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長野大学ノートテイカー養成講座(初級)を開催しました

5月18日(土)に長野大学ノートテイカー養成講座を学内で開催しました。
本学には聴覚に障害のある学生が2名在籍しており、授業の情報保障の一環としてノートテイク支援を実施しています。そして支援者であるノートテイカーを養成するために年に2回の養成講座を行っており、今回の初級編は合計15名の学生が受講しました。
講師には静岡福祉大学の学長であり、ノートテイク支援の先駆者である太田晴康先生をお招きし、障害者を取り巻く状況や情報保障の必要性、ノートテイクの基礎について学んだ後、実践練習を行いました。
テイクに対するイメージについて、受講者からは、「難しそう」という声が多く聞かれましたが、先生の講義を受けながら少しずつ上達していく様子が伺えました。

1日の講座を終えて、「障害について改めて考え直すことができ、支援したいという気持ちが強くなった。」「ノートテイクは話の要点をつかむ力や、それを要約する力が必要だと分かり、受講して良かったと思った。タイピングなども練習して自分のスキルを向上させたい。」「概念だけではなく、実践方法や工夫できることなどを聞くことができて良かった。早速、家で練習したいと思う。」という受講者の感想を聞くことができました。
受講者のみなさんが、これからノートテイカーとして活躍することに期待しています。

※ノートテイクとは…主に聴覚に障害のある学生の「耳の代わり」となり、教員や他の学生が話す内容などの音声情報を手書きやパソコン入力によって視覚化して伝えることで、授業の情報を保障する手段。