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ホーム  > ニュース&トピックス  > 長野大学地域公開イベント「虫男爵からの挑戦状 ~昆虫採集~」を開催しました

長野大学地域公開イベント「虫男爵からの挑戦状 ~昆虫採集~」を開催しました

 7月26日、「AUN長野大学恵みの森」で環境ツーリズム学部高橋一秋准教授が率いる里山再生学ゼミの学生が企画・運営した「昆虫採集」が開催されました。イベントには、地元の小学生等37名・保護者24名・長野大学生20名からなる、総勢81名が参加し、昆虫採集を楽しみながら昆虫と森との関わりについて学びました。

 今回の「昆虫採集」は、地域公開イベント「森博士教室」(小学生対象)の一環で、今年の12月に開催される「堆肥づくり」(カブトムシの産卵場所づくり)と合わせて参加した子ども達には、「森博士」の資格が与えられます。「森博士」とは、昆虫採集を楽しめる森づくりに関する知識を身につけた子ども達に与えられる長野大学独自の資格です。

 イベントが始まると、虫男爵に扮した学生が登場し、昆虫に関するクイズが出題されました。挑戦を受けた子ども達はクイズに答えながら、カブトムシやクワガタムシについて楽しみながら学ぶことができました。

 続いて、4~6名のグループに分かれて、学生リーダーとともに森に移動しました。森の中では、幹から樹液を出させるために行っている「樹皮剥ぎ」の作業について学生から説明を受けたあとに、実際に樹液に集まる昆虫を観察し、昆虫採集を楽しみました。また、昨年12月に開催された地域イベント「堆肥づくり」で作った「堆肥場」では、学生から「堆肥場を利用するカブトムシの生態」についての説明がありました。その後、実際に「堆肥場」の中を掘り返してみたところ、カブトムシを発見。子ども達は、捕まえたカブトムシを嬉しそうに虫カゴに入れていました。森の中は、子ども達の歓声と笑顔で溢れていました。

 最後に、教室に戻り、今回、森で見つけた昆虫について虫男爵が解説をし、昆虫採集の成果を確認しました。また、「森博士教室」、学生が作った紙芝居「カブトムシと堆肥場」を見て、堆肥場で暮らすカブトムシの一生について学びました。子ども達にとって今回のイベントは、昆虫と森とのつながりについて楽しみながら学ぶことができた夏休みの最高の思い出になったことでしょう。

虫男爵から出題されるクイズに答える参加者

虫男爵から出題されるクイズに答える参加者

虫男爵と小学生

虫男爵と小学生

捕まえたカブトムシを観察する参加者

捕まえたカブトムシを観察する参加者

堆肥場でカブトムシを発見

堆肥場でカブトムシを発見