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【社会福祉学部】上田千曲高等学校で連携授業「障害の理解」を実施しました

 6月26日と7月3日に、本学社会福祉学部伊藤英一教授の専門ゼミナールの学生が長野県上田千曲高等学校生活福祉科3年生に向けて手話の体験講座を行いました。上田千曲高校生活福祉科と本学社会福祉学部は、大学生が実習体験や大学での学びを紹介する連携授業を2014年から毎年実施してきました。今年度は同校3年生の「障害の理解」という単元を、障害のある学生が自身の障害について理解を深めてもらうことを主眼に実施しました。

 6月26日には聴覚に障害のある2名を含む5名の学生が同校を訪れ、日常生活で使用する簡単な手話を覚えるところから授業をスタートしました。50分と短い時間ではありましたが、自分の名前と「ありがとう」や「こんにちは」などの簡単なあいさつなどを高校生同士で練習しながら覚えていきました。

 7月3日には、前回の復習の後、歌謡曲「世界で一つだけの花」を手話で表現するための授業を実施。1フレーズことに大学生が手本を見せて、その後に高校生が続きました。曲に合わせて手話を行う必要があり、高校生には難しい内容でしたが、授業終了後、「みんなが知っている曲だったので楽しんで手話を覚えることができました」「歌の中にたくさんの単語が出てくるので、1曲覚えるとできる手話も増えて嬉しくなりました」などの感想が聞かれました。また、授業を担当した障害のある学生は、「今回の授業をきっかけに、障害についても理解してもらいたい」と話していました。
 
 手話講座は今回で終了ですが、今後も障害の理解に関する連携授業が続く予定です。

授業の様子

授業の様子

指文字を教える学生たち

指文字を教える学生たち