グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > ニュース&トピックス  > 企業情報学部1年生が「信州上田の商品企画」を地元に提案

企業情報学部1年生が「信州上田の商品企画」を地元に提案

発表会の様子

商品企画「真田幸村の甲冑をイメージしたパーカー」試作品を披露している様子

学生たちが信州上田の商品企画を提案

長野大学企業情報学部では学生が地域や企業の活動に貢献できる学びを進めています。このたびは、前川道博課題発見ゼミナールIIを受講する1年生20名が取り組んだ「信州上田の商品企画」の成果を披露し、発表会にご参加いただいた地域・企業の皆様との意見交換を通じて、学生発案の「商品企画」が信州上田の活性化に役立つか、商品化は可能かを探りました。


発表会の概要

学生のまち上田 長野大学企業情報学部学生による「信州上田の商品企画」発表会
【日時】2月13日(水)14:00~16:00
【会場】上田商工会議所
【主催】長野大学企業情報学部前川道博ゼミ(課題発見ゼミナールII)
【協賛】長野大学企業情報学部

「信州上田の商品企画」は、9月末から約4ヶ月間にわたり、ゼミナールの受講生20名が取り組んで来た地域活性化の研究課題です。昨年12/20、ゼミナールを地域の皆様に公開する形で中間発表会を行いました。今回はその際に地域の方々からいただいたアンケート評価、アドバイスなどを踏まえ、さらに企画のブラッシュアップと試作を行って、商品の企画を商品化に近づける段階まで進め、発表しました。発表会には上田市、上田商工会議所、市内企業、信州大学繊維学部SVBLなどから20名ほどのご参加をいただきました。

学生の提案:信州上田の商品企画

1班の商品企画「真田十勇士饅頭」
12月の中間発表会では、饅頭のセット商品では売れないので、売れるための工夫が必要とのアドバイスがありました。これに対してはセット商品の他、バラ売り(饅頭またはそれ以外のもの(例:おやき)もし、真田十勇士に関連した特典・付加価値を加えることを提案しました。商品化の可能性を探るため、上田市原町商店街の千野菓子店さんにヒアリングをし、高額でも買ってもらえる特典を計画すること、イベントへの出店販売の可能性を探りました。

2班の商品企画「きん茶クッキー」
今回の発表に向けては、「きん茶クッキー」の「桑の葉クッキー」と「上田紬の巾着」を試作しました。桑の葉クッキーを試作評価するため、メンバーは信州大学繊維学部SVBLを訪れ、桑の葉の入ったお菓子「くわりんとう」を商品化した「桑まるごと活用塾」の学生たちと意見交換する中から商品化の課題をさらに明らかにし、桑の葉を粉砕したパウダーをもらい受けて、数回に渡る試作評価を行いました。さらに藤本つむぎ工房のご協力により、巾着にする上田紬の生地で巾着を試作しました。発表当日は試食もしていただき、「おいしい」と評判でした。

3班の商品企画「上田産蕎麦粉を使った蕎麦ピザ」
3班は当初企画した「六文銭弁当」「蕎麦ピザ」「ソバーガー」の3案から「蕎麦ピザ」に絞り込み、試作改善を進めました。信州上田の蕎麦をアピールするため、生地には信州上田産の蕎麦粉を使い、上田市御嶽堂の永井さんの農場で取れた蕎麦粉、上田市上塩尻の「信州イゲタ味噌醸造蔵元 原商店」の香り豊かな味噌「等糀」(上田産大豆100%)を使いました。蕎麦ピザの試作では6パターンを試し、「野沢菜とたくあんの蕎麦ピザ」が最も美味しいことがわかりました。今後は味の改良を図り、商品化の方向を探っていきます。

4班の商品企画「真田幸村の甲冑をイメージしたパーカー」
12月の中間発表会では、生産コストが高く採算の合わない商品になること、オリジナリティのさらなる追求が必要であるとの意見があり、4班は商品化に向けての検討をさらに進めてきました。真田グッズを企画販売している株式会社ティーアイジー(真田雁丸屋)社長の塚田泰裕さんからも貴重なアドバイスをいただきました。その結果、一般向けの甲冑パーカー、コスプレ感を高めた甲冑パーカーの2パターンでの商品化計画を進めていくこととなりました。発表会ではパーカーの試作品を披露しました。

4班の商品企画「繭繭CLUB」
「繭繭CLUB」は蚕都上田にちなみ、郷土の昆虫食「蛹の蚕」に着目をした食べ物の提案です。12月の中間発表会で本物の蚕の蛹を食べて見ることを勧められ「蚕の蛹」がどのようなものなのかを試作により検証しました。蛹を食材として試作をするため、岡谷市の宮坂製糸所から本物の蚕の蛹をいただきました。試作では「から揚げ」「天ぷら」「炊き込みご飯」「トーストへの佃煮のトッピング」を試し、トーストと佃煮の組み合わせが最もうまくいくことがわかりました。今後は蛹の調理法をさらに研究し、目標の商品に近づけていくことが課題です。

当日の意見交換と今後に向けて

商品企画の発表後、ご参加いただいた地域の皆様と学生との間で、それぞれの企画商品は本当に商品化できるか、どう商品化すると地域の活性化に役立つかなどについてざっくばらんに意見交換しました。また、評価アンケートも実施し、今後の改善につなげていくこととしました。

商品化は一朝一夕になし得るものではなく、商品化に向けての地道な努力が必要です。今後は、企画が本当に商品化されることを目指し、地域の皆様と商品化の可能性を探っていきます。

学生たちの商品企画を実施していくに当たり、上田の多くの皆様にご協力いただき、また、多くの暖かい励ましをいただきましたことに深く感謝いたします。また、商品化のオファーはいつでもお待ちしております。

(お問い合わせなどは 前川道博(企業情報学部教授)へ
 TEL:090-2270-5074、メール:maekawa◆nagano.ac.jp ◆は@に変えてください)