社会福祉学部4年の道田久美子さんが国際ソロプチミスト日本中央ベンチャーリジョン第13回学生援護賞リジョン賞次点に輝き、5月20日（土）に愛知県名古屋市のキャッスルプラザで表彰式が行われました。
学生援護賞は、生活環境と自己の向上を図るため、さらに上級の教育を目指して努力する障害のある学生に贈られる賞です。
道田さんは大学の専門ゼミナールで、聴覚障害学生のための授業における情報保障手段としての音声認識システムについて研究しています。
また、手話サークルでは副部長を務め、聴覚に障害がある自身の経験を生かして、健聴者と聴覚障害者が交流しながら手話を学ぶ活動を行うなど、サークル運営にも携わってきました。
現在は、社会福祉士の資格を取得して福祉職に就くことを目標に、福祉やコミュニケーションのとり方について学んでいます。
授賞式のスピーチでは、将来は障害当事者でもある支援者として、障害者が幸せに暮らせるような、バリアフリーな社会環境の構築に貢献していきたいと語ってくれました。