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【環境ツーリズム学部】英国で地域協働のまちづくり研修を実施しました

 環境ツーリズム学部の松下ゼミでは、英国で地域協働のまちづくり研修を9月 上旬より約1週かけて実施しました。この研修は、まちづくりNPOのグラウンド ワーク三島(専務理事:渡辺豊博・都留文科大学特任教授)が主催したもので、 同じく協働のまちづくりを専攻する都留文科大学の渡辺ゼミの学生8名ととも に、本学の学生4名が参加しました。研修内容は、地域再生や観光まちづくりを テーマに、地域の多様な主体による持続可能なまちづくりの取り組みについて学ぶものです。

 研修前半では、英国最大規模のパートナーシップによる地域再生を推進する 「グラウンドワークUK」の最高責任者や英国全土の農村部の地域づくりを支援す る「プランケット財団」の担当者による講義、地域づくりに主体的に関わるオッ クスフォード近郊の農村集落の方々との意見交換会、旧産炭地の産業遺産である 運河を活かした環境保全活動体験、英国の田園地域のグリーンツーリズム体験などをおこないました。

 研修後半ではロンドンに研修地を移し、地域社会の活性化や若者の社会参画を 図ることを目的に、自転車の普及活動や都心部の荒廃地を農的環境に変える活動 をおこなう複数の社会的企業の活動現場で、それぞれの若手経営者との意見交換 をおこないました。また、ロンドン都心の大規模都市公園にて、英国最大規模の 環境保全団体「TCV」の主催するプログラムに参加し、地域ボランティアの方々とともに公園の生態系保全活動も体験しました。

 こうした多岐にわたるまちづくりの現場体験をとおして、参加学生たちにとっては、社会の価値観を市民が築き上げていく英国の市民社会のあり様に大きな刺 激を受けたようです。この研修は、来年度も実施する予定です。