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企業情報学部の学生が開発したシステムで明治期の文化遺産「十二の鷹」をCG再現(東京国立近代美術館で展示)

「十二の鷹」のCG

明治26年(1893年)に発表された鈴木長吉作「十二の鷹」のCG再現結果(田中法博ゼミ提供)

企業情報学部の学生がゼミで開発したシステムで明治時代の文化遺産「十二の鷹」をCG再現

企業情報学部3年 松田宗さん,吉岡勇我さん,市川拓磨さんらが明治26年(1893年)に発表された鈴木長吉の「十二の鷹」を,企業情報学部の学生が独自に開発したシステムでCG再現しました.
その成果は,東京国立近代美術館 工芸館で開催された「クローズアップ工芸」展で展示されました.


概要

東京国立近代美術館での計測の様子

東京国立近代美術館で「十二の鷹」の一つを計測する企業情報学部 松田さん

企業情報学部3年の 松田宗さん,吉岡勇我さん,市川拓磨さんらは,東京国立近代美術館(東京都千代田区)に所蔵されている明治時代の文化遺産「十二の鷹」をデジタルアーカイブ(コンピュータ上にデジタルデータとして記録)し,その情報を元に同文化財をCG再現しました.

この3名の学生は,企業情報学部で進められている「次世代3DCGプロジェクト」(田中法博ゼミ)の中で,文化財のデジタルアーカイブやデジタル復元の研究を行っています.今回の活動は,そのゼミの成果となります.

「十二の鷹」の再現CGと同システムは,東京国立近代美術館 工芸館で開催されている「クローズアップ工芸」展で同システムととともに2013年12月7日(土)-8日(日)の二日間展示されました.

この活動は,2013年12月6日 信濃毎日新聞ワイド版に掲載されました.



鈴木長吉作「十二の鷹」明治26年(1893年)

計測中の「十二の鷹」

レーザー計測されている「十二の鷹」の一つ.

「十二の鷹」とは,明治期の金工家である鈴木長吉(1848-1919)が制作した12羽の鷹の置物であり,青銅の地に金,銀,赤銅,朧銀による象嵌、鋳造したものです.
1893(明治26)年に開催されたシカゴ万国博覧会に出品されました.

文化財計測の様子等(東京国立近代美術館 工芸館にて)

東京国立近代美術館 工芸館の前

今回の参加メンバー左から,吉岡勇我さん,松田宋さん,望月宏祐さん,田中法博教授(東京国立近代美術館 工芸館にて)

工芸館 展示室の様子

展示室で「十二の鷹」を計測している様子

工芸館 展示室の様子

展示室で「十二の鷹」を計測している様子(吉岡さん,田中教授,松田さん)

展示室にて

展示室で鷹の資料と松田さん

展示室での計測の様子

展示室での計測の様子(吉岡さん,望月さん,松田さん)