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卒業生代表挨拶

企業情報学部 山田 俊介

 「充実した時間」というものは、時が経つのが実に早く感じます。四年間という限られた時間を日数で換算すると約千四百六十日。今でも鮮明に思い出すことができる楽しい思い出や笑い話・思い出の場所の数々。一方で、自分の立場について本気で悩む日も多々あり、自分の未熟さに悔しい思いをし、時には壁にぶつかり、その壁の大きさにうろたえていた自分がいたことも思い出します。

 「チャンスは人を変える。」尊敬する先輩から頂いたこの一言がきっかけとなり、私はオープンキャンパスの企画・運営を行うスタッフ活動に力を注ぐことを決めました。そして「自分はどこまでやれるのか」を試したいという一心もあり、百名を超すスタッフのリーダーを務めました。オープンキャンパスは、大学の将来を大きく左右させる行事でもあった為、判断と挑戦・葛藤が私に襲い掛かり、自分が出した指示や行動が本当に正しいことなのか不安に駆られ、後になって「こうしておけばよかった。」と帰宅後、部屋で後悔することもありました。普段は前向きな姿勢を見せる私でも、この時ばかりは気を落とし、食欲すら出ませんでした。しかし、それがしんどいと思うことは一度もありませんでした。「面倒くさい・やりたくない」と言いつつも、機転が効いて頼りになる人がいたり、何も考えていないようで、実は先の先の事まで考えているようなしっかり者がいたり、私を励ましてくれる学生支援課の職員や教員の方々、そして、忙しい中でもアドバイスをくれる広報入試課の方々。本当にたくさんの方に支えられたからこそ、潰れることなく自分を保つことができオープンキャンパスで高校生を迎えられました。

 そして、気持ちの浮き沈みが激しい私にとって、プライベートではいつも安らぎを提供してくれる仲間達。全てを笑いに変えてしまうお調子者がいたり、些細なことでも真剣になって話を聞いてくれる人がいたり・・・。他愛のないことで大はしゃぎし、ハイタッチを交わしたり、時には熱く語り、時には感動を分かち合ったり、時には険悪な雰囲気に陥ったり。そんな仲間達とたくさん遊び、たくさん笑い、たくさん悩み、たくさん呑み・・・。本当に様々な喜怒哀楽を共に過ごすことで掛け替えのない友情を手に入れることができました。

 そんな私達も今日で卒業を迎え、四月からは「社会」という新たな道へと足を運びます。きっと、学生時代に感じた重圧とは比べ物にならないほど大きな重圧と責任が私達に圧し掛かってくるでしょう。それでも私は前を向いて突き進みます。この長野大学で過ごした千四百六十日。幾度のチャンスが私を成長させてくれました。長野大学で培った、「自信と向上心」はこれからも大切に持ち続け、社会へと大きく羽ばたいていきたいと思います。

 最後となりますが、この四年間、本当にたくさんの人達に支えられ、成長させて頂き、今日という日を迎えられたことを心の底から本当に、本当に感謝いたします。

環境ツーリズム学部 羽田 桃香

 四年間の大学生活はあっという間に過ぎ、卒業を迎えようとしています。

 「地元を離れたい」「家から出たい」そんな思いで母親に黙って長野大学を受験した日、反対されないように入学金を納めてから親に報告した日を懐かしく思います。
 
 入学してからは、自分の知っている大学とのギャップや環境の変化についていくことがやっとでした。それでも何か活動したいと思い、生協学生委員会スタッフあんずに入り活動を続けてきました。
 
 あんずに入ったばかりの頃は、先輩達から何かを学ぶことはせず、私達は、「自分達が本当に必要なのか」という問いばかりしていました。しかし、あんずの企画の中でも大きい企画である「友一〇〇」の中心になったことをきっかけに、どんなレクをすれば新入生に楽しんでもらえるか、参加者に楽しんでもらうためにはどうするべきかを考えるようになりました。そして企画当日には、二百十四人の参加者が集まり、大きな達成感を感じることができました。

 自分の学年があがり後輩ができる度に、どんな話題でコミュニケーションを取ればいいのか、自分自身が教わったことを伝えていけるのか、そんな不安でいっぱいになっていました。そんな不安を持っていた私が、二年生の夏に副委員長になりました。委員長と試行錯誤しながら自分達のあんずを作ろうと奮闘したり、後輩達の成長に繋げようと企画を任せたりしたものの、自分達が求めるものと違い、一方的に怒ってしまうことや、やって欲しい事とやりたい事の違いでお互いの意見がぶつかり合うこともありました。ですが、今では本音を聞けるいい機会だったと感じています。

 また学業においても先輩からの影響は大きく、教職課程にも挑戦しました。「教師になりたい」という気持ちが無い私が教職を選んでいいのか、バイトと学業それに委員会、どれも辞めずに続けていけるのかと自問自答を繰り返しながら過ごしていました。
 
