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環境ツーリズム学部地産地消ゼミナールの学生が企画した連続講座「里山で暮そう!」が行われました

古民家での様子

里山拠点の古民家での様子

9月8日(日)長野大学環境ツーリズム学部地産地消ゼミナールの学生が企画した 連続講座「里山で暮そう!」が行われました。

山田地区は、現在休耕地化が進んでいますが、森林と急斜面の農地が連なり、昔から里山農業の行われて来た豊かな地域です。地産地消ゼミナールは、この山田地区で、福島で里山農業を営んでいた被災農家を受け入れ支援しているNPO食と農のまちづくりネットワークと協同して、休耕地を再生し、里山暮らしを復活させる活動に取り組んでいます。

今回の講座は「里山で暮そう!」講座の第一回目「薬草のある暮らし」と題して、学生たちが企画しました。山田地区は昔から、朝鮮人参や、地黄、葛、甘茶、どくだみなどが生育して来た地域でもあり、また、食べられる野草や山菜、きのこも豊富です。「医食同源」といいますが、それぞれの草に特徴や薬効があります。そうした昔からの知恵を良く知り、活用する事で健康に暮らせる里山の魅力を復活させるのが講座の目的です。

講師には、チベットの医学暦法学大学メンツィカンを卒業し、外国人としてはじめてチベット医(アムチ)となった小川康先生と、関西でとても人気のある漢方医三谷和男先生をお呼びし、地域の方々ととっこ館でお話を聞いた後、実際の里山で草を採取し、学生たちが修繕した里山拠点の古民家で薬草を煎じて飲んだりと、とても貴重な体験ができました。

連続講座は、これから、竹林整備と竹の農業活用や、昔から使われて来たエゴマの搾油、休耕地を再生したたんぼの稲刈りなどが予定されています。お楽しみに。

薬草を採取

薬草を採取

薬草を手に取って

薬草を手に取って