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「雪害からの農業再生ボランティア」を開始しました

上田市内でも今年2月の大雪により、農業用ビニールハウスの倒壊など甚大な被害が出ました。農業者の高齢化によるマンパワー不足という地域の課題を受け止めて、長野大学の学生たちが地域の農業復興支援のボランティアを開始しました。

2014年2月は、全国的に記録的な豪雪となり、県内でも交通の途絶や農業被害などが相次ぎました。被害に遭われたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。
例年は雪の少ない上田市も、数十年ぶりの大雪となり、農業用ハウスに大きな被害が出ています。復旧に向けた公的支援が検討されていますが、農業者の高齢化が進むなかで、資金面だけでなく、人力の支援も必要な状況にあります。
このような状況の中、上田市丸子農産物直売加工センター「あさつゆ」の担当者から「大学生にボランティアを募れないだろうか」との相談がありました。この呼びかけに応え、環境ツーリズム学部の学生10名ほどがボランティアに志願し、3月12日(水)、5名の学生と1名の教員で、第1回のボランティア活動を行いました。

雪で倒壊したハウスの解体の様子

雪で倒壊したハウスの解体の様子

雪で倒壊したハウスの再建の様子

雪で倒壊したハウスの再建の様子

「現場では、細かい指示までは出さないから、自分で仕事をみつけて、自分から動いていくんだよ」という直売所の組合長さんの言葉に、学生たちは真剣なまなざしで向き合い、作業に向かいました。
大人数での作業のなか、他の人にぶつからないように移動する、長いパイプを人やハウスにひっかけずに運び出す、リレーで部品を受け渡すなど、現場では、さまざまな気配りや臨機応変な動きが必要です。学生たちも、地域の方々に交じって、しっかり動いていました。
このボランティア活動は、大学生が自分で考え動く力(自主性)を養い、真剣に仕事をすることで自分も周囲も活気づけられることを学ぶ、良い機会になったように思います。
次回は3月19日(水)に実施予定です。