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企業情報学部・森ゼミナール「企業イノベーションプロジェクト(2年生~4年生)」(14)を展開しています。

企業情報学部・森俊也ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト(企業を革新するプロジェクト)」と題し、さまざまな業界・企業の新たなコンセプトをデザインし、そのコンセプトをもとに新たな商品をデザインしています。

「業界・企業」は、化粧品、アパレル、流通、家電、ゲーム、文具、銀行、外食、飲料、スポーツ用品、製薬など 「デザイン」は、コンセプトから、商品・店舗・空間・サービスまでおよびます。

商品デザイン例
●住宅メーカーの商品デザイン(住宅メーカーS社のペットと暮らす住宅)
●医薬・製薬メーカーの商品デザイン(医薬・製薬O社の健康を意識したコクのある調味料)
●アパレルメーカーの商品デザイン(アパレルU社の魅せる服)
●ゲームメーカーの商品デザイン(ゲームB社の成長するゲーム)
●ビールメーカーの商品デザイン(飲んだ後に上質な気持ちよさを感じるビール)
●文具メーカーの商品デザイン(文具K社のコミュニケーションを促進する文具)

店舗・空間デザイン例
●コンビニの店舗デザイン(コンビニS社のターゲット層を絞り込んだ新店舗)
●スーパーの店舗デザイン(スーパーD社の宝探しができる店舗)
●家電小売の店舗デザイン(家電K社の自宅にこの家電があった場合を想定できる店)
●プロ野球球団の球場デザイン(プロ野球G社の一生涯楽しむことができる球場)

サービスデザイン例
●金融・銀行のサービスデザイン(N銀行の一般商品と金融商品を融合させたサービス)
●家電小売のサービスデザイン(家電K社の生活にフィットした商品の提案サービス)

2014年度の森ゼミナールでは、以下のようなステップで進め、イノベーションを生む出す論理をゼミ生なりに組立て、それをもとにそれぞれの業界・企業のイノベーションについて考えていきます。

序)スタートアッププロジェクト:地域にある流通小売V社の今後のイノベーションを考えよ!
0)マーケティング論、戦略論、イノベーション論を学習し、イノベーションを生み出す論理を考える
1)焦点をあてる企業の経営・事業、業界、顧客に関する「情報」の分析
2)同社の経営・ビジネス上の課題の特定
3)経営・ビジネスの方向性の検討
4)方向性を踏まえた「コンセプト」の「デザイン」
   ・「顧客にして欲しい思い」が定義できているか
   ・製品・サービスが続々と開発されるのか
   ・従業員が触発され、一丸となることができるか
   ・ライバルとの違いが明確か
5)コンセプトを踏まえた「商品」の「デザイン」


今年も多くの人が集う大所帯のゼミとなりました。まずは自己紹介から。

いよいよ今年もプロジェクトがスタートしました。

スタートアッププロジェクト:地域にある流通小売V社のイノベーションを考えよ!

今年度のスタートアッププロジェクトは流通小売のV社のイノベーションについて考えます。

ある目玉の商品を安くしても、他のスーパーとのちがいが・・・・。なかなか難儀な問題解決となりそうです。

GW明けのコンペ大会での報告・発表を目指します。今後、どのようなスーパーを目指すべきか、お客様にどのような価値を提供しなければならないのか、必死に考える必要がありそうです。

愉快な面々の自己紹介でスタートした2014年度の森ゼミナール。企業の問題解決というのは、どのようなものなのか!?具体的にイメージし、今後どのようなことを意識しながらプロジェクトを進める必要があるのか!?これらを目的とし、森ゼミナールのスタートアッププロジェクトを決行しました!

森プロジェクト研究 スタートプロジェクト:森ゼミ生はどのような解を考えるのか!

【状況・場面設定】
 長野県を含む中部圏を中心に事業を展開するスーパーV社。あなた方はそのスーパーの運営責任者である。多くのスーパーがひしめき合う長野県に攻勢をしかけるべく、「総力祭」を実施した。その目玉は、O社(知名度があまりない)の「焼きプリン78円」。これでお客さんのつかみはOKと安心していた。
 ところが、同じ日の広告を見ると、総合スーパーI社は、な、なんと、同じ商品をお一人様1個無料プレゼント。また、同じ日の広告を見ると、これまた仰天、ドラックストアA社の広告では、業界最大手M社の「焼きプリン78円」と掲載。
 このままであれば、攻勢どころか、誰も買いにきてくれないかも。どうしよう!あなた方だったら、どうする?!再来週のゼミまでに結論をだしてほしい!

【検討するに際して】
〇制限時間は、再来週ゼミナール開始時間までです。
〇皆で協力し、一定の結論(品物、サービス、お店等)を出してください。
〇GW明けのゼミナールにてその結果について発表して頂きます。
〇この問題をなぜ考えなければならないのか、これまでこの企業は何を大事にしてきたのか、これからこの企業は何を重視すべきなのか、考案するものは本当に相手に響くのか等を考えながら進めてください。
〇GW明けが楽しみです。健闘を祈ります。

これまでのスーパーの取り組みについて整理しています。

スーパーにおける新しい価値とは、より相手の立場になって考えます。

真剣のなかにも笑みがこぼれます!

