企業情報学部の学生が「コスメティクスと肌・顔 研究会」で研究成果を発表

2014年10月3日(金)，独立行政法人 産業技術総合研究所 臨海副都心センターにて日本色彩学会 コスメティクスと肌・顔 研究会が開催されました。この研究会では全国の大学や企業から著名な研究者が多数集まり，会場を埋め尽くすほどの盛況でした。当日の学会では本学の学生も会場から多くの質問を受け活発な議論がなされました。

本学からは，企業情報学部2年生の北澤紗英さんと祢津明澄さんが参加して，日頃のゼミの研究成果を発表しました。北澤さんと祢津さんは，企業情報学部の田中法博ゼミナールで，それぞれ肌の画像計測技術，全方位照明環境の計測技術の開発を行っています．

２名の学生は企業情報学部の「次世代3DCGプロジェクト」，「デジタルコスメプロジェクト」で活動しています。

祢津明澄 田中法博 望月宏祐

肌の色の見え方は周囲の照明の影響を大きく受ける．そこで実際のシーン照明下の情報を用いて人間の肌をCG再現するために，その照明環境を簡易的に分光計測する手法を提案する．

北澤紗英　田中法博　望月宏祐

人の顔部分に注目し，肌の色に加えて陰影，光沢などの肌の状態を計測するための手法を提案する．今回は，人の顔を対象とした肌の光反射特性計測装置を試作した．