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【社会福祉学部】越田ゼミの学生が長野大学夢チャレンジ制度を活用してシニア世代の暮らしや健康に関する調査の中間報告を行いました

 社会福祉学部の越田専門ゼミナールの学生が、公民館活動に参加しているシニア世代の方々を対象に、暮らしや健康に関する調査を実施しました。回収率は70%をこえ、200名以上の方に回答をいただきました。
 調査内容は、公民会やシニア大学での学びや社会参加のこと、移動の問題や特殊詐欺、虐待、困った時に助けてもらいたこと、自分が他の人にできることなどについても触れています。この調査票の作成時には、上田市福祉部高齢者介護課のみなさまにもご協力をいただきました。
 この取り組みは、学生の夢の実現を資金面でバックアップする本学独自の制度「夢チャレンジ制度」にも採用され、生活実態やニーズを知るための調査方法を学びながら、実際の声を地域や行政に届け、地域に貢献したいという目標をもって取り組んでいます。
 質問紙調査の実施後の7月下旬には、大学の教室でシニアの方と学生による第1回意見交換会を開催しました。そして、秋の大学祭では、集計結果の中間報告とあわせて、展示会場に来てくださった方々と第2回目の意見交換会を開催しました。結果の数値を見比べ、学生の考察についてこういう点でみたらどうなるのか、自分だったらどうかなど、様々な意見や助言を得ました。
 今後は、最終分析をすすめ報告書の作成に取り組む予定です。また、来年の2月上旬には、上田市中央公民館で結果を報告し、第3回意見交換会を計画しています。
 シニア世代の方々と一緒に報告書をつくりあげることができればよいと思っています。

学生の声

① アンケート結果の掲示を見ながら、上田市の地域のつながりについてや、大学生と地域の方の関わりについて話すことができました。上田市で生活をしていくには車が必要という話から、シニア世代の方が利用したい時に使用可能な公共交通機関の充実が必要だと考えました。また、近隣関係を深めることは、災害時や困りごとが起きたときに大切だということを改めて感じました。シニア世代の方と関われる機会はあまりないので、私にとって貴重な時間となりました。

② 実際にアンケート上だけではわからないリアルな声を聞くことが出来ました。また、アンケートを見て、意見交換をすることであらたに調べてみたいことも発見することが出来ました。ただ、希望や要望を伝えるだけでなく、実際に現状と一致して、個人の意見ではなく地域の意見をまとめることの必要性についても学ぶことが出来ました。