 四年になり、就職活動や教育実習を行いました。その分、あんずに関わることが少なくなり、後輩達がしっかり企画は出来ているのか、連携は取れているのかそんな心配ばかりしていました。しかし距離を置いてみると、自分達のあんずがあるように、後輩にも後輩のあんずがあるということに気づかされました。

 この四年間を振り返ってみると、あんずを中心とした大学生活であり、私の突拍子もない提案に賛同してくれる友人やスタッフ、そして先生がいました。入学した頃、「何も楽しくない」と思っていたことが嘘のように、今では「もう少し楽しみたい」と思っている自分がいます。これからは、あんずなどで経験したことを外でも活かしていけるように、進んでいこうと思います。

企業情報学部 櫻井 美月

 仲間と支え合い、笑いあった日々が今日で終わろうとしています。

 一年生の頃、友人たちが大学を辞めてしまい一人でいることが多かった私は、講義とバイトの繰り返しの単調な学生生活を送っていました。なんとなく毎日を過ごしていた私に「私のゼミに入らないか」と声をかけてくださったのが森俊也教授でした。

 ゼミでは教科書を基に経営の論理を組み立て、企業の課題を解決するためのコンセプトや新たな商品・サービスを考案してきました。

 私たち森ゼミ八期生は一つ上の先輩方のように秀でた人がいる訳でもなく、教科書の内容を理解するのにも一苦労で「今年は大丈夫だろうか」と心配されたこともありました。森先生も私たちの苦戦している姿を見て気が気ではなかったと思います。

 三年生の夏、前期に考えた論理の総まとめのプリントを先生が作ってきて下さった時がありました。本来は学生が作るものなのに、私たちのまとめた論理はめちゃくちゃで、見るに見かねた先生の気遣いからでした。その時の悔しさ、不甲斐なさと申し訳ない気持ちは、口に出さずとも誰もが感じていました。

 その思いが原動力となり、報告大会に向けた最後の作業では、一人でも納得がいかなければ一旦足を止め、粘り強く課題と向き合えるように変わりました。議論が深夜に及ぶことも少なくありませんでしたが、疲れや苛立ちを感じていても互いを否定することは無く、「こうすればもっと良くなる」と相手を尊重し、敬意を払う言葉が必ずありました。

 同じ苦悩を経験してきた仲間だからからこそ互いの痛みを分かち合い、支え合い、最後まで歩みを止めることなく進むことができました。そしてそれを温かく見守り、時に進むべき先を示して下さった森先生の存在が私たちを強くしてくださいました。

 仲間と一つのことを本気で成し遂げることの難しさ、楽しさ。互いを思いやる心。その大切さに気付かせて下さった皆様、本当に感謝しています。

環境ツーリズム学部 青木 卓也

 長野大学での学生生活も今日で終わろうとしています。

 今思うと私は、大学を舞台にしたドラマに憧れて何も考えずにこの大学に入学しました。

 しかし、現実はドラマのようなキャンパス・ライフではなく、入学当初は全てを周りの環境のせいにして、違う大学へ行けばよかった。就職すればよかったとも思っていました。

 そんな折に入ったボランティアサークルで、県からの委託のもと、不登校児自立支援を目的とした一週間のサマーキャンプを運営・企画まで学生だけで行いました。私は子供一人一人の気持ちを考える余裕はなく、失敗の連続でした。その中で子供達と真剣に向かい合い私のカバーもしてくれる尊敬できる先輩達に出会い、その出逢いがきっかけでオープンキャンパスなどの活動にも参加しはじめました。

 それが、私にとって忘れられない刺激的な出会いをすることになったのです。

 同じ学年でも、オープンキャンパスにおいて学部間の壁を無くそうと頑張っている人。持ち前の明るさと面倒見の良さで人と人を繋げてしまう人、真直ぐで熱い奴、大切さゆえにやたら悩む人・・・その他にも自分なりに頑張っているたくさん人達との出逢い。

 その一方で、数々の出会いの中で周りに対する劣等感や、焦燥感も募っていき、苦しい事もありました。

 そんな時に支えてくれたのは、いつも私のまわりにいてくれた仲間、こんな私を慕ってくれる後輩、一緒にバカをやってくれる学部の友達、職員さん、私をこの場に推薦してくださった安井教授の癒される可愛い笑顔。

 企画の運営や方向性について熱く語ったあの日、くだらない話で盛り上がった学食、昼間から飲んだアパート・・・一緒に笑い・時に悩み、励まし、励まされ・・・

 この四年間、私は周りからは多くの大切なモノをもらいました。

 入学当初は全てを周りのせいにしていた私は周りによって支えられ刺激され、気が付くと憧れていたドラマなんかより自分らしい最高の物語を造ることができました。

 そして今日という日を無事に迎えられたことを、心の底から感謝いたします。

社会福祉学部 阿部 ゆう子

 地元を離れ、一人長野の地に来てから早四年が経ちました。これから上手くやっていけるかと、期待と不安でいっぱいだったことを懐かしく思います。

 私は「福祉について学んでみたい」という漠然とした考えで長野大学に入学しました。しかし授業や実習を通して、漠然とした考えは「福祉の現場で働きたい、人の役に立つ仕事がしたい」というはっきりとした目標に変わっていきました。

