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【環境ツーリズム学部】地産地消ゼミナールが「きき醤油ワークショップ」を開催しました

 1月19日、環境ツーリズム学部 地産地消ゼミナールが、地域と学生をむすぶ拠点「ネットワークハウス縁舎」で「きき醤油」ワークショップを行いました。地域の方と学生合計20名が参加しました。

 地産地消ゼミナールの里山チームでは、昨年からNPO法人食と農のまちづくりネットワークと連携して、「麹からつくるはじめての醤油づくり」を行ってきました。地域には昔から、味噌や醤油を仕込む時の、麹を出すのに使っていた、麹室(こうじむろ)とよばれる建物が各地区にのこっています。しかし、今では自家で醤油を作る人も、麹室を使う人もいなくなってしまいました。そこで、地域の人と若い世代が一緒になって、麹からつくる体験をしながら、麹室も復活させて行こうと、塩田産の無農薬大豆、米を材料にして、手作り醤油をつくりました。

 麹室には3泊4日で交替で泊まり、夜も温度管理をしますが、麹室にはみんなが集まれる和室もあり、ゆっくり交流を深めるよい時間になりました。京都の綾部で「農ある自給暮らし」を学んできた、水谷さんにご指導いただき、日に当てて熟成をうながす方法で約10ヶ月ほど管理し、絞り士の方に来ていただいて、醤油を搾りました。

 今回は、その手作り醤油と、市販のものなど10種類の醤油を、名称を明かさないで、食べ比べてみて、違いを、匂い、色、あじなど五感で感じてみるワークショップを行いました。やはり、大豆のよい香りとまろやかな味で後味もよく、一番おいしかったのが手作り醤油でした。食べ比べてみることによって、素材の良さがよくわかり、地産地消の豊かさを再認識ることができました。

麹室の様子

麹室の様子

麹つくりの様子

麹つくりの様子

手作り醤油、市販のものなど準備した10種類の醤油

手作り醤油、市販のものなど準備した10種類の醤油

きき醤油の様子

きき醤油の様子