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企業情報学部の学生が日本色彩学会 画像色彩研究会で研究成果を発表

当日の参加者

当日の参加者

企業情報学部の学生がゼミで開発したソフトウェア技術を発表

企業情報学部 2年生の 櫻井千寛 さんと 祢津明澄 さんが、ゼミで開発したソフトウェア技術を、国立新美術館で開催された日本色彩学会画像色彩研究会で発表しました。


このページの目次


発表概要

2015年3月1日(日)に国立新美術館(東京都港区六本木)で、日本色彩学会画像色彩研究会が開催されました。
今回の研究会の主なテーマは「芸術作品の色彩」ということもあり、研究会当日は、全国の大学や企業から各分野の第一線で活躍する研究者が多数参加しました。

本学からは、企業情報学部2年生の櫻井千寛さんと祢津明澄さんが参加して、日頃のゼミの研究成果を発表しました。2名の学生は、独自に開発したソフトウェアとともに日頃の研究成果を大勢の参加者の前で発表しました。

2名の学生の研究成果は、企業情報学部 田中法博ゼミナールで進められている「次世代3DCGプロジェクト」から出されたものです。

発表内容

研究成果を発表する学生

研究成果を発表する学生

研究成果を発表する学生

研究成果を発表する学生

◆建造物のデジタルアーカイブの一手法
 櫻井千寛,田中法博,望月宏祐,瀧澤結貴,山本遼太郎(長野大学)

実際の建造物をデジタルアーカイブしたうえで,その中を自由に歩き回れるようなシステムを開発する.建物の形状計測はレーザ距離計を用いて実測し3次元的な情報として構築する.内装や外装のテクスチャ情報は画像計測に基づいて行う.建造物や内部の備品などのデータ量を削減するために計測データから最小限の形状データとテクスチャ情報を獲得し,そこからコンピュータグラフィックス(CG) 化する手法を提案する.最終的には長野大学キャンパスをCG再現し,リアルタイムで動き回れるようにする.

◆人の肌のCG再現のためのシーン照明計測に関する一手法
 祢津明澄,田中法博,望月宏祐(長野大学)

分光的な光反射モデルと分光的なImage Based Lighting (IBL)に基づいて,実シーン照明下で見える人の肌をコンピュータグラフィックス(CG)再現する手法を提案する.まず人の肌の反射特性を反射モデルで記述する.そして,その反射モデルに基づいた肌の反
射特性の計測手法を述べた上で,そこから実際の人間の肌の反射特性を定量化する.つぎに肌をCG再現するためのシーン照明を計測する手法について述べる.本研究の結果は,肌の反射特性の推定結果,分光分布の推定結果等をグラフで示すとともに推定した光源情報を用いた人の顔のCG再現結果として示す.