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ノートテイカー養成講座を開催しました

本学には聴覚に障害のある学生が在籍しており、授業の情報保障の一環としてノートテイク(※)支援を実施しています。ノートテイクの実践者であるノートテイカーを養成するために、本学では年に2回の養成講座を行っており、5月13日(土)に実施したノートテイカー養成講座(初級編)では、学生と地域の方の合計32名が受講しました。

講師には静岡福祉大学の学長であり、ノートテイク支援の先駆者である太田晴康先生をお招きし、情報保障の必要性やノートテイクの基礎について学んだ後、実践練習を行いました。実際にテイクをしてみて、受講者からは、「難しい」といった声が多く聞かれましたが、講義を受けながら、少しずつ上達していく様子が伺えました。

1日の講座を終えて、「障害のある方に対して自分ができることは何かということを知ることができ、とてもやりがいがある活動だと感じた。これからテイカーとして頑張っていきたい。」「情報保障の必要性について学ぶことができた。自分の技術をさらに向上させて、利用学生の助けになるように頑張りたい。」といった受講者の感想を聞くことができました。

これから、受講者のみなさんがノートテイカーとして活躍することを期待しています。

(※)ノートテイク…聴覚に障害のある学生の「耳の代わり」となり、教員や他の学生が話す内容などの音声情報を手書きやパソコン入力によって視覚化し、要約して伝えることで情報を保障する手段。