度です。今年度は、個人部門は24名のうち9名、グループ部門は12件のうち5件が採用されました。
本学からは、企業情報学部3年の櫻井千寛さんおよび環境ツーリズム学部の里山再生学ゼミの活動が採用されました。

櫻井さんは、「小諸城」のかつての姿を3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)で復元し、地域の方々や子どもたちに伝える活動を行っています。授与式のスピーチでは、「奨学生として採用されたことを大変嬉しく思う。今後は小諸城だけではなく、長野県内の失われた文化財を復元したいと考えており、この活動を通じて地域の文化財の重要性をより多くの人々に伝えていきたい。」と話してくれました。

里山再生学ゼミは、東日本大震災の津波で被災した海岸防災林を再生するために、被災地で採取した種子から苗木を育て、植栽する活動(略称:たねぷろじぇくと)が高く評価されました。
代表として出席した環境ツーリズム学部4年の熊井沙緒理さんは、「いただいた奨学金は、これまで活動に携わった小学生や先輩たちを、来年実施する植樹祭に招待するために活用したい。そして、これからも植栽を継続し、被災地に豊かな森が広がるよう後輩たちに思いをつなげたい。」と話してくれました。

この奨学金について、本学は平成19年度から9年連続で採用されており、10名および1グループの採用者を輩出しています。