これまでのスーパーを踏まえての「誰かに響く新しい価値」。難しい!!

考えるうえでは事前の情報収集が欠かせません。アリサチームの内山君のノートから

ようやくこの日がやってきました。コンペの基準はご覧の3項目。

第1チームの中嶋さん。スーパー各社の時間ごと、曜日ごとの顧客の特徴を説明します。

第2チームの大久保さん。スーパーの課題を探るべく現状において大切にしている点を明らかにします。

第2チームリーダーの蒲原君。課題を克服するコンセプトの提案です。

第2チームの篠原君。コンセプトを踏まえての新サービス。

篠原君が、具体的な商品の提案を実演を交えながら説明します。

第3チームの林さん。V社はその企業「らしさ」が表現できていないという問題点があるとのことです。

第3チームリーダーの川又さん。小売全般を展開するV社ならではの〇〇フェアの展開についての説明です。在庫等を出さない工夫も…

第4チームは、スーパーとコンビニを合わせてシナジーを実現することを提案。全員で考えてきました。

第5チームリーダーの月原さん。それぞれの業態ごとに顧客のニーズは大きく異なることを説明します。

第5チームの塩野入さん。長野県はどうも海に弱い。日本海沿いに展開するスーパーだけにそれを生かした展開を…

第6チームリーダーの小関さん。新たな方向性としてお客様が自発的に行きたい場所を考えました。懐かしさについて発見できる場の提案です。

第7チームの方さん。スーパーとはそもそもどんなところかを考えます。

第7チームの内山さん。V社の由来を出発点にこれからについて考えます。リーダーの西澤さんとともにいいコンビネーションでした。

第8チームリーダーの栗田さん。ある相手を考えて夜間の事業運営について提案します。

第8チームの成田さん。質疑の中では根拠・理由も含めて報告します。

厳正なる審査の結果…。第5チームの勝利。全8チームともGWの中、全力で検討しました。コンペ終了後、企業の問題解決をこれから展開していく際のポイントを確認しました。さまざま考えるスタートアッププロジェクトとなりました。

スタートアッププロジェクト後、すぐにチームを再編成し、イノベーションのための論理を考えるべくテキストを通読します。

こちらは篠原君率いる「シノカーズ」。それぞれが思い思いのチーム名を設定し、チームごとに頑張っています!

スタートアッププロジェクトを終えて、イノベーションに関する文献を各チームで読みこなしています。企業の問題解決をしていくうえでは理論学習がとても大切です。

小関チームの検討の様子。中嶋さんが全体の意見をまとめます。

こちらは窪田チーム。西澤さんが出てくる意見をまとめます。

「企業イノベーションに向けた論理」の発表会(2014年7月14日~)

いよいよ半年の集大成、発表会が始まりました。

森ゼミナールでは、企業イノベーションプロジェクトと題し、さまざまな業界・企業の問題解決活動を展開しています。

このような業界・企業の多くが成熟期にあり、これまでのような品質や機能、価格といった製品の視点ではなく、顧客にどういった思いをして欲しいのかという顧客の視点から物事を考えていくことが極めて重要となります。

このような視点に立ち、企業が顧客をどのようにとらえ、これまでにない新しいイノベーションを創出していくのかについて考えてきました。

イノベーションや企業の戦略に関する理論研究を行い、その理論を踏まえながら、実在企業の取組について検討してきました。こういった理論研究および事例研究に基づいて、森ゼミ生なりにイノベーションを創出する論理(筋道)を考えていくことになります。

このイノベーションを創出する論理の構築に向けて、森ゼミでは6グループにわに別れて検討を進めてきました。このような理論研究や事例研究の成果を発表する機会として、コンペ形式で発表会を行い、日ごろの頑張りをたたえ合いました。

以下が発表会の写真です。

ツッキーチーム。スポーツメーカーN社、A社では、ありたい姿の定義が異なることを説明しています。

カメラメーカーF社を考察したシノカズチーム。同社のこれまでの事業力・企業力をいかした多角化について説明しています。

質問やコメントも各チームより寄せられました。

ジュンペイチームは全員体制。とてもまとまりの良い(みなの知恵を結集した)報告になりました。

ジュンペイチームは、メガネJ社の環境適合について報告します。2009年以降の整理がしっかりとなされていました。

それではお待ちかねの結果発表ですが・・・2人の報告大会長から

ジュンペイチームの勝利!本当に高水準の戦いでした。

おさしチームは要点をわかりやすく解説します。

おさしチームは、家電大手S社。同社の性能へのこだわりとネックの解消について説明します。

かわって、ショウタチームは、ポイントを絞って筋道を中心に報告します。

ショウタチームが焦点を当てたのは、トイレ・陶器メーカーのT社。同社のある顧客に焦点をあてた展開について解説します。

三番手は、ツバサチーム。聴衆者の立場にたった顧客適合の説明です。

玩具メーカーB社の超合金の展開について、丁寧に回答します。

厳正なる審査の結果・・・・

ショウタチームの勝利。拮抗したいい勝負となりました。チームリーダーとともに頑張った2年生。これからの思う存分頑張ってください。