11月19日、上田養護学校において社会福祉学部の杉浦徹先生と学生が、肢体不自由や自閉症の子どもたちのコミュニケーションを支援に活用する「音声再生装置(VOCA)」50個を手作りしてプレゼントしました。
VOCAは、話し言葉のない児童や生徒が、事前に先生や家族などに発声したい言葉を録音しておいてもらい、ボタンを押したり、外付けのスイッチを操作したりすることで、メッセージが再生され、周囲とコミュニケーションをとれるようにするというものです。
市販されているものに安価なものは少なく、学校において、十分な数のVOCAが指導に活用されているとは言い難い現状があります。杉浦先生が講義の中でVOCAの紹介をする際に、そうした教育現場の現状も紹介したところ、数名の学生が集まりVOCAの作成が始まりました。
今回は100円ショップで材料を活用し、10秒間録音できる装置を800円ほどで50個完成させました。
作成に関わった社会福祉学部2年の原照貴さんは「VOCAが特別なものではなく、鉛筆や消しゴムと同じように教室に当たり前にあるものになると良い」と話し、同学部2年の中山諒さんは「VOCAを作ることで、障害のある子どもの教育の幅が広がるお手伝いができて嬉しい」と話してくれました
VOCAは、話し言葉のない児童や生徒が、事前に先生や家族などに発声したい言葉を録音しておいてもらい、ボタンを押したり、外付けのスイッチを操作したりすることで、メッセージが再生され、周囲とコミュニケーションをとれるようにするというものです。
市販されているものに安価なものは少なく、学校において、十分な数のVOCAが指導に活用されているとは言い難い現状があります。杉浦先生が講義の中でVOCAの紹介をする際に、そうした教育現場の現状も紹介したところ、数名の学生が集まりVOCAの作成が始まりました。
今回は100円ショップで材料を活用し、10秒間録音できる装置を800円ほどで50個完成させました。
作成に関わった社会福祉学部2年の原照貴さんは「VOCAが特別なものではなく、鉛筆や消しゴムと同じように教室に当たり前にあるものになると良い」と話し、同学部2年の中山諒さんは「VOCAを作ることで、障害のある子どもの教育の幅が広がるお手伝いができて嬉しい」と話してくれました