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【環境ツーリズム学部】南木曽町の近代化遺産の観光まちづくりへの活用調査に参加

 長野県南木曽町には、読書(よみかき)発電所、桃介橋といった重要文化財に指定された我が国の近代化を支え続けている土木施設や、中央西線廃線跡等の鉄道遺産が豊富に存在しています。
 11月19日、12月2日の2日間、本学環境ツーリズム学部の観光まちづくり演習の受講生、および景観まちづくりゼミナール鉄道・駅活用チームの学生は、南木曽町教育委員会やNPO土木・環境しなの技術支援センター(理事長:小西純一信州大学名誉教授)と連携して、鉄道を跨ぐ農業用水橋として建設された久保洞水路橋および鉄道遺産、町内の観光資源の調査を行いました。
 この橋は、明治42年に築造された3連アーチ橋で、築造から110年たった今も現役で機能するとともに、長い時間によって形成された風格ある景観が魅力を放っていました。
 町教育委員会において今後の文化財指定の可能性を探っていきたいとの意向に対し、今後、これらの地域資源を活かした観光コースや周辺環境整備等に関する提案を学生が行っていく予定です。

専門家から石造アーチ橋の構造について
レクチャーを受ける学生

廃線敷からみた久保洞水路橋の景観調査をする学生
国内に唯一現存するとされる石造の多連跨線水路アーチ橋の観光活用について研究予定

南木曽町教育委員会や専門家との合同会議で
説明を受け、意見交換を実施

 南木曽町には、観光まちづくりで歴史的町並み保存を実現し、重要伝統的建造物群制度の先駆けとなった妻籠宿があります。「妻籠を愛する会」の理事に、まちづくりの経緯や外国人観光客が大幅に増えた要因についてレクチャーを受けるとともに、実際に街並みを視察したり、地域住民のお話をお聴きするなどし、「観光まちづくり」のひとつのモデルをじっくりとフィールドワークしました。

歴史的建物を活かしたカフェの中で、「妻籠を愛する会」役員から、街並み保存やまちづくりに関して学ぶ

妻籠宿の街並みを視察し、地元のファッション店舗経営者からヒアリング