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信州デジタルコモンズプロジェクトの実践がアーバンデータチャレンジ2017ベスト地域拠点賞を受賞

アーバンデータチャレンジ2017(主催:一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会、以下UDC, UDC2017)で、長野大学の「信州デジタルコモンズプロジェクト」(代表:前川道博企業情報学部教授、前川道博ゼミナール等が参加)が参画した長野ブロックが「ベスト地域拠点賞」を受賞しました。UDCは、地域の課題解決を目的として国内の地方自治体・大学・市民活動等が地域データの活用などの実践活動を表彰するコミュニティ形成型コンテストです。

UDC2017長野ブロックにおいては、長野大学が中心となって連続開催した「デジタルアーキビスト養成講座」、企業情報学部前川課題発見ゼミナールⅡ「Excellent Ueda」、蓼科高校と連携した「蓼科学アーカイブ」(ICTを活用した高校生の地域学習)、企業情報学部前川道博ゼミナールによる「みんなでつくる『信州デジタルコモンズ』試作版」構築等を実践してきました。UDC2017長野ブロックではその他、県立長野図書館による「Wikipedia Lib」、長野市豊野地区住民自治協議会による「とよのいいとこマップ」、高遠ぶらり制作委員会による「地域林業の歴史を古地図とデータで紐解く」が実施されました。ベスト地域拠点賞は、全国40ブロックの中でも長野ブロックが地域内での連携・実践が特に優れていると評価されて贈られたものです。

長野ブロックがベスト地域拠点賞を受賞したことにより、UDC2018においては長野県を会場として全国の地域拠点が一同に集まる中間シンポジウムを開催します。長野大学の「信州デジタルコモンズプロジェクト」は引き続き、地域貢献活動を実践して地域の課題解決のニーズに応えていく計画です。


主催者側から賞状を受け取る

UDC2017ファイナル(2018/2/23開催)でベスト地域拠点賞を受賞(受け手は高遠ぶらり制作委員会の諸田和幸氏)

長野大学信州デジタルコモンズプロジェクト「みんなでつくる『信州デジタルコモンズ』」

鹿教湯温泉斎藤ホテルの土蔵前

★取り組み1「デジタルアーキビスト養成講座」
2017年7~9月、5回に渡り講座を実施。実習では鹿教湯温泉・斎藤ホテルの土蔵をフィールドに古い資料を発掘する実習を実施。スマホ活用によりデジタルアーカイブを作成した。

長野県鉱物標本を高校生たちが調べている様子

★取り組み2「蓼科学アーカイブ」
長野県蓼科高校の「蓼科学」で、保科百助の「長野県鉱物標本」などのデータを生徒たちが調べ、「蓼科学アーカイブ」を制作した。

学生が古い資料を撮影している作業風景

★取り組み3「Excellent Ueda」(企業情報学部1年前川課題発見ゼミナールⅡ)
地域「上田」のExcellentな地域資源に着目し、地域の課題発見に取り組んだ。地域の方々とも連携をし、歴史資料や地域資源を記録し地域理解に役立てるためのアーカイブづくりを行った。

デジタルコモンズの概念図

★取り組み4「みんなでつくる『信州デジタルコモンズ』」(企業情報学部/前川道博ゼミナール)
「地域デジタルコモンズ」の概念設計とコモンズサイトの制作実践。ゼミメンバーが地域情報を収集し、地域アーカイブサイトに蓄積する活動を実施。クラウドサービスの環境を合わせて構築した。