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企業情報学部学生がサッポロビール株式会社へ提案

長野大学企業情報学部・森俊也ゼミナールの学生は、企業のイノベーションプロジェクトと題し、私達にとって身近な業界・企業の課題発見・問題解決活動に取り組んでいます。今年度、森課題発見ゼミでは、「サッポロビール株式会社」に焦点をあて、顧客環境やライバル環境、さらには同社の状況などをふまえながら、同社の経営戦略やソリューションを考えてきました。この度、学生と同社経営戦略部との連絡調整の上、それらを報告・提言するということになり、企業情報学部の5名の学生と森俊也教授が訪問し、報告・提言するという運びとなりました。

報告前の緊張の一瞬。

サッポロビール経営戦略部の皆様へ提言中。

サッポロビール株式会社の課題発見・問題解決とその提案

サッポロビール株式会社・岩田経営戦略部長によるご挨拶。

企業情報学部・森教授によるプロジェクトの概要説明とお礼。

業界の概要やサッポロの位置、サッポロの主要な課題を報告しています。

サッポロの問題を克服するコンセプトと商品を提案。緊張の一瞬です!

双方が自分の企業として必死に考えています。

真剣な眼差しで聞いてくださっています。

今年度の森課題発見ゼミナール(1年生ゼミ)では、1)私達にとって「ビールや飲料」はとても身近であること、2)この業界の経営環境は大きく変化し、所属する企業の経営や戦略は大きな転換点に立たされているということ、3)業界における立場(業界の3位・4位)などから、「ビール業界・サッポロビール株式会社」に焦点を当てイノベーションプロジェクトを展開してきました。同社の生死を左右するような課題を特定し、その課題を解決するコンセプト(戦略)を策定し、実際にソリューション(商品)を考えてきました。

これらのソリューション等を実際にサッポロビールに提案したいとの思いから、何度か先方の経営戦略部の方と連絡をとり、この度、サッポロビール株式会社(東京都渋谷区恵比寿)に訪問し、プレゼンテーションをするということになりました。

平成20年11月14日に、企業情報学部の宮下朋也さん、小林隼さん、星龍之介さん、宮澤弘史さん、山田俊介さんの5名の学生と、森俊也教授が訪問し、プレゼンテーションを行いました。

ここではまず、顧客やライバルの環境を踏まえ、同社の主たる課題・問題を明らかにしました。業界のリーダー企業は「顧客にしてほしい思い・表情・表現」をもとにした戦略・コンセプトが策定されているにもかかわらず同社はそのような視点で策定されていなかったこと、また同社は、顧客への思いではなく、品質・原材料の良さをコンセプトにしていたこと、さらに同社は、継続的に新しい商品を出しながらも他社からすぐに追いつかれてしまっていたこと、などです。

これらの同社の課題・問題を明らかにした上で、森ゼミ生は、今後の同社のコンセプトとして『のどと生活にたまらない潤いを!』を提言し、ビールジャンルごとの商品<「麦潤」(ビール)、「豊」(発泡酒)、「恵」(第3のビール)>を提案しました。

この会合には、岩田義浩様(サッポロビール株式会社・経営戦略部長)、塩谷泰文様(同社経営戦略部事業戦略グループリーダー)、小松克哉様(同社経営戦略部シニアマネージャー)、赤羽尊弘様(同社経営戦略部マネージャー)、鈴木雄一様(同社経営戦略部課長代理)の5名の方に参加頂き、報告・提案後、様々な角度よりコメントを頂戴しました。その中では、「顧客にして欲しい思い」を踏まえたこの度のコンセプトについて一定の評価を頂くとともに、サッポロのこれまでのこだわり、サッポロらしさをさらに追究してもらいたいという課題も頂戴しました。

このような一連の活動を通して、学生は自身の成長を実感するとともに、学生からは以下のような感想がでてきました。

それぞれの方より貴重かつ建設的なコメントを頂戴しました。

しっかりメモをとり、今後の対策について考えています。

双方に意見を出し合って、今後の方向について真剣に議論しています。

自分たちがこれまで温めてきた「思い」を説明しています。

サッポロビールへの報告・提案を終えて(学生の感想)

●ゼミ時間以外も多くの時間を費やし、実際に企業、しかもわれわれが身近に感じている企業に提案できるまでになりました。提案するまでには、苦労、不安、期待など様々な気持ちを味わいましたが、その分、いま達成感でいっぱいです(小林隼さん)。

●先方(サッポロビール株式会社)への連絡は、困難の連続でした。まずはお客様相談窓口から始まり、それから持ち株会社(ホールディングス)の経営戦略部の方、それから本社経営戦略部の方と、数回のやりとりの末、提案するに至りました。企業との接触は初めてでしたので、緊張の連続でしたし、またやり取りする際の文面、訪問の際の応対も含めて様々勉強になりました(宮下朋也さん)。

●自分たちは、コンセプトやソリューションの提案の際にも顧客のことやライバルのことを基礎におきながら考えてきましたが、先方の実情を踏まえると、事業としての実現可能性や、売上・利益にしっかりと結び付くのかなど様々なことを考慮しながら考えていかなければならないということを実感しました(宮澤弘史さん)。

●今後も企業のイノベーションプロジェクトを推進していくにあたり、実際に企業を動かすことができる提案をしていくことが必要だと実感しました。その意味では、その企業の歴史やこれまでの様々な取り組みなどをしっかりと踏まえ、解決策を探っていくことが必要ではないかと思いました(星龍之介さん)。

●先方の担当者は、もちろん自社のことなので、必死に向き合ってくれました。その意味では企業の経営や革新というのは、必死に、そして様々な従業員の意向やプロセスを考慮して進めていかなければならないと痛感しました(山田俊介さん)。

これまでのサッポロの取組みを踏まえて、今後のアプローチについて議論しています。

報告後、本社ビルにて。全員がやりきった表情。

報告後、「ビール記念館」にて。若干ホッとした表情!

新幹線にて。とっても安堵した表情!