 二年生でコース選択をする際、元々興味のあった子どもコースにするべきか、それとも現在の福祉ニーズに合わせて高齢者コースにするべきかで悩んでしまったことがありました。そんな時に「人は子どもから大人へと成長していく。どのコースを選んでも人が必ず通る道なのだから、絶対にこの分野だけと絞ってしまう必要はない」と教えていただいたことで、子どもコースで保育士資格取得を目指し、尚且つ社会福祉士資格取得も目指そうと思うことができました。

 四年生になり、本格的に社会福祉士国家試験に向けた対策講座などが始まってくると、両資格の勉強を並行して行うのは難しく、先に受験を控えている保育士の勉強に専念するようになっていきました。周りの学生が社会福祉士の勉強をしている中で保育士の勉強をするのは、置いて行かれてしまう不安が大きく、なかなか身が入らなかったのを覚えています。

 社会福祉士の勉強に専念できたのは、保育士試験が終わった八月からです。遅れをとった分人一倍頑張らなければいけないと焦っていた私の力になってくれたのは、勉強会の仲間でした。空き時間にはグループ学習室を借り、授業後は空き教室や学習センターにこもり、時には休日も学校に来て朝から晩まで一緒に勉強しました。わからないところは教え合い、共に悩み、共に励んでくれる友人のお陰で、最後まで諦めずに勉強することができました。試験前には頑張ろうで飲み会、試験後にもお疲れ様で飲み会と、騒ぐことが大好きな友人達ですが、私にとってかけがえのない大切な存在になりました。

 国家試験を受けるにあたって、友人達だけでなく、先生方、職員の方々、後輩達、そして家族と、たくさんの人達に支えられてきました。この感謝の気持ちを忘れず、これからは私がたくさんの人を支えていけるように、福祉の現場で精一杯頑張っていきたいと思います。

社会福祉学部 押鐘 俊幸

 「将来必ず福祉の仕事に就こう」そう考え長野大学社会福祉学部に入学することを決めました。元々、高校に福祉コースがあり大学は絶対福祉の大学を出ようと考え勉学に励んだあの日々を今でも鮮明に覚えています。何もかもが、希望で満ち溢れていた大学一年生。大学で福祉のことを学び始め、一年生の後期が終わろうとしていた時のことでした。自分が考えていた福祉とは違うのではないか、本当に福祉の仕事をやっていけるのか、毎日の授業を受けながら、葛藤の日々が始まりました。

 そして、二年生に上がろうとした時のことです。先生方、友人、家族誰一人相談せず、私は社会福祉士の資格課程を自ら降りていました。社会福祉学部にいる意味もわからずに、何を目指してこれから大学生活を過ごしていこう、そう考え始めると大学にいる意味もないのではないか・・・。そう考えるようになっていました。ある時、将来が不安になり就職をどうしようかと考えていた時、就職を支援して下さっているキャリアサポート課の存在を知り相談にいきました。

 今までの自分の不安、悩み、考え、全て吐き出しました。キャリアサポート課の方は、「社会福祉学部だからと言って無理に福祉の施設などに就職しなくていいよ。大事なのは自分が将来何をしたいのか。」今までの心のモヤモヤが一気に晴れた瞬間でした。そして、福祉の知識が福祉業界だけではなく社会全体に活かせることが出来るのではないだろうか。また、今まで学んだ福祉の知識やこれから大学生活で体験することなどを一般企業で活かすことが出来るのではないだろうか、と考えるようになりました。そこから、私は何事にも積極的に取り組むようになり、課外活動にも力を入れました。

 サッカー部の設立から部長を経験し、私達の世代でリーグ優勝を出来たことや、オープンキャンパススタッフとしても四年間長野大学のために仲間たちと全力を注いできました。四年間という長野大学での経験が私の就職活動を支えてくれました。

 その結果、就職氷河期を乗り越え、私の就職活動は計三社から内定を頂くことができ、私は今年の四月から日用品卸国内トップ企業の総合職として新しい人生を踏み出します。

 私が社会福祉学部で学んだ「人・命・健康」というキーワードを就職活動の軸として考え行動出来たのも長野大学社会福祉学部の四年間があったからこそだと考えます。

 大学四年間で学んだことを活かして、「人・社会に最大限の貢献をし続ける」というテーマでこれからの人生を歩もうと考えています。

 最後になりますが、私たち六人を含めた卒業生全員が、長野大学の学生として様々な活動を行い、自己を磨くことができたのも、ひとえに諸先生方や職員の皆様のお力添え、また陰ながら支えて下さった地域の皆様、そして家族のおかげです。

 支えて下さった皆様に、卒業生一同、改めてお礼申し上げます。

 そして、後輩の皆様と、長野大学の一層の発展をお祈り申し上げ、卒業生代表の言葉とさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。

 僕たちは長野大学が大好きです。