「大学生等海外インターンシップ支援事業報告会（長野県実施）」に参加した学生2名が中島副知事に参加報告を行いました

　長野県が2016年度から始めた県内企業の海外事業所における海外インターンシップ支援事業※1に参加した環境ツーリズム学部3年の伊藤将人さんと環境ツーリズム学部1年の大嶋智仁さんが11月8日、長野県庁を訪れ、中島恵理副知事に参加報告を行いました。

　野村ユニソン株式会社の台湾事業所（台湾野村股份有限公司）で実習した伊藤さんは、「将来、海外での勤務も入れ始めた時期にこのような事業が行われ、参加を決めました。長野県内には世界レベルの技術を持った企業がたくさんあることは知っていましたが、現地に行って体験し、レベルの高さを肌で感じることができて良かったです。今後、もっと海外に視野を拡げていきたいです。」と報告しました。
　
　株式会社南信精機製作所の中国事業所（翔南精機（東莞）有限公司 ）で実習した大嶋さんは、「1年生からこのような機会を与えていただき、感謝しています。中国語の勉強を始めたばかりの時期に中国へ行くことに不安がありましたが、現地スタッフの方に親切な対応をしていただき、安心して実習に臨むことができました。語学力が不足する部分はジェスチャーで何とかしましたが、今後の学修の課題が分かり、良い機会となりました。今後は中国語力の向上に力を入れ、充実した大学生活を送りたいと思います。」と報告しました。
　
　中島恵理副知事は、「長野県内の企業の情報や魅力を学生の皆さんに知っていただく良い機会になったので、今後もこの事業は実施していきたい。学生の皆さんの意見も参考にしながら長野県の魅力をもっと発信できるような施策を考え、実施したい。」とコメントされました。

※1
県内企業の海外事業所におけるｲﾝﾀｰﾝｼｯﾌﾟに参加する県内大学・短期大学の学生に対し、その経費の一部を支援するもの。
[支援額]海外への渡航及び滞在に要する経費　1人20万円以内（航空費、海外交通費・宿泊費、海外障害保険料等）
今年度実施されたこの事業には信州大学の学生6名と本学学生2名が参加